ポ 「なにか恨みでもあるの? 9月12日に訪れて悪印象を持った『月の雫・パレット店』に連れてくるなんて!」
ガ 「しかたないよ、この雨だもの。新宿駅から濡れずに行けるお店だからね」
ポ 「ふーん。おっ、入り口に立っているお兄さんが、『いらっしゃいませ~』と大声で迎えてくれるけど、同時に胸元のトランシーバーでセンターに連絡したり、顔はにこやかだけど目だけ笑っていなかったりで、少々不気味だね」
ガ 「チェーン居酒屋なんてそんなものだよ。でも6人用の個室が空いているんだって。よかったねえ」
(個室に到着)
ポ 「えっ、この4人でも狭そうなスペースに6人が座るの? えっ、びしょ濡れのスーツを掛けるハンガーもないの? もう帰ろうよ…」
ガ 「まあまあ。気に入らなかったら、ビールだけ飲んで、次の店に行こうよ」
ポ 「じゃあ、軽く小一時間だけね」
(4時間経過…)
ポ 「いやあ、すっかり酔っぱらったよ。話に夢中になってしまい、店を出そびれちゃった。それはそうと、比較的贅沢な作りの店構えに比べて、料理は…」
ガ 「この冷凍カキフライは、カキの歯ごたえがない、不思議な食べ物だったよ。写真はおいしそうに見えているけど…」

ポ 「《いかのゴロ焼き》もひどかったね。固形燃料が燃えつきても料理が少しも温まらず、燃料を追加したけどダメ。結局、食べられるようになるまで合計3個も固形燃料を使ったんだよ。いったいどうなっているんだろうね?」

ガ 「でも、そのあとは注文していない焼き鳥やおくらのピリ辛山椒揚げなんかを次々持ってきてくれたよね。いいところもあるんだよ。どれもあまりおいしくなかったけど…」
ポ 「しっ! あれはお詫びの品じゃなくて、スタッフが個室を間違え、頼んでいないものを勝手に置いていっただけなの!」
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