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TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

産地直送イタリアンダイニング ラ・クレアトゥーラ(吉祥寺)

2006-12-17 | パスタ

 「ボストン・レッドソックスに松坂が入団することが正式に決まったね。6年契約、出来高総額6000万ドルは《破格》だよ」

 「でもここに至るまでは長い交渉があったんだ。一時は決裂した、なんてスポーツ新聞が報じていたからね」

 「今回うまくまとまったのは、僕たちが『らん月』で松阪牛のすき焼きを食べたことも、微力ながら役に立っているんじゃない?」←実際は島根牛だったけどね…

 「1食2500円という、僕たちにとっては《破格》のランチを食べて応援したんだもの。あの時の思いがきっと松坂に伝わったんだよ」

 「ということで本日はまたまた、松阪牛を食べに吉祥寺に来たんだけど…」

 「『ステーキハウス サトウ』にね。ここは最高級の特選松阪牛を扱う肉屋さんの直営店なので、味は抜群&値段が安いから大人気なんだ。でも、いつもよりすごい行列! これはあきらめたほうがいいね」

 「このお客さんたちも、僕たちのように松坂を応援するために松阪牛を食べに来たのかなあ?」←まさか! それに前にも書いたように、松坂は「土偏」だし、松阪牛は「こざと偏」だし…

 「それはわからないけど…。そうだ、この近くに厳選素材を使っているイタリアンのお店があるらしいよ。今日のランチはそこにしようね」

(入店しました)

 「開店と同時に70席あるイスがどんどん埋まっていくね」

 「なにしろオリーブオイルや塩、粉などはイタリアから直送し、旬の食材は全国より厳選しているんだって。シェフはミラノで修業したそうだよ」

 「それでいて肩肘を張ったような堅苦しさがないのも、好感を呼ぶんだろうね。ささっ、《小エビと小帆立とツナとブロッコリーのクリームスパゲッティ》が現れたよ」

 「ゆで加減はアルデンテ。手打ちパスタだそうだけど、ソースとばっちりからんでおいしいや」

 「海鮮もたっぷり。そしてお店の手作りパンもいい感じだよ。これは満足できるね」

 「週替わりのパスタランチはクリームソースのほか、トマトソースとペペロンチーノを用意しているんだって。ほかの2種類も早めに《チャレンジ》しようね」

 「大リーグに《チャレンジ》する松坂とは、天と地ほどのスケールの開きがあるよ!」

 

小エビと小帆立とツナとブロッコリーのクリームスパゲッティ(パン、サラダ、ドリンク付き):1300円

http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000022639.html


和風イタリアン創作料理 ねこのしっぽ(水道橋/神保町)

2006-12-05 | パスタ

 「『ねこのしっぽ』? 妙な店名だね」

 「そう言えば、ねこって部位の慣用表現が多いよ。たとえば狭いことを表すねこの額とか、きまぐれな様子を示すねこの目とかさ」

 「ねこの首に鈴を付けるというのもあるね。でも、ねこのしっぽなんて慣用表現は聞いたことがないね。どんなお店なのだろう、のぞいてみようか」

 「ではこの階段を上がって…。いきなりねこがwelcomeだってさ」

 「かわいいねこだね。おいでおいで…。なあんだ、作り物だよ」

 「あたりまえでしょ! ほら、またいたよ」

 「入店前からすっかりねこモードだよ。ではドアを開けて…」

 「ランチのお客さんは7割以上が女性客だ! 『ねこ』+『イタリアン』+『創作料理』というキーワードは女性が好むからね。おっ、すぐにスープとサラダが運ばれてきたよ」

 「スープをズルル…。へえ、しっかりとした味だね。店名やランチの価格などからそれほど期待していなかったけど、これはおいしいや」

 「サラダもいけてる! たっぷりのキャベツ、レタス、サニーレタスにわかめが具材だね。その上にかかっているドレッシングがいい感じだよ」

 「さて本日のオーダー、《ハーブソーセージとキャベツ、白インゲンのトマトソース・スパゲティ》が運ばれてきた!」

 「おいしいねえ。そして学生街ならではのボリュームもご満悦だよ」

 「『よろしかったらどうぞ』、と差し出してくれた紙エプロンもうれしいね。トマトソースのパスタって、気をつけても服を汚していることがあるからね。以前、大事なプレゼンの前にナポリタンを白いシャツにつけてしまい、慌てて修正液をシャツに塗ったことを思い出したよ…」

 「白いシャツにオレンジの染みなんてみっともないからね…。ん? プレゼン? 大変だ、プレゼンが明日あるのに、なんの準備もしていなかったよ! こうなったら誰かに手伝ってもらわなくちゃ。もうポコビッチでもいいや!」

 「ねこの手も借りたいってこと? だったらごめんだよ!」

 

ハーブソーセージとキャベツ、白インゲンのトマトソース・スパゲティ:850円

http://www.g-gyao.jp/s/0002087336/top/


SCORPIONE STAZIONE(銀座)

2006-11-15 | パスタ

 「際コーポレーションのイタリアン・レストラン、『SCORPIONE  STAZIONE(スコルピオーネ・スタツィオーネ)』に来たよん!」

 「最近はポコビッチのパターンが分かってきたよ。昨日のブログの終わり方からして、たぶん今日はこのお店かなとは思っていたけど、その通りだったね。まったく単純な男だよ」

 「僕が単純だって!? そうかな、フフフ…。本日のブログの終わり方はいつもとはちょっと違うよ」

 「変に期待を持たせなくてもいいから! それよりも早くお店に入らなくちゃ。開店と同時に満員になりそうな勢いでお客さんが訪れているからね」

(入店しました)

 「店内はアンティークを配したシックな雰囲気だね。天井が高いから開放感がたっぷりだ。このお店も、いかにも際コーポレーションらしい、こじゃれた作りだよ」

 「バーカウンターやテラス席、そして螺旋階段を昇ると個室もあって、いろいろなお客のニーズに応えられそうだね。さて、オーダーをしたら、すぐにシーザーサラダ、フォカッチャ&パンが運ばれてきたよ」

 「サラダはいい味だね。そういえば、シーザーサラダって、ローマの武将であるジュリアス・シーザーが由来だと思っている人が多いけど、じつは違うんだよ」

 「えっ、そうなの? それは知らなかったなあ」

 「1920年代に、メキシコにあったシーザー・ホテルのオーナーがレシピを考案したのが、シーザーサラダの由来さ。このブログもたまにはいいことを言うよね!」←じつは昨日のテレビを見ていてたまたま知ったんだけど…

 「サラダもいいけど、このフォカッチャとパンはじつにおいしいね」

 「うん、たしかに。隣のテーブルに座った常連らしき人も、お店のスタッフに向かって『パンはうまいねえ。パスタはいまいちだったけど…』と誉めていたよ」

 「えっ、パスタはいまいち? ガッカリするようなことを言わないでほしいよ。これから食べるのにさ…」

 「どうなんだろう…。ほらっ、本日のパスタ《小エビと帆立小柱とドライトマトとブロッコリーのペペロンチーノ》が来たよ」

 「きれいなパスタだねえ。量もちょうどいいや」

 「ではパスタをくるくると巻いてから、パクッ…。うん、おいしいよ」

 「茹で加減もちょうどいいや。ん? ちょっと油が強いかな?」

 「食べ始めは気にならなかったけど、食べ終わる頃になってお皿の底にドロッとオリーブオイルが沈殿しているのを見たら、フォークを置いちゃったよ…」

 「でも、その油っぽいお口も、エスプレッソがサッパリさせてくれるよ」

 「胡麻のクッキーが付いて210円だってさ」

(お店を出ました)

 「パスタは油が多かったけど、まずはご満悦じゃない? パンもおいしかったし」

 「そうだね。野球で言えばストライクだね。おっと、ストライクで思い出したよ。今日は日本の野球界で画期的な出来事があったね」

 「松坂大輔との独占交渉権をレッドソックスが60億円で落札したことでしょ?」

 「そうだよ、松坂には自慢の速球で、アメリカ人の大リーガーをギュウっと言わせてほしいね。僕もますます好きになりそうだよ、やきゅうを…」

 「たしかにいつもとは違う終わり方だね。明日のランチのヒントが出ているようだけど、なにを食べに行くのかさっぱりわからないよ…」

 

本日のパスタ:1050円 エスプレッソ:210円

http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/a100084.html


さぼうる2(神保町)

2006-11-08 | パスタ

 「お店の前で、おじさんたちが行列を作っているよ」

 「なんでもナポリタンがおいしいんだってさ。では僕たちも正統派の喫茶店ナポリタンを食べに、レッツゴー!」

 「お客はほとんどが付近のサラリーマンやOLさんだ。学生街だけど、お昼時に学生さんは来ないんだね」

 「女性が注文を取りに来てくれたよ。でもなんだか愛想がよくないね。忙しすぎるからかな?

 「さあ、評判のナポリタンが来たよ」

 「麺が細いねえ。茹で時間を短くするために《カッペリーニ》を使っているのかな?」

 「トマトケチャップが強烈に感じられる味付けだ。そして学生街のお店らしく、麺の量もたっぷりだね」

 「量が多いのはうれしいけど、この味付けで食べ進めるのはちょっとなあ…」

 「ここは味を求めるというよりは、青春時代のノスタルジーを求めるためにやってくるお店なんじゃないの? せいしゅんじだいがぁ~、ゆぅめぇなぁんんてぇ~♪」

 「懐メロはいいから、半分以上残しているナポリタンを早く平らげてよね!」

 

ナポリタン:650円

http://gourmet.yahoo.co.jp/0000576036/P000924/


シュペールサンク(外苑前)

2006-10-30 | パスタ

 「えーと、とりあえず《タンカレー》をロックでっ!」

 「なにを言っているの、まだお昼時っ! 酒を飲むのは夜になってからだよ!」

 「目の前においしそうなお酒が並んでいると、つい飲みたくなるよね。ではオーダーは…」

 「Aの《魚貝のトマトソース スパゲッティー》にしようよ」

 「窓が広くて天井が高いから、開放感があるね。趣味のいい音楽も適度な音量で流れていて、ゆったり気分。ほらっ、スープとサラダが来たよ」 

 「このスープはおいしいねえ。胃のなかにスーッとやさしく入ってくるよ」

 「サラダもお皿ごと、キンキンに冷やされているね」

 

 「さあ、自家製パンといっしょにパスタの登場さ」

 「きれいなパスタだね。えび・いか・あさりがゴロゴロ入っているよ」

 「ゆで加減はアルデンテでお好み! うん、おいしい~」

 「コーヒーもついて1000円って、表参道エリアではすごいコストパーだね!」

 「日曜祝日はクリームスープやデザートもついて1500円だって。お値打ちのお店だねえ。ランチタイムを禁煙にしてくれたら、もっといいのに…」

 

魚貝のトマトソース スパゲティー:1000円

http://www.super5.jp/index.html