黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

さくらのつぶやき~判官

2007年10月17日 | Weblog
こんにちは、ワシ、さくらニャ。今やえらい勢いのバッシングやなぁ、あの一家。昨日はTBS系列の毎日放送の中のニュース番組で、けちょんけちょんに言われとった。そやけどそもそも一番あの一家もちあげとったんはTBSやないか。えらい手のひらかえすなぁ。いろんな芸能人のブログとかでも総攻撃やし。でも、もしかしたらそのうち、あの一家の肩もつ人間も出てくるニャよ。ほら、日本人て判官びいき好きやないか。…え?陸上で鉄の球ほりなげるんは…ソレは砲丸投げやし、プロレスやっとったんは…ハルク・ホーガン!は?ホーガンがわからんやて?もう、しゃあないなぁ。
判官ゆうのはそもそも昔の官職、つまりお仕事からきとるんよ。判官は検非違使庁の尉ゆうて、検非違使庁の中で三番目にエラい人。検非違使ゆうたらまぁ江戸時代でゆうたら町奉行になるんかな。その代代の検非違使の尉のうちでも一番のスーパースターが源九郎判官義経。そこらへんから段々判官殿とかゆうたら義経一人をさすようになったんやな。ところがその義経サン、お兄さんの頼朝とケンカしてとうとう最後は討ち死にしてまうンや。戦であんなに頑張ったのに、ずいぶんな仕打ちに皆が同情したんよ。その結果が、ケンカに勝ったハズの頼朝サンよりも数倍人気のある大スターになってしもた。コレを判官びいきちゅうんやな。
判官とかいてはんがんともほうがんともよむけど、ほうがんゆうたらやっぱり義経ちゅうことになるんかな。小栗判官とか映画のいれずみ判官とかもあるけど、この場合はどっちもはんがんて読むもんな。え?なんで猫がそんなことしっとるんかやて?そらかあちゃんの受け売りニャよ。

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