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TOKYOご満悦ランチ

ポコビッチとガブリエルが伝えるTOKYOランチレポート

自然派インド料理 ナタラジ(外苑前)

2006-11-17 | アジアンカレー

 「あれっ、自然派インド料理だって。自然派? どういうことだろう?」

 「お店の前に看板が出ているよ。なになに…。肉や魚をいっさい使わず、野菜は有機無農薬野菜を使用しています…、だって。自然派の僕にぴったりのお店だね」

 「たしかにガブリエルは自然派だよね。その髪は、どう見ても《自然》にしか見えないもの。いやあ、いまの技術はすごいなあ…」

 「うるさいよ! でも自然派インド料理は気になるから、入ってみようね」

(入店しました)

 「へえ、店内はウッディー感覚の暖かい雰囲気だね。女性客が多いや。たしかな食材でローカロリーとくれば、女性にはうれしいだろうなあ」

 「その代わり、肉好きの男性客はあまり来店しないんじゃない? 日本の男はカレーといえば肉、という発想が根強いからね…。それにしても昨日食べた『らん月』のすき焼きはおいしかったよ。僕は肉の中では、牛肉がいちばん好きだね。すみません、ビーフカレーをひとつ…」

 「だから、このお店のメニューには肉も魚もないの! きのこカレーや大豆グルテン入りカレーもおいしそうだけど、本日はベジタブルカレーにするよ」

 「すぐにサラダが到着。ヨーグルト味のドレッシングがおいしいね」

 「このお店のインド人オーナーが日本に移住して来たとき、日本の野菜がまずくて困ったそうだね。そこで有機無農薬の野菜を作ったら、インド並みに味の濃い野菜ができたんだってさ。ほら、ベジタブルカレーといっしょに、ナンとターメリックライスも来たよ」

 「すごいボリュームだ。では、トマトベースのカレーをナンに乗せて…」

 「どうなの? ヘルシーなカレーは?」

 「おいしいよ。野菜もゴロゴロしていて。ジャガイモ、揚げナス、ニンジン、カリフラワー、インゲンがしっかり入っているね」

 「では、ご満悦?」

 「でも、なんだかパンチが弱いような気がするんだよね。たっぷりの野菜がスパイスをおとなしくさせてしまったのか…」

 「そう言われてみれば、ちょっと物足りないかな」

 「量はもちろん十分だよ。コーヒーもついて1000円は十分満足できるけどね」

(お店を出ました)

 「外は寒いね。おっ、神宮外苑のいちょう並木がきれいだよ。へえ、いまは《いちょう祭り》をやっているんだね」

 「そうだ、模擬店でホットワインを飲んでいこうか。温まるよ~」

 

カレーセット(ベジタブルカレー):1000円

http://www.nataraj.co.jp/jp/aoyama/index.html


カーナ・ピーナ(祐天寺)

2006-11-05 | アジアンカレー

 「『東京ウォーカー』のカレー対決特集で、ここのカレーを食べた取材スタッフがすごいコメントを残しているよ。『正直いってこんなに辛いものを食べたのは、生まれて初めてです…』」

 「うおぉ、辛いモノ好きの血が騒ぐねえ。駅から5分くらいと出ていたけど…。あっ、ここだ」

 「観葉植物の鉢がいっぱい。外観だけなら、カレー屋さんとは気づかないだろうね。ご主人がずうっと緑に水をあげているよ」

 「なかは喫茶店のような雰囲気だよ。厨房の棚にはたくさんのスパイスの袋が押し込まれているねえ」

 「なにしろこのお店は、カレーを作るのに15種類のスパイスを使うんだってさ」

 「それはワクワクするね。さあ注文だよ。えーと、辛さはマイルド、セミホット、ホットの3種類から選ぶんだって。迷う必要はないね。もちろんホットに決まりさ」

 「カレーの具はムング・ダール(緑豆)にしようね」

 「祐天寺は初めて訪れた街だけど、東急東横線らしくなにげに品がいいね。駅のそばに強烈なスパイスの匂いを発している、テツ(=鉄道ファン)のカレー屋さんがあったけど、次回はあそこを攻めたいね」

 「おっ。10分ほどでサラダ、ごはん、カレーが一斉に運ばれてきたよ」

 「カレーはどろどろのペースト状だ。たっぷりの量がうれしいね」

 「どれどれ、匂いは…。あれっ、あんまりスパイスの匂いが感じられないね。どうしたんだろう?」

 「では、カレーを一口…」

 「緑豆がたっぷりだね。どう? 超激辛?」

 「う~ん、そうでもな…。 ハッ、これは辛いよ。ガツンとくる辛さだ。気をつけたほうがいいよ」

 「カレーをごはんに乗せて、パクッ…。うん、確かに辛いね」

 「食べ始めて3分くらいで汗と鼻水の二重攻撃が始まったよ。でも、辛さだけで、旨さはよくわからないね」

 「なんだか罰ゲームで激辛モノを食べているような気分だよ。セミホットなら旨さはわかったのかなあ?」

 「激辛を売り物にするお店の共通ポリシーである《からうまい》(=辛いのにうまい)が、僕たちレベルでは見つけだせなかったよ。辛味道は奥が深いね。食後のアイスミルクティが戦禍を癒やしてくれるよ…」

 「そういえば、となりの学芸大学駅に面白いお店があったよ。《ハバネロラーメン》だってさ。電車ですぐだよ。これから行く?」

 「激辛はとりあえず、いいや…。今週は健康診断もあるからね…」

 

ランチ(ムング・ダール):1000円

https://ec.sfc.wide.ad.jp/khanapina/


インドカリーダイニング コバラ ヘッタ(外苑前)

2006-11-01 | アジアンカレー
 「昨日の『コバラ ヘッタ』に引き続いて、本日は『インドカリーダイニング コバラ ヘッタ』です!」

 「まったくお前という男は、《学習》という言葉を知らないんだね。昨日の『コバラ ヘッタ』で不満だったのに、系列のカレー店がとなりにあるというだけで食べに来るなんて…。この会社のレベルはもうわかっているはずだよ!」

 「そうなんだけどね、ホームページを見たらおいしそうだったんだよ。《ベルコモンズ5F。ビジネスとファッションの発信基地・青山にスパイシーな風を吹き込みます》だって」

 「そうかなあ、僕は期待しちゃいけないと思うけど…」

(入店しました)

 「このちぐはぐな大傘はなんだろう?」

 「アジアンリゾートをイメージしているんだって。チープな発想だねえ」

 「店員さんが来たよ。注文はランチセットにしようね。好きなカレーを2種類選べるんだって。では、《エッグカリー》と《ベジタブルカリー》にしようよ」

 「このカレーにサラダ、ラッシーがついているんだね。ナンは食べ放題だってさ」

 「最近はずうっとおいしいナンに恵まれているから、このお店もおいしいといいね。あれっ、サラダと一緒にもうラッシーが来たよ? ちょっと早すぎない?」

 「ラッシーを食前に持ってくる店は初めてだよ。手抜きなんだろうね」

 「このサラダは貧弱だよ。ドレッシングの味も薄いや」

 「そうだね。あれっ、女性スタッフが無言で空いたサラダのお皿を下げていったよ」

 「一言くらいあってもいいのにね。なんかカンジ悪いよね」

 「さあ、注文して3分でカレーとナンが到着なり。ずいぶんスピーディーだねえ」

 「ベジタブルカリーはジャガイモ、カリフラワー、ニンジンなどが入っているね。エッグカリーは、スコッチエッグがすこっち(=少し)入っているよ」

 「よく冗談を言えるね。このナンで何か気づかない?」

 「普通サイズのナンだね。見た目はいまいちかな?」

 「そうじゃないよ、焦げ臭いでしょ。おもて面は普通だけど、裏はこれだよ」

 「おまけに冷めてるね。作り置きをしているんだろうな」

 「じゃあ、焦げていない部分のナンをカレーに浸して食べてみてよ」

 「どれどれ、普通だよ。いや、2種類のカレーとも味が薄いかなあ…」

 「ぐるなびでこのお店を調べたら、《青山ベルコモンズにお洒落でヘルシーな本格インドカリー旋風を巻き起こす!》だって。食べた結果、ポコビッチに旋風は巻き起こった?」

 「そんなレベルではないよ。さあ、カレーを半分ずつ残して、ナンをもう1枚食べようっと」

(店員に注文して5分経過)

 「遅いね。いま焼いているのかな」

 「たぶんそうだよ。もうすぐ来るから慌てないでっ」

(10分経過)

 「遅すぎるね。こういう料理は勢いで食べるのにさ」

 「そうだね、となりの人のおかわりナンはすぐに来たのに…。雑誌を読んで待っていようよ…」

(15分経過)

 「僕たちの分は忘れられているんじゃない? 明らかにおかしいよ」

 「カレーを半分残して雑誌を読んでいるお客を見て、店員は何も感じないのかなあ? あと5分だけ待とうよ」

(20分経過)

 「店員に文句を言ったら慌てて奥に引っ込み、すぐにナンを持ってきたよ。『すみません、忘れていました』だってさ。もちろん、冷めていたけどね…」

 「これしかお客が入っていないのに、どうやったら忘れられるんだろうね? さてナンの裏は… まただよ…」

 「よくこんな焦げたナンをお客に出せるよね。腹が立ったからもう店を出ようよ。その前にラッシーを飲んで…」

 「氷が溶けて、うっす~い味になっているよ。そりゃラッシーを出されて30分も経っていれば当然だね」

 「ぐるなびでは、《こんなカレーに出会いたかった、と思って頂けるはずです》と紹介されているけど…」

 「僕はこんなカレーにだけは、出会いたくなかったよ!」

 

2種のカリーセット:1280円

http://r.gnavi.co.jp/a010911/


イタリアン タイ レストラン トゥクトゥク(目黒)

2006-10-28 | アジアンカレー

 「イタリアン タイ レストラン? イタリアンもタイ料理も食べられるってこと?」

 「そうみたいだね。《本日のパスタ》はあさりとトマトのスパゲティで、《本日のタイ料理ランチ》はタイ風牛肉かけごはんだって」

 「ランチ限定の鉄鍋カレーもあるよ。『一度たべたらヤミツキ』ってのに惹かれるねえ。ではお店に入るよ」

(入店しました)

 「店内はタイの雰囲気だね」

 「タイのコサムイ島をイメージしているんだってさ。でも、流れているBGMは小野リサのボサノバだよ。いろいろな国が混ざり合って、とらえどころがないね」

 「いいとこどりじゃないの? さあ、前菜に続いてカレーが出てきたよ」

 「グツグツいってるっ! レモングラスの香りが強いね」

 「ぽこっと浮いてる温泉卵が魅惑的。では、カレーをごはんにかけて…。おっ、ごはんはタイ米だね

 「おいしい~。香辛料もたっぷり使われているよ」

 「豆腐が入っているっ。カレーに豆腐ってマッチするんだね。でも、あまり辛くないなあ。辛さは《激辛》をオーダーしたのに…」

 「おっ、お店の人がなにやらすごそうなモノを持ってきてくれたよ。いかにも辛そうだねえ。これをカレーにたっぷりと振りかけて…」

 「グンと辛さが増したね。ごはんは多めだったけど、あっという間に完食だよ」

 「食後の紅茶をゆっくり楽しんで…」

 「あ~、大満足。でも、味も雰囲気もサービスもよかったから、支払いは高そうだね。お財布から大枚を取り出して…」

 「タイ米と大枚をひっかけたんだろうけど、ひねりが足りないね! そんなダジャレはちょっぴり寒いよ!」

 

鉄鍋カレー:1050円

http://r.gnavi.co.jp/g405800/


ビジービー(秋葉原)

2006-10-24 | アジアンカレー

 「今日から始まったMNPのために秋葉原に来たよ。でも、まずは腹ごしらえだね」

 「さあ、どこに行こうか…。あっ、なにやらよさげな看板が…」

 「お手軽な価格ってのに惹かれるねえ」

 「サンプルもおいしそう。では地下にゴーっ!!

 「うわー、店内はスパイスの香りが充満しているよ」

 「えーと、カレーはシーフードで辛口にしようね。それからナンはガーリックナンに代えてと…」

 「ほら、このお店は喫煙ができるようだけど、《ひとり2本まで》だって。嫌煙派と喫煙派の折衷案を採ったんだろうね」

 「タバコ嫌いからすれば、全席禁煙にしてほしいけどね。うおっ、超巨大ナンが登場だよ」

 「すごすぎ…。これまで食べたなかでは、確実にベスト3に入る大きさだね」

 「50センチはありそうだよ。では、ナンをちぎって…」

 「うわー、このナンはもっちりしているね。カレーも十分な量があるから、カレーの残量を気にすることなくたっぷりナンを浸せるよ。これで1050円だって」

 「カレーはちょっとまろやかかな。辛口を食べても、久しぶりに汗をかかなかったよ。それとも今日は気温が低いから? 秋が深まっているんだね、ふっ…」

 「なにを黄昏れているの! さあ、マサラティーで一服ついたらヨドバシカメラに行くよっ」

(お店を出ました)

 「ところで、MNPってなんのことなの?」

 「モバイル・ナンバー・ポータビリティ…。いま使っている携帯電話の番号を、キャリアを変えても使い続けられるってこと。正式な名称は《携帯電話の番号継続制度》なんだよ」

 「携帯電話のんごうけいぞくせいど? 長すぎて覚えられないよ」

 「携帯ショップの人は、よく『ばぞく』と略しているようだよっ」

 「ばぞく? 漢字で書くと『馬賊』みたいだね。先週食べた日暮里のラーメン屋さんと一緒だ。ハッ、もしかして…」

 「気づくのが遅いね。明日は『馬賊』で担々麺を食べるんだよ。楽しみだねえ、あの手打ち麺が食べられると思うと…」

 

 

サービスランチセット+ガーリックナン:1050円

http://r.gnavi.co.jp/g981200/menu2.htm