平日の午後は、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」を聞きながら…の「ながら族」です。
今日のお客様は、歌手の山ハコさん。
今日、ニューアルバム「縁(えにし)」の発売だそうです。
すみません。
山ハコさん、私は知りませんでした。
ことによったら、メロディーはどこかで聞いたことがあるのかもしれませんが…
番組の中で、「縁 ーえにしー 」の制作秘話を語っていました。
webで散策したところ、下記の記事とぶつかりました。
「縁 -えにし-」制作秘話
「ハコの歌は【縁歌】(えんか)だな。縁(えにし)を感じるから。えにしの【縁】だぞ。」
これは6年前に俳優の原田芳雄さんが言った言葉だ。それから「えにし」という言葉はずっと胸に残っていた。
日本中が泣いた2011年。それでも何か言葉が出てきたら、歌にしてアルバムを作ろう…と思っていた矢先、原田芳雄さんに、二度と会えなくなってしまった。毎年毎年会っていたのに。もう言葉も出ない。
詞は書けないが、歌だけは歌えたから必死で歌った。しかし作品は出来ない。
一大決心で東京を離れようと思った。
ちょうど、自分の執筆活動や劇団の為に持っている山形の家を、女優の渡辺えりさんが使っていいよと言ってくれた。
曲作りをし、デモテープを作るという目的だったが、完璧な録音機材、楽器等を持ち込みデモ制作にかかった。
都会の喧騒を離れた静寂の中。何よりその景色の美しさ懐かしさと、東北の神秘の中で詞が曲が生まれてくれた。そして山形を離れる前日、「縁(えにし)」という歌が出来た。
密かにタイトルにしたいと思っていた言葉…。
逝った人と「もう会えない」のではなく「いつか会える」と思えた。
人は逝っても心は生き続けるのだと思えた。
その後もこのアルバムは大変だったけれど、諦めずに良いものを作ろうと努力してくれた全スタッフ、ミュージシャン、協力してくれた方々の温かく熱い心が結集して出来た、奇跡の一枚です。
下記、よりコピーしました。http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/hako/disco/ce3067.html
杵柄落語会の重鎮・夢見亭恋歌さんが、メールで「高座」についての解説を送ってくれました。
恋歌さん、ありがとうございます。
恋歌さんのメールを紹介させていただきます。
あちらこちらで、お声を掛けていただき落語口演させていただきます。
ギリギリで落っこちそうな高座、フワフワと動作でギイギイ鳴る落ち着かない高座と様々です。
圓生師匠が、宮中で御前口演の折、宮内庁へ会場の下見を申し入れたそうです。
行ってみると、低く設営されている、高座は坐してしゃべる圓生と椅子に掛けて聞く皇室ファミリーとの目線が水平になるように図られていた。
「これでは、落語はできません」と圓生師匠は、高座の位置を高くさせたそうです。
落語は、膝に手拭いの煙草入れを置いて扇子の煙管を詰めるようなしぐさがあるから、すべての聴衆に演者の膝が見える事が理想。
これでは、圓生が両陛下を見下す事になるが、難色を示される事も無く圓生の言い分通り当日を迎えたそうです。
落語は仏教の方から出たという説もあり、説法をする「たかみくら」(高座)だそうで、舞台と違って高いものなのかもしれません。
膝から上が、お客様の目線に入るという基本で、高座つくりを心掛ける事にいたしましょう。
高座は、仏教の方の「たかみくら」(高座)が起源だったのですね。
宮中での圓生師匠のエピソード、面白く読ませていただきました。
若い頃から「貼雑録」と名前を付けて、自分の日記帳風の雑記帳を作り、書いたり貼ったりしてきました。
実は、空欄だらけです。(笑い)
古いものは焼却してしまいましたが、現在は2000年からのものが手元にあります。
本日の貼雑録には、2000年3月4日の朝日新聞の切り抜きが貼ってありました。
記者の目:石田瑞麿氏の往生観
朝日新聞の記者・菅原伸郎さんの記事です。
菅原さんが帰宅すると、初めての方からの封書。
日本浄土教の研究で第一人者の石田瑞麿さんのご子息からのお手紙で、父・石田瑞麿さんが老衰で死去されたとの内容でした。
記事によると、
故人の遺志で、家族だけで火葬場で立ち会い葬儀もなく、本人は「鳥葬もいいね」と話していたそうだ が、それは無理なので遺灰は海にまく。墓も造らない。
瑞麿さんは、旭川市の浄土宗本願寺派の生まれで、東京大学インド哲学梵文学科卒業。住職だった 父親から「仏教を勉強するなら、僧籍はとるなよ」といわれて、在家のままで自由に研究をしてきた。
弟子の山龍明武蔵野女子大学教授によると「誠実な研究者であり、かつ心から親鸞を尊敬していた。教団をあくまで相対的に見ており、絶対化しなかった」と。
記者の菅原さんが、「念仏はとなえますか?」とお尋ねすると、
「ええ、独りで口に出ます。ただ、となえている自分に気づくと、途中でやめます」とのお答え。
最後の言葉が良いですねー。
早速、図書館から、『教行信証講義』phpを借りて読み始めました。
来週の土曜日、3月17日(土)は、親鸞とカウンセリング勉強会です。
石田瑞麿さんの記事を、皆さんに紹介させていただきます。
我が故郷、伊豆の観光案内です。
昨日は、あたたかな桃の節句でした。
一転、本日は、曇天で少々寒い一日でしたね。
三寒四温でございます。
風邪などひかないように、お大事にしてください。
桃の節句は終わりましたが、伊豆稲取の「雛のつるし飾り」は今月末まで開催しております。
また、河津桜も、ようやく五分咲きとのことです。
ぜひ、伊豆にお出かけください。
写真は、二ッ堀みかん園の「雛のつるしかざり」です。