ポ 「昨日の『俺の空』はおいしかったねえ。それでブログを書くためにインターネットで『俺の空』を調べていたら、この『俺のハンバーグ山本』が引っかかってきたんだよね」
ガ 「インパクトのある店名だよ。一度聞いたら忘れられないもの」
ポ 「でしょ。じゃあ食べに行こうよ」
(お店に到着)
ガ 「あったよ。かなり目立つ看板だね」

ポ 「迫力があるねえ。黒板をよく見ると…、おいしそうじゃない!」

ガ 「食べる前から《店名》、《看板》、《黒板》で、かなり期待値は高まっているよ。さすが、ムジャキフーズだね」
ポ 「さあ、入店するよ」
ガ 「店内は狭いね。スタッフは厨房に3人、フロアに2人の態勢か」
ポ 「多くのお客さんが、《俺のハンバーグ》を食べているよ。この料理は、《国産和牛を使用。中にとろ~りコーンクリームソースを包み込んだ自慢の一品》だって、メニューに書いてあったよ」
ガ 「国産和牛? アメリカ産和牛とか、オーストラリア産和牛があるのかなあ? なにしろいまは、《和牛風焼肉》とか、《和牛混じりの…》と和牛の位置づけがおかしくなってきているからね。でも、これがおいしそうだから《俺のハンバーグ》を注文だね」
ポ 「すぐに野菜ジュースとサラダがきたよ。野菜ジュースはおいしいや。食前にこういうジュースを出してもらえるとうれしいね」


ガ 「さあ、熱々の鉄板がテーブルにお出ましだよ」
ポ 「こんなカラフルなハンバーグは初めてだ。リッチな付け合わせがいいね。お味はどう?」

ガ 「デミグラが弱いのかなあ? それともなかのコーンクリームソースが味を殺いでいるのか…。ごはんをガシガシとかき込むような味付けではないね」
ポ 「ハンバーグを割ってみると、コーンクリームソースがおいしそうなんだけどね…」

ガ 「味噌汁はふつうレベルだけど、ごはんがおいしいねえ。とは言え1500円はちょっと高いよ…」
(お店を出ました)
ポ 「僕たちも将来、飲食店を開くときは強烈な店名にしようね。『俺のハンバーグ』のような…」
ガ 「そうだね。『俺の・・・・・』という店名は気に入ったから、そっくり真似しようよ。さて、これからウケる料理ってなにがあるんだろう? そうだ、ポコビッチのお母さんは料理が得意だからなにかアイデアがもらえるんじゃない? 電話で訊いてみてよ」
ポ 「そうだね。あっ、もしもしお母さん? ちょっと相談があってね。俺の…、えーと、俺のね…。あれっ、電話を切られちゃったよ」
ガ 「俺、俺なんて言うから、振り込め詐欺と思われたんじゃないの?」
俺のハンバーグ:1500円
http://g.pia.co.jp/shop/63289