TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

おいしいランチ

2006-12-25 | Weblog

 「今日は悲しいお知らせをしなくちゃならないよ。ではガブリエルさん、どうぞ…」

 「じつは僕たちはある国から日本に送り込まれたスパイなんだ。でも肝心の諜報活動をせずに、食べ歩きばかりしていることが本国の上層部にバレてしまい、強制的に連れ戻されることになったというわけさ…」

 「まったく残念だよ。まだまだお伝えしたいお店がたっぷりあったのに…。まあ、ほとぼりが冷めた頃にまた日本に戻ってくるつもりだから、そのときはリニューアルした『TOKYOご満悦ランチ』をお届けするからね!」

 「さあ、ランチを食べたら成田空港に急ぐよ。じゃあ、みんな元気でね!」


酒蔵 升亀本店(神田)

2006-12-21 | 定食・食堂

 「どんなもんじゃい!」

 「亀田興毅がランダエタを3-0の大差判定で退け、初防衛に成功したね」

 「スタイルを変えたのがよかったのかな。フットワークも軽快だったよ」

 「これでますます、亀田には期待できるなあ…」

 「そのフリからすると、今日のランチは神田のガード下にある『酒蔵 升亀(ますかめ)』で、激ウマのカキフライを食べるんだねっ!」

(お店に入りました)

 「相変わらずお客さんでぎっしりだ。こんなに席数があるのに、満席を保っているんだから人気のほどが伺えるね」

 「昼から酒を飲む人は2階席に案内されるようだよ。では、僕たちも2階へ…」

 「一人で行っといで! 昨晩も忘年会、今晩も忘年会でよくそんなセリフが出るね」

 「もちろん冗談だよ…。いや~、昨晩の飲み会はすごかったね。まだ頭が痛いや」

 「そんな絶不調でも揚げ物を食べられるのは、ある意味すごいよ。《二日酔いの世界チャンピオン》になれるね」

 「えっ、世界チャンピオン? 相手選手が格下ばかりだったら、世界チャンピオンになれるかも…。さあ、カキフライ定食が来たよ!」

 「ここのカキフライは本当においしいね! 居酒屋カキフライの、まさに王道だよ。毎年、寒い季節になると、『升亀のカキフライが食べられるな~』と楽しみになるもの…」

 「大粒のカキフライ、ポテトサラダ、胡麻ドレの千切りキャベツ、ごはん、味噌汁、なめこおろし、おしんこ、昆布の佃煮がついて680円だよ。交通費をかけても、ぜひ神田に来いっちゅーこっちゃ!」

 「亀田はもういいよ!」

 

カキフライ定食(ごはん少なめ):680円

http://www.masukame.jp/flame1/flame1.html


てんぷら石原(外苑前)

2006-12-20 | 天ぷら・天丼

 「オサレなてんぷら屋さんだねえ。ジャズがいい感じで流れているよ」

 「ガラスで厨房と客席を仕切っているのも、油の匂いを遮ってくれるうれしい《配慮》だね」

 「だけどみそ椀が別料金、ってのはちょっと解せないんじゃない? お店の女性に『みそ椀はお付けしますか?』と訊かれたときは、言っている意味がすぐに理解できなかったもの。天丼にみそ椀はセットでしょ!?」

 「どうやら、《だし》、《豆腐》、《味噌》などに、いろいろなこだわりがあるようだよ」

 「そうなのか! それだけ手間をかけ、上質の素材を用いているのなら、別料金になっても仕方がないのだろうね」

 「さて…。天丼とみそ椀が到着~!」

 「まずは天丼から…。タネはいか、えび、小えびの掻き揚げが各1だね。胡麻油の香ばしさが堪らないよ」

 「続いてみそ椀をズズ~。うん、たしかにおいしいね…」

 「そう? 僕には他店との差異がよくわからないよ。どのようにおいしいの?」

 「まあ、なんというか…。いずれにしても、こだわりが感じられるよ!」

 「おやっ、このお店に対する評価がずいぶん甘いねえ! もしかして身内だったりするの?」

 「まさか。身内ではないよん。なんでそんなことを言うの?」

 

天丼:840円 味噌椀:157円

http://r.gnavi.co.jp/g959100/


大陸食堂 萬里(有楽町)

2006-12-19 | ラーメン

 「まったく許せないよね。日興コーディアルグループの粉飾決算は!」

 「有価証券報告書に188億円の利益を水増し計上していた件でしょ。もしかしたら、上場廃止になるかもしれないんだって」

 「ほら、見てごらんよ。日興CGの株価はストップ安で値がつかない状況だよ。僕は日興CGの株を持っているから、今回の件では文句があるんだ。ちょっと話をしてくるから、ガブリエルはお店の前で待っていて!」

 「ひとりで大丈夫?」

 「ああ!」

 「(ポコビッチは短気なところがあるから、心配だよ…)」

(日興コーディアル証券本社に単身、乗り込みました)

 「あのぉ、すみません…。口座管理料を払い忘れていました…。3150円ですね…。はい、次回からはすぐに振り込みますので…」

(本社を出ました)

 「どうだったの? 文句を伝えてきたの?」

 「あたりまえだよ! さてと、ランチはこのビルの地下で食べようね。いろいろあるけど、この『大陸食堂 萬里』にでもしようか」

(入店しました)

 「セットものがお得だねえ。では五目そばとミニ炒飯で決まりだよ」

 「『萬里』は大手町でも店舗を出していて、そこの炒飯はなかなかいけているんだ。ここはどうかな?」

 「あっ、セットが来たよ。なかなかおいしそうじゃない!?」

 「まずは五目そばのスープをズズズ…。いい味だねえ。塩気がちょうどいいや。野菜もたっぷりでうれしいね」

 「では、お次はミニ炒飯だよ。どれどれ…」

 「んっ! これは作り置きっぽいよ!」

 「油分が口にヌラヌラと残るね。ジャーに長時間入れておくと、こんな炒飯になるよ」

 「大手町店はおいしいのに、残念だなあ。炒飯とは、こーでぃあるべきじゃないよね!」

 「まだ文句を言いたりないの?」

 

五目そばとミニ炒飯セット:1000円

http://r.gnavi.co.jp/g136908/


四季の旬菜料理 AEN(新宿三丁目)~VAGABOND(新宿)

2006-12-18 | 洋食

 「畑の土づくりからこだわった、旬の野菜を食べさせてくれるんだって。当然、カラダにもやさしいそうだよ」

 「それはうれしいね。忘年会がこんなに続いたので、内臓が悲鳴を上げていたからなあ」

 「モスバーガーが経営しているんだから、このようなコンセプトのお店ができるのも当然だよね」

春菊とトマトのサラダ

 

ごぼうの素揚げ

 

にんじんのスープ

 

刺身と野菜のサラダ

 

大根の煮物

 

黒豚のバルサミコ酢あえ

 

じゃこごはん、みそ汁、たくあん

 

抹茶のババロア

 

 「いや~、どの料理も味付けは控えめ。だから、食材の質がよくわかったよ」

 「野菜そのものの味が生かされているね。おかげで、カラダがすっかりリセットされたようだよ。さて、と…」

 「あれ、どうしたの? 携帯電話なんか取り出して…」

 「本日は忘年会を2件掛け持ちでね。次はハルク裏の『VAGABOND』だってさ…」

(『VAGABOND』に入店しました)

 「おっ、絵に描いたような日本酒の《駆けつけ3杯》が待っていたよ。大丈夫?」

 「心配はいらないよ。ここで飲みすぎても、また『AEN』でリセットしてもらえばいいからね!」

 「お前は本当に《学習》という言葉を知らない男だよっ!」

 

和(なごみ)コース:5300円

http://aen-shikina.jp/aen/index.html

http://www.vagabond-shinjuku.com/