兎月～秘密のバー（どちらも三越前）

ポ　「念願の『兎月（とげつ）』にやっと入れたよ。料理の評判がいいので何度かチャレンジしたけど、いつも満員だったものね」

ガ　「なるほど、噂に違わぬおいしい料理だったよ」

ポ　「店内はウサギだらけ。ウサギ好きには堪らないね」

ガ　「ウサギって、寂しがり屋なんでしょ。寂しすぎると孤独死しちゃうという話を聞いたよ」

ポ　「そうだよ。だから僕もとなりに座った女性客に甘い口調で、『僕もウサギといっしょで、寂しがりやさんなんだよ』と言ったら、『ふんっ、腹のなかは黒ウサギのくせにっ！』だって。どうしてバレたのかなあ…？」

お通し：大根の黒胡椒風味／豚肉の醤油煮／牡蠣のチャウダー

 

ホタルイカの沖漬け 

 

ムンチサラダ(ムンチ＝和える）

 

ガーリックピザ

 

ソーセージ盛合せ

 

海老のマヨネーズソース

 

海鮮チヂミ

 

たまねぎのカリカリ揚げ

 

キムチチャーハン

 

ふかふか玉子焼

 

塩味の焼きそば

 

 

ガ　「エンジンがかかってきたね。さあ、もう1軒行くよ」

ポ　「だいじょうぶ？　『兎月』で相当飲んでいたけど…」

ガ　「心配はご無用でしゅ。矢沢永吉をガンガンの大音量で聴きたくてね！」

（秘密のバーに入店～ソファに座りました）

ポ　「ガブリエルのビールが来たよ。あれっ、もう寝てる…」 

 

http://r.gnavi.co.jp/g789000/

十兵衛（浅草）～Flamingo（田原町）

ポ　「今宵は、浅草で事務所を構える社長さんのご招待だよ。地元っ子が行くお店を教えてくれるんだって。楽しみだねえ」

ガ　「1軒目は串揚げの『十兵衛』。35年間もここで揚げ続けているのはすごいよね」

ポ　「次から次と串を揚げてくれるけど、どれもおいしいや。でも串揚げなのに、油っぽくないのはどうしてだろう？」

ガ　「パン粉を粉状に細かくしているから、油をあまり吸わないんだって。これは何本でもいけるよ」

キス

 

カキ

 

クリ

 

  

エビ

 

 

銀杏とうずらのたまご

 

ミョウガ

 

 串揚げはタルタル、ケチャップ、味噌などをお好みで…

 

定番のキャベツ

 

蓮根とほうれん草と枝豆の胡麻和え（お通し）

 

 

ミートソースがかかった風呂吹き大根

 

 シーフード味のスープ。おいしいにゃ～

 

  

ポ　「串揚げって衣に覆われているからどれも同じように見えるので、写真を見てもあまり面白くはないね。さて2軒目は、ジャズとカクテルの『Flamingo』なり～」

ガ　「きれいなお店だね。店内はもちろん、グラスもボトルもピカピカだ。毎日、3時間半もかけて掃除をしているんだってさ」

ポ　「それはすごいね。僕なんかダスキン・モップで月に1回、床を拭くだけだよ。反省しなくちゃ…」

ガ　「カクテルもジャズも、大大大満足！　僕的バー・ランキングで、いきなりベスト3に入っちゃったよ」

ポ　「青山や西麻布のバーはこちらが畏（かしこ）まっちゃうところがあるけど、このお店は心底からくつろげるや。いやあ、ステキなバーを教えていただいたよ」

 

 

http://r.gnavi.co.jp/a134700/

http://www.tctv.ne.jp/flamingo/

GUMBO & OYSTER BAR 八重洲地下街店（東京駅）

ポ　「ここはなにを食べてもおいしいねえ」

ガ　「この牡蠣フライは4種類のソースが楽しめたよ」

ポ　「１５年前、ニューヨークで初めてオイスターバーに入ったときは大感激だったけど、いまは日本でも至る所で旬の牡蠣を食べられるんだから、牡蠣好きとしては堪らないね」

ガ　「このシーザーサラダのベーコンはぶ厚いよ。網焼きだってさ」

ポ　「クーポンでもらった焼き牡蠣もイケてたよね」

ガ　「ところで、店名のGUMBOってなあに？」

ポ　「オクラのシチューのことだよ。ハマグリやエビ、チキン、ワタリガニなどと香味野菜を煮込んで、パンやごはんといっしょに食べるんだ。ニューオリンズの代表的な煮込み料理さ」

ガ　「カレーのように見えるけど、別物だね。ハラペーニョをたっぷりまぶして…」

ポ　「うん、おいしい～」

ガ　「さて、オイスターバーに来たからには、やはり生牡蠣を食べなくちゃ。この《オイスターシューター》はおいしそうだね。でも僕は生牡蠣が苦手だから、ポコビッチが全部食べていいよ」

ポ　「えっ、じつは僕も生牡蠣はNGなんだよ。食後感が好きではなくてさ。それに昨日からちょっと腹痛気味なの。ろくに食欲もなくて…」

ガ　「生牡蠣がNGな客は、オイスターバーに来ちゃ行けないよ！」

ポ　「それはこっちのセリフ。ガブリエルだってニューヨークのオイスターバーでクラムチャウダーばかり食べていたくせに。でも、牡蠣は生よりも火を通した方がおいしいと思うけどね…」

ガ　「そろそろ土手鍋の季節だね」

 

http://www.oysterbar.co.jp/gumbo/yaesu.html

Dining Bar 創（新宿）

ポ　「新宿駅から徒歩1分くらいのところに、こんな静かなバーがあったんだね」

ガ　「居酒屋の気分ではないときに、こういうダイニング・バーって重宝するよ」

ポ　「お店はジャズがいい感じで流れているね」

ガ　「照明は落としぎみ。あっ、テーブルにキャンドルを持ってきてくれたよ」

ポ　「さあ、生ビールで乾杯だ。ここは陶器で出してくれるんだね。泡が細かくておいしいや」

ガ　「つまみは、えーと…。おりょっ？　なぜか韓国料理が多いよ」

ポ　「どれどれ、ホントだ。では、キムチ、トッポギ、韓国風ざる豆腐、ビビンバチャーハンをもらおうよ…」

 

 

（3時間経過）

ガ　「いや～、今晩も飲んだねえ。ワインと韓国料理がこんなに合うなんて、知らなかったよ」

ポ　「それにしても許せないのは北朝鮮だね。核実験なんかしてさ」

ガ　「心配ないよ。目には目を、だよ！」

ポ　「えっ、どういうこと？」

ガ　「じつは僕も、密かにバクダンを作っているんだ。いつかこれで、敵に一泡吹かせてやろうと思ってね…」

ポ　「バクダンの作り方なんて、どこで調べたの？」

ガ　「ネットに出ていたんだよ。ほら」http://recipe.gnavi.co.jp/recipe/1122.html

ポ　「よし、じゃあそのバクダンで、北朝鮮を縮み上がらせてやろうね！」

ガ　「あっ、このつまみはシャレのつもり？」

 

http://gourmet.yahoo.co.jp/0000707179/G0000061990/ktop/

日比谷Bar渋谷2号店（渋谷）～BAR蔵屋（渋谷）～渋谷FIVE BAR（渋谷）

　

ポ　「渋谷駅裏のこのあたりって、Ｂａｒが多いんだね」

ガ　「マークシティができる前はもっと多かったよ」

ポ　「Ｂａｒのはしごなんて、初めてだよ」

ガ　「まず1軒目は、料理のおいしい『日比谷Bar』」

ポ　「いつも忘れずに注文するのは、《カニクリームコロッケとタルタルのトロッとミルフィーユ仕立て》。これは絶品だよね」

ガ　「続いて、ピザだよ」

ポ　「タバスコに加えて、ハバネロもあるんだってさ」

ガ　「もちろん、ハバネロ・プリーズだよね」

ポ　「ガブリエル、そんなに表面が見えなくなるほど、たっぷりと振りかけなくても…。いまはよくても、あとが怖いよ…」

ガ　「これこれ、この辛さだよ。おいしい～。『日比谷Bar』はどのお店も、スタッフの接客がいいけど、ここの店長はよすぎだよね」

ポ　「2件目は近くにある『BAR蔵屋』の3階だよ。大正ロマンの香りがするね」

ガ　「まずはビールを飲みたいね。ずうっとワインだったから。えっ、ビールを切らしているって？　ビールのないBarってあるの？」

ポ　「どうやら3階は今月末で閉店するんだってさ。だからじゃない？」

ガ　「納得。でも、ビールが飲みたいよ。じゃあこのお店は軽く済ませて…」

ポ　「3軒目は道を挟んだ『渋谷 BAR FIVE』。サントリー系列だってさ」

ガ　「ようやくビールが飲めたね。魚釣りはフナに始まってフナに終わるというけど、僕たちのような酒飲みも、ビールに始まってビールに終わりたいよね」

ポ　「コメントもしたくないくらい、変なことを言っているよ！」

 

http://r.gnavi.co.jp/g099320/

http://www.suntory.co.jp/gourmet/shop/0334771404/index.html