音戸でこういうイベントが開かれるっていうのは、いろんな書き込みで知ってはおりました。
キョーコさんも参加してるってのも知ってました。(今、密かにキョーコさんブームなのです。)
日曜といえども、家族が揃う時代は過ぎてしまったので今日はどうしようかなー。と思ってはおったんです。
でも、何かキッカケがないと、動けない・・
あ、そうだ。音戸に行くなら醤油のお金払いにいこー。
そして、じいちゃんの墓参りにもいこー。だいぶん、ご無沙汰じゃもんなー。
行く理由は出来た。ここまで来たら、行かねばならない理由になってる・・
さ、行くぞ
“有料ですけどいいですか”と駐車場のおじちゃんに言われましたが、いつもここに停めてるので、私の中ではえーんです。ってことで、昔、盆踊りをしてた場所です。
なにやら、夜には、キャンドルが灯るらしい。
えーじゃないですか。
ここでよく、たばこを買ってました。墓参りの前は、盆灯篭もここで買ってあがってました。今は、閉まったまんまなんやな。
今日はここから参戦だ。
ここに来るまででもイベントをしてたんだけど、先に墓参りだわ。。と思って今日はこの道、何十年ぶりだろーか。階段を上がることにした。
第一音戸大橋がこんな風に見えて、ここに住む人たちにはなくてはならない橋で、生活に密着してるのがよくわかる。
おぉぉぉぉ、懐かしい。小学校の頃の夏休みを思い出すこの路地。ここはなんでかよー通りよった。なんか、この通りは幼い頃から好きだった。
もう今は廃校になってしまった小学校。亡き父もここの卒業生。(尋常小学校の時代だけどね。)
第二音戸大橋も近い。こちらが出来て、通勤時間が短縮された人も多いと聞く。
日本一短い渡船。通称、音戸の渡し。
昔は水中翼船がそばを通るとハンパない波にあおられ、転覆しそうなことが何回かあった。(自分が乗ってて)
超、怖かった・・・衝突事故があって以来ここは徐行になったんだけどね。てか、水中翼船自体がもうないか・・
どこをどうとっても、この地の話をするときは懐かしい昔話になる。ここまで昔の話を知ってる人のほうが少なくなってるんだろーな。
じいちゃんのお墓に参り、草が覆い茂ってたので、花ばさみで切れるところは切って、今度は剪定ばさみ持参でこんといけんなー。オットとともに・・・と思いながら、クリエイターミックスの開催場所に移動します。
久しぶりにあの道を・・近道しちゃれーと
脇道に入ることにした。
ぎゃっ、マズい、、大雨の影響で通れない。
てか、玄関ギリやったねー。と知ってる方のお宅なので、びっくりしました。
思わず、ピンポン押そうかと思いましたもん。
ちょっと遠回りをして かつて音戸座があったこの道に。。
なつかしい、、なつかしすぎる。この道を走ってくだって
渋谷(しぶや)っていうお店に駄菓子を買いに行ったものです。
さて、どんな催しをしてるのかしら・・
つまみ細工っていうのかしら。ワークショップをしてたり。。
ノスタルジックな建物を見たり、
宮原製網さんの建物で
書の展示をしてたり。
ここは、かつて銀行だったんだよね。きっと・・
この金庫が物語ってるもん。
音戸の舟歌だわ。
すてき。
キョーコさんを探して、鰯浜方面に・・
おった、おった、、、
懸命に仕事をしたてので、ダンナさまにだけ声をかけてまた戻ります。ジツは息子と落ち合う約束をしていたので、あまり時間がありませんでした。
こちらは、いわしの大群を作ったオブジェっていうのかな。
手動でゆーくりまわすことができます。
水族館にあるいわしの群れと一緒です。なぜなら、ここは鰯浜。という地名ですから。
私が気になったのは、製網屋さんだけあって、とても年代物のミシンがおいてあったこと。しかも2台。そして、足踏み・・・
シンガーミシンでした。
記念に私も撮ってもらいました。動画で撮るとおもしろいですよ。と言われ、ちびこたちはお母さんに動画で撮ってもらってしまたがね。
帰りに、 イワヤコウボウさんの展示を見て帰りました。このお宅、確かにずいぶん前から空き家でした。
そこを借りての展示。
なかなか趣があってえーです。
Toshibaのロゴが懐かしすぎて、涙が出そうでした。
駐車場までの帰り道。子どもたちの中学校のときの美術の先生のお宅の前を通りながら、
とてもナイスな1枚が撮れました。ぴったりなお召し物。
短時間だったけど、盛りだくさん私は楽しめました。もっと早く出てくればよかったぁ。
今日の戦利品は
音戸の手ぬぐい。
一目ぼれ
第一と第二があるあたり。。
こういう文言もステキ。
高烏にもある清盛像もチラりと・・
これは、使ってはいけないものです。壁に飾る手ぬぐいです。
堪能しました。
帰りにちゃんと醤油屋さんによって、おばちゃんと昔話をたーんとして、今年の祭りには写真撮りにくるね。
と約束をして帰りました。
ここへくると、いまだに下の名前で呼ばれます。
この歳になって、そう呼ばれることもなく、なんか恥ずかしいわ。とおばちゃんに言うと、なにいいよんね。
昔からそういいよるじゃないねー。
と、生まれた頃からを知ってくれている貴重なおばちゃんです。
おばちゃんもおじちゃんも長生きしてほしい。心からそう思います。
今日は、昔を懐かしむ1日になりました。
日々に追われ、いろんなことに悲鳴を上げながら悶々と過ごしてることがよくわかった1日でした。
こういう癒され方もあるんだなぁ。と昔を振り返ることで、なんかホッとできるというか、温かなキモチになれて思い切って出てきてよかったと、思えた午後でした。