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TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

BIAN(恵比寿)

2006-12-16 | 韓国料理

 「先週食べた『東京スンドゥブ』と同じ料理なんでしょ?」

 「いや、こちらのスンドゥブは韓国風ではなく、京風のだしや京野菜を使っているんだってさ。それにコラーゲンたっぷりのスープだというから楽しみだね」

 「『東京スンドゥブ』でも女性客は多かったけど、このお店もほとんどが女性だね。コラーゲンで内面から美しくなりましょう、ってのが『BIAN』のコンセプトのようだからさ。でも、いくらスンドゥブを食べたところで、顔の形まで変わるはずがな…」

 「ごちゃごちゃとうるさいよ! そんなことを言っていると、ブログ読者を半分失うからね!」

 「いつも僕は失言で痛い目に遭っているからなあ。《羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く》くらいに用心しなくちゃ。おっ、こんな話をしているうちに、グツグツと音を立てた羮が到着だよ。これは熱そうだねっ!」

 「さて、まずはよおく中身をかき混ぜて。へえ、豆腐がゴロゴロ入っているや」

 「さすが、《ベリーホット》は突き抜ける辛さだよ! 隣の女性2人は《マイルド》を食べて咽(む)せていたけど、《マイルド》でもけっこう辛いんだろうね」

 「それでは恒例のオン・ザ・ライスとイン・ザ・ライスさ!」

 「うま~。ガブリエルもご満悦でしょ?」

 「熱々(あつあつ)で栄養たっぷり! こらぁ、元気になるよ!」

 

A-SET(WEEKEND MENU):945円

http://www.bian.jp/index.htm


蔘鶏湯料理 グレイス(赤坂)

2006-12-11 | 韓国料理

 「このお店は蔘鶏湯(さんげたん)を食べ歩いているグルメ仲間に教えてもらったんだ。彼が言うには、日本で一番おいしい蔘鶏湯を食べられるそうだよ」

 「ところで蔘鶏湯ってどういう料理なの?」

 「その昔、韓国の王様の饗膳を飾る料理として珍重されたものでね。若鶏のなかに朝鮮人参、餅米、なつめ、栗、にんにく、松の実、銀杏などの食材を詰め、滋味あふれるスープでじっくりと煮込んだものさ」

 「おいしそうだけど、それよりもカラダによさそうだよ」

 「蔘鶏湯の効能はたくさんあるからね。以下に列挙するからよく聞いてよ!」

  1. 疲労回復
  2. 胃腸の悪い人
  3. 冷え性の人
  4. 便秘がちな人
  5. 風邪をひいた人
  6. ゼラチン、コラーゲンが豊富
  7. 漢方のエキスがいっぱい
  8. 美顔、ツヤなど
  9. 発汗作用
  10. 美容食、妊婦食
  11. 夏バテに

 「なんだか聞いているだけで元気になりそうだね。おっ、熱々の鍋が到着したよ」

 「ああ、おいしそうな石焼きビビンパだ。ハフハフ…」

 「おい、そのスプーンを置け! さんざん蔘鶏湯のことを話しておきながら、注文したのは石焼きビビンパ? それも蔘鶏湯専門店で? 頭がどうかしてるよ!」

 「じつは蔘鶏湯を食べようと入ったんだけど、メニューに石焼きビビンパを発見してさ…。僕が石焼きビビンパ好きなのを知っているでしょ!」

 「それは知っているけど…。だったら、蔘鶏湯の効能なんて話してほしくなかったよ!」

 「まあまあ。この石焼きビビンパはおいしいねえ。辛みそを全部入れちゃおっ。付け合わせの白菜キムチもかなりグーだよ」

 「ん…。ピリッと辛くていけてるね」

 「さらにさらに…。韓国風冷奴は辛いものフリークにはぜひとも勧めたい逸品! ガブリエルもこれを食べたら機嫌が良くなるよ」

 「たしかに料理はどれもおいしいんだけど、でもやっぱり蔘鶏湯は食べたかったね…。こうなったら石焼きビビンパを置いていない蔘鶏湯料理店を探さなくちゃ!」

 

石焼きビビンパ:1050円 韓国風冷奴:990円

http://r.gnavi.co.jp/g103700/


東京スンドゥブ(表参道)

2006-12-08 | 韓国料理

 「辛いもの好きのガブリエルには、きっと喜んでもらえると思うよ。ここのスンドゥブは!」

 「スンドゥブ? なに料理?」

 「韓国料理さ。トウガラシ・ベースのスープに豆腐や魚介類などの具を入れて煮込んだものでね。アメリカではブームになっているんだよ。さあ、お店に到着!」

(入店しました)

 「店内は青山らしいオシャレな雰囲気を醸し出しているや。よくある韓国料理店っぽくはないね」

 「だから女性客も多いんだよ。それにカプサイシンを使った料理はダイエットに効果あり、なんて喧伝されているからね」

 「へえ…。などと話しているうちに、《海鮮スンドゥブ》が来たよ!」

 「まずは全体をよおくかき混ぜて、それからスープを一口飲んでね」

 「ではズル~。うっ、おいしい…。激烈なスープのなかにフワフワの豆腐。これを、溶いた生たまごが優しくまとめているね」

 「海老やタコなどの具もたっぷりでしょ。スンドゥブの食べ方は2段階あって、まずはこのスープにごはんを浸して食べるんだよ」

 「スープカレーみたいだね。これはごはんがどんどん進むよ」

 「さて、ごはんが半分ほどになったら食べ方を変えるよ。ナムルとコチジャンをごはんに乗せて、ビビンパ風にかき混ぜたらスンドゥブをかけてね」

 「ギョエ~! おいしすぎる~! ごはんにおかずを乗せてぐちゃぐちゃにかき混ぜると、なんでこんなにおいしくなるんだろうね。あれっ、昨日もぐちゃぐちゃごはんを食べたような…」

 

海鮮スンドゥブ(みそベース&ベリーホット):1200円 

http://www.tokyo-sundubu.net/top.html


コバラ ヘッタ(外苑前)

2006-10-31 | 韓国料理

 「ほら、この看板を見てごらんよ。面白い店名だね、『コバラ ヘッタ』だって」

 「アハハ、そのままじゃない。ん? まさか入るつもりでは…」

 「どんなお店か気になるからね。えーと、このビルの5階か」

(入店しました)

 「僕の経験から言うと、受け狙いの店名でおいしかったお店の記憶はないよ。《日本で2番目にマズイ○○》とか、《カレ○ハウスCoCo壱番屋》とか…」

 「でも店内はお客さんが多いよ。きっと期待できるんじゃない?」

 「お昼時だからでしょ。だけどフロアスタッフが3人って少なすぎるよ」

 「たしかにオペレーションは悪いね。入店前に僕たちのほかにも3組のお客が外の椅子で待たされていたけど、テーブルが空いているのに10分以上も『どうぞ、お待たせしました』の声がかからなかったからね」

 「店員が怠慢なんだろうな。さあ、熱々の石焼キムチチャーハンが到着だよっ!」

 「手前のとろりとした半熟卵はうれしいけど、肝心のキムチが少なすぎるよ

 「普通は辛みを増すコチュジャンが別に出てくるけど、ここはそういうサービスはないようだね」

 「では卵をよおくキムチチャーハンにからめてから、おこげができるまでしばらく放置だよ」

(2分経過)

 「どれどれ、いい感じになったね。どう、おいしい?」

 「味が薄いね。やっぱりキムチが足りないんだよ」

 「そうだね。味があまり感じられないや。単なる熱々のごはんを掻き込んでいるみたいだ

 「接客もお味もNG。結論としては、《受けを狙った店名は、やはりご不満悦》ってところかな。さあ、コーヒーを飲んだらこの店を出るよ」

(お店を出ました)

 「あれっ、『コバラ ヘッタ』のとなりは、インドカレーのお店だよ」

 「店名は、なになに…。『インドカリーダイニング コバラ ヘッタ』?」

 「ぎょえ~!」

 

石焼キムチチャーハンセット:1080円

http://r.gnavi.co.jp/a010901/


やきにく亭六歌仙(新宿)

2006-10-11 | 韓国料理

 「大変だ、トイレに行ったら水道が故障していて、手を洗えなかったんだよ」

 「これはいきなり期待薄だね。あ~あ、だからやめようって言ったじゃない。このビルには消費者金融や岩盤浴のお店なんかも入っているよ…」

 「たしかに、消費者金融の入っているビルの食堂はおいしくないと相場が決まっているけど…。おっ、サラダ、ナムル、韓国のりの盛り合わせだよ」

 「1050円にしちゃ、サービスがいいね。ドレッシングがおいしいや」

 「あのドレッシングを使っているのかなあ?」

 「ここは『六歌仙』なの! さて、熱々の石焼きビビンバが音を立てて現れました~」

 「なんだ、このでかい肉の塊は!?」

 「石焼きビビンバはトッピングが6種類から選べて、僕たちのはカルビ。ほかにタンのユッケ、味噌豚トロ、タラバ蟹、小海老、イクラがあるんだって…」

 「ではトッピングのカルビをパクリ。う~ん、タレの味が染みこんでいておいしいや。でも、焼肉を食べていると、白いごはんが欲しくなるね…。すみません、ごはんひとつ!」

 「ビビンバが来ているんだから、それを食べればいいの! さあ、よおくかき混ぜて…。あれっ、栗が入っているね。珍しいや」

 「銀杏もあるよ。ほかにはキムチ、豆もやし、ほうれん草、ゼンマイ、ひじきだね。さて、いただきま~す」

 「うん、おいしい~。カルビがこんなに入っていると、食べ応えがあるね」

 「食後はコーヒーのサービスがあるんだってさ」

(支払い後、エレベーターの前で)

 「消費者金融の入っているビルらしからぬ充実ぶりだね。これは認識を改めなければ…」 

 「あれっ、明日のランチは休業するんだね。水道を修理するのかな?」

 「でも、なんで関西弁?」

 

石焼ビビンバランチ:1050円

http://www.rokkasen.co.jp/index.html