TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

コバラ ヘッタ(外苑前)

2006-10-31 | 韓国料理

 「ほら、この看板を見てごらんよ。面白い店名だね、『コバラ ヘッタ』だって」

 「アハハ、そのままじゃない。ん? まさか入るつもりでは…」

 「どんなお店か気になるからね。えーと、このビルの5階か」

(入店しました)

 「僕の経験から言うと、受け狙いの店名でおいしかったお店の記憶はないよ。《日本で2番目にマズイ○○》とか、《カレ○ハウスCoCo壱番屋》とか…」

 「でも店内はお客さんが多いよ。きっと期待できるんじゃない?」

 「お昼時だからでしょ。だけどフロアスタッフが3人って少なすぎるよ」

 「たしかにオペレーションは悪いね。入店前に僕たちのほかにも3組のお客が外の椅子で待たされていたけど、テーブルが空いているのに10分以上も『どうぞ、お待たせしました』の声がかからなかったからね」

 「店員が怠慢なんだろうな。さあ、熱々の石焼キムチチャーハンが到着だよっ!」

 「手前のとろりとした半熟卵はうれしいけど、肝心のキムチが少なすぎるよ

 「普通は辛みを増すコチュジャンが別に出てくるけど、ここはそういうサービスはないようだね」

 「では卵をよおくキムチチャーハンにからめてから、おこげができるまでしばらく放置だよ」

(2分経過)

 「どれどれ、いい感じになったね。どう、おいしい?」

 「味が薄いね。やっぱりキムチが足りないんだよ」

 「そうだね。味があまり感じられないや。単なる熱々のごはんを掻き込んでいるみたいだ

 「接客もお味もNG。結論としては、《受けを狙った店名は、やはりご不満悦》ってところかな。さあ、コーヒーを飲んだらこの店を出るよ」

(お店を出ました)

 「あれっ、『コバラ ヘッタ』のとなりは、インドカレーのお店だよ」

 「店名は、なになに…。『インドカリーダイニング コバラ ヘッタ』?」

 「ぎょえ~!」

 

石焼キムチチャーハンセット:1080円

http://r.gnavi.co.jp/a010901/


GUMBO & OYSTER BAR 八重洲地下街店(東京駅)

2006-10-30 | バー・ダイニングバー

 「ここはなにを食べてもおいしいねえ」

 「この牡蠣フライは4種類のソースが楽しめたよ」

 「15年前、ニューヨークで初めてオイスターバーに入ったときは大感激だったけど、いまは日本でも至る所で旬の牡蠣を食べられるんだから、牡蠣好きとしては堪らないね」

 「このシーザーサラダのベーコンはぶ厚いよ。網焼きだってさ」

 「クーポンでもらった焼き牡蠣もイケてたよね」

 「ところで、店名のGUMBOってなあに?」

 「オクラのシチューのことだよ。ハマグリやエビ、チキン、ワタリガニなどと香味野菜を煮込んで、パンやごはんといっしょに食べるんだ。ニューオリンズの代表的な煮込み料理さ」

 「カレーのように見えるけど、別物だね。ハラペーニョをたっぷりまぶして…」

 「うん、おいしい~」

 「さて、オイスターバーに来たからには、やはり生牡蠣を食べなくちゃ。この《オイスターシューター》はおいしそうだね。でも僕は生牡蠣が苦手だから、ポコビッチが全部食べていいよ」

 「えっ、じつは僕も生牡蠣はNGなんだよ。食後感が好きではなくてさ。それに昨日からちょっと腹痛気味なくに食欲もなくて…」

 「生牡蠣がNGな客は、オイスターバーに来ちゃ行けないよ!」

 「それはこっちのセリフ。ガブリエルだってニューヨークのオイスターバーでクラムチャウダーばかり食べていたくせに。でも、牡蠣は生よりも火を通した方がおいしいと思うけどね…」

 「そろそろ土手鍋の季節だね」

 

http://www.oysterbar.co.jp/gumbo/yaesu.html


シュペールサンク(外苑前)

2006-10-30 | パスタ

 「えーと、とりあえず《タンカレー》をロックでっ!」

 「なにを言っているの、まだお昼時っ! 酒を飲むのは夜になってからだよ!」

 「目の前においしそうなお酒が並んでいると、つい飲みたくなるよね。ではオーダーは…」

 「Aの《魚貝のトマトソース スパゲッティー》にしようよ」

 「窓が広くて天井が高いから、開放感があるね。趣味のいい音楽も適度な音量で流れていて、ゆったり気分。ほらっ、スープとサラダが来たよ」 

 「このスープはおいしいねえ。胃のなかにスーッとやさしく入ってくるよ」

 「サラダもお皿ごと、キンキンに冷やされているね」

 

 「さあ、自家製パンといっしょにパスタの登場さ」

 「きれいなパスタだね。えび・いか・あさりがゴロゴロ入っているよ」

 「ゆで加減はアルデンテでお好み! うん、おいしい~」

 「コーヒーもついて1000円って、表参道エリアではすごいコストパーだね!」

 「日曜祝日はクリームスープやデザートもついて1500円だって。お値打ちのお店だねえ。ランチタイムを禁煙にしてくれたら、もっといいのに…」

 

魚貝のトマトソース スパゲティー:1000円

http://www.super5.jp/index.html


小龍(吉祥寺)

2006-10-29 | 中華料理

 「『ミートショップ サトウ』のメンチカツを買いに来たのに、ものすごい行列だよ。60人じゃきかないね」

 「松阪牛を使っているのに安いから、行列はあたりまえだけど…。ランチを食べてからまた来てみようよ」

 「うん。ではお気に入りの中道(なかみち)通り商店街をぶらり」

 「ん? 焼小龍包(やきしょうろんぽう)だって。蒸さない小龍包があるんだね。入ってみようよ」

(入店しました)

 「焼小龍包って上海にしかないんだって。小さなおまんじゅうのなかに肉とスープをとじ込めて焼いたもののようだよ」

 「楽しみだね。ではそれを2個と、ランチの定食を食べようよ。えーと、この《豚肉・エビとやさいのビーフン炒め》にしようかな」

 「週替わりランチは5種類から選べるんだね。上海風チャーハンや黒酢の酢豚もおいしそうだけど、今回はビーフンで決まり。でもずいぶん安いね。ミニサラダ、おしんこ、スープ、小ライスがついて780円だって」

 「おおっ、まずはビーフンが3分で登場だ。おいしそうっ」

 「コクが深いね。エビもぷりぷり。野菜もたっぷりでバランスがいいよ」

 「あ~、おいしかった。でも、焼小龍包は遅いね。もう、ランチを食べ終わったのに…」

 「どうやら、焼小龍包は作り置きはしないで、注文を受けてからひとつずつ包んでいくんだって」

 「それならおいしいはずだね。さあ、来たよ」

 「この香酢をつけて食べるんだって。スープが飛び出さないように、慎重にパクッ…」

 「おひひ~(=おいしい~)。口の中が熱々なのでうまく言えないよっ」

 「スープもおいしいけど、皮ももちもち。いっぺんで《焼小龍包》のファンになったよ!」

 

豚肉・エビとやさいのビーフン炒め:780円 焼小龍包2個:250円

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13024753/


イタリアン タイ レストラン トゥクトゥク(目黒)

2006-10-28 | アジアンカレー

 「イタリアン タイ レストラン? イタリアンもタイ料理も食べられるってこと?」

 「そうみたいだね。《本日のパスタ》はあさりとトマトのスパゲティで、《本日のタイ料理ランチ》はタイ風牛肉かけごはんだって」

 「ランチ限定の鉄鍋カレーもあるよ。『一度たべたらヤミツキ』ってのに惹かれるねえ。ではお店に入るよ」

(入店しました)

 「店内はタイの雰囲気だね」

 「タイのコサムイ島をイメージしているんだってさ。でも、流れているBGMは小野リサのボサノバだよ。いろいろな国が混ざり合って、とらえどころがないね」

 「いいとこどりじゃないの? さあ、前菜に続いてカレーが出てきたよ」

 「グツグツいってるっ! レモングラスの香りが強いね」

 「ぽこっと浮いてる温泉卵が魅惑的。では、カレーをごはんにかけて…。おっ、ごはんはタイ米だね

 「おいしい~。香辛料もたっぷり使われているよ」

 「豆腐が入っているっ。カレーに豆腐ってマッチするんだね。でも、あまり辛くないなあ。辛さは《激辛》をオーダーしたのに…」

 「おっ、お店の人がなにやらすごそうなモノを持ってきてくれたよ。いかにも辛そうだねえ。これをカレーにたっぷりと振りかけて…」

 「グンと辛さが増したね。ごはんは多めだったけど、あっという間に完食だよ」

 「食後の紅茶をゆっくり楽しんで…」

 「あ~、大満足。でも、味も雰囲気もサービスもよかったから、支払いは高そうだね。お財布から大枚を取り出して…」

 「タイ米と大枚をひっかけたんだろうけど、ひねりが足りないね! そんなダジャレはちょっぴり寒いよ!」

 

鉄鍋カレー:1050円

http://r.gnavi.co.jp/g405800/