ポ 「代々木上原もこちら側に来るとお店が少ないね。あれっ、『ゆうばーる』だって」
ガ 「豚150カレー!? 豚のスネ肉を150グラム、じっくり煮込んでやわらかくしているようだよ」
ポ 「21種類のスパイスを使っているんだってさ。これは楽しみだねえ。さあ、入ろうよ」
ガ 「夜はワインバーになるようだけど、喫茶店っぽいよね」
ポ 「サラダとピクルスだよ」
ガ 「ドレッシングの酸っぱさが心地いいね。ピクルスはパプリカ、ゴーヤ、ニンジン、ダイコン…、と数えているところに豚カレー150の登場なり~」
ポ 「奥にある、こんもりとしているのが肉かなあ?」
ガ 「そうだよ、肉の塊だよ。略して肉塊(にっかい)だね」
ポ 「《の》を削っただけだよ。でも、すごいボリューム。カレーを食べるというよりも、肉にカレーが付いてきたってかんじだね」
ガ 「カレーはさらさら。好みのタイプだよ」
ポ 「うん。でも味にちょっとパンチが足りないかな? さて、豚肉を…」
ガ 「おおっ、スプーンでもほろっとくずれるよ。本当にやわらかいね」
ポ 「どれどれ…。ん、肉がしょっぱ~。なんだろう、塩気が強いね」
ガ 「必要以上にしょっぱいね。カレーの薄味と肉の塩味でバランスを取る戦略なのかなあ。でもしょっぱすぎるよ。肉は残そうかな…」
(お店を出ました)
ポ 「おっかっを~ 超ええてぇ行っこおよ~♪」
ガ 「ご機嫌だねえ、カレーがそんなにおいしかったの?」
ポ 「…」
ガ 「あっ、お店のそばに古賀政男音楽博物館がっ!」
豚150カレー:990円