昨日、午前中は、【くりのみ会】でした。
午後は、芝増上寺を会場にして開催された「連続無窮」に出かけました。
写真は、この記事(連続無窮)とは関係ありません。
増上寺のお隣の東京プリンスホテル前に、
(ものすご~い)外車が10台ほど並んでいました。
以前、ラジオであるタクシーの運転手さんが話していました。
「昔の金持ちは、トヨタの高級車に乗っていた。
貧富の差が顕著のこの頃の金持ちは、
(ものすご~い)外車に乗っている」と。
スミマセン。車のことは全く関心がありませんので、
(ものすご~い)ぐらいの表現しかできません。(笑)
並んだ外車の半数は、左右のドアーが跳ね上がっていました。(笑)
さて、連続無窮。
講師の阿磨利麿先生による「大無量寿経」のお話でした。
今回で、「大無量寿経」の最終回。
来月からは、先生がお書きになった『法然の教え』角川ソフィア文庫を
テキストにしてお話しをしてくれるそうです。
先生のお話を聞きながら、そして、日頃から思っていることを示しますと、
*(仏教ということを、僧侶のこと)と思っている日本人が多い。
*仏教というと、葬式・年回忌供養とだけ結びつけている日本人が多い。
残念な、間違った理解ですね。
このような理解では、(世尊や歴代の祖師方)に大変失礼ですよね。
そのように、ボクの仲間には伝えています。
仏教、特に大乗仏教は、すべての人々への教えです。
特に法然さん・親鸞さんは、(凡夫往生の道) 在家仏教を示されてもいるわけです。
当ブログで、何度も紹介させてもらっていますが、
「仏教は 人間学 仏道は 人間道」であります。
日本人なら、仏教の学びは必修課題と確信しています。
但し、集団を組んでいる宗教集団は、集団を維持するためのエゴも内在しますので、
ボクは距離を置きます。
ボクの提案。
「自己をならう」を大事にしたい。
具体的には、一人一人が、お好きな祖師方の著作を一冊選んで(音読)するのがよろしい
と思います。
他からの制約を受けない(仏教の学び)が大事です。
現在のボクの活動、
*くりのみ会で、「親鸞とカウンセリング・楽談会」「道元とカウンセリング・楽談会」を
主宰しています。
*友人の富◇◇さんが毎週開催している「歎異抄 うたとかたり」の会を応援しています。
*近々、文京区本郷で、友人の高◇のお世話で、新しい学習会を立ち上げる予定です。
ぜひ、応援よろしくお願いします。
昨日午前、9月の《親鸞とカウンセリング・楽談会》が終了しました。
参加者は、7名(女性5名 男性2名)でした。
女性 佐◇さん 浅◇さん 河◇さん 廣◇さん 岩◇さん
男性 深◇さん くりのみ
4名の方から、欠席の連絡をいただきました。
◆9時~ (自主学習タイム)
佐◇さんは、いつもの「嘆仏偈」の写経に取り組みました。
くりのみは、「和讃」を習いました。
◆10時~ (定例学習会)
*「嘆仏偈」 読誦
*「教行信証・総序」 音読
*「正信偈」草四句目下 読誦
*楽談タイム(井戸端) 皆さんから近況等の語り合い。
お仲間の廣◇さんのお話しを紹介します。
廣◇さんのお嬢さんは、子どもを残して病気でお亡くなりになりました。
ご住職の紹介で、《くりのみ会》に参加してくださるようになりました。
今年の2月が、七回忌になります。
この八月、今度は、息子さんの奥さんを大腸癌でなくなりました。
まだお若く、30歳代の女性です。
仲の良いご夫妻だったそうです。
本当にお辛いことです。お慰めの言葉も見つかりません。
廣◇さんは、500名程の従業員のいる会社に勤務です。
会社は、年長男性の多い職場で、ご病気等でお亡くなりになる方も多いそうです。
廣◇さんは、職場環境の改善に取り組まれ、同僚のお話しを丁寧に聞きます。
始めは、会社の協力もありませんでしたが、
最近は積極的に職場のメンタルケアーに力を入れはじめたそうです。
また廣◇さんは、ベトナム戦争後、
日本に里親制度で来日した同僚男性のメンタルサポートもしておられます。
会社にしろ、個人にしろ、回りに「理解者」・話を聞いてくれる人がいることが
大事であることを報告してくれました。
聞者くりのみは、『自分と未来のつくり方』岩波ジュニア新書 を紹介しました。
*『教行信証』音読&交流
本日は、教巻の御自釈のところを皆さんで読み、感想を交流しました。
次回の学習会は、10月31日(土)です。
昨日、24年半続いてきた、
TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO・永六輔その新世界」が終了しました。
報道によりますと、9月28日午後6時~7時30分から新番組としてスタートしますから、
(お引越)ということでしょう。
昨日は、朝はくりのみ会・午後は連続無窮・夜は吟醸でした。
よって、リアルタイムで最後の放送を聞くことはできませんでした。
只今、録音を聞いています。
ボクは、ラジオは、永六輔さんと文化放送の大竹まことさんを楽しみにしています。
永六輔さんの「語録」が好きで、
「普通人名語録」
「無名人名語録」
「一般人名語録」
etc
のように、永さん目配り・【落穂拾い】に共感をもつものです。
月曜日からの番組のタイトルは決まっていないようですが、
ここまできたのですから、「マイクの前で大往生」も宜しいように思います。
手元のラジオ。
月曜日夕方に録音セットをしました。
里村専精先生の「浄土真宗にようこそ」No44をお届けします。
「二」という数字を、しばらく追っかけてみます。
道綽(562-645)禅師がおっしゃった大切な言葉が、「聖浄二門判」です。
聖道門と浄土門の二つが、際立って明確に違った仏道を意味しているというのです。
禅師と呼ばれた道綽が、長年求めた仏道の結論に出あったのは、玄中寺においてでした。
禅師は、何歳で玄中寺を訪れたのでしょうか。
中国の仏教を学んで、かなりの歳月を費やされたはずです。
そして玄中寺で見たもの。それは感動的で、禅師の生き方を一変させるものでした。
仏道は聖道なのですが、はたして中国の仏教が聖道か…、大きな疑念が沸きました。
自力の聖道ということは、実は成り立たないのです。
ブッダが歩き、サンガがともにしたがった大道が聖道です。
釈尊は、サンガとともにその聖道を「中道」とも表現されています。
苦楽の二辺を離れたが故に、その仏道は中道だというのです。
苦行(苦しい生活方法)によったものでもなく、楽行によったものでもないのです。
仏道は、世間の法を超えて、真実の智慧で開かれているからです。
そのことはインドでは自明のことでした。が、中国では、智慧・神通という言葉が邪魔します。
仏道は、智慧で開かれ神通で展開されるものなのです。
それが分からないと、仏教は遥かに遠い哲学になってしまいます。
道綽禅師も、そのような遥かな哲学を学んでいたのではないでしょうか。
が、一転して、玄中寺のサンガを見つめました。
そこには曇鸞大師が生きられた仏道が、リアルに知られるものがあったのです。
「浄土門」と禅師は呼びましたが、大きな阿弥陀仏の本願のサンガ世界を見つめるものでした。
「連続無窮」の智慧と神通の展開が、そこにはありました。
神通は、智慧の深みを言います。元の言葉はアビンニャで、智慧のンニャを超えたものです。
禅師は、中国の大地に展開する本願の業績を、感嘆して見つめられたのです。
如来本願の仏道を、改めて浄土門と名づけられて、中国流の聖道門と区別されました。
聖道・浄土の二門の判定は、一人の中国人の智慧と神通の展開が語ったものなのです。
十月の「くりのみ会」親鸞とカウンセリング・楽談会は、
10月31日(土)に開催します。
今晩の学習会の参加者は、6名(男性5名 女性1名)でした。
学習の進行は、次の通りです。
①『般若心経』読誦
②坐 禅
③『正法眼蔵・身心学道』音読&話し合い
音読後、各自の疑問や感じたところを出し合っての学び合い。
④講師のお話&楽談タイム
講師のT先生から、これからの仏教のあり方、一般の方への坐禅の普及についてのお話し があり、参加者で討議しました。
次回の学習会は、10月30日(金)です。
安倍首相は、10月上旬に予定している内閣改造で、
「1億総活躍社会」の実現のために担当閣僚を新設するそうです。
政府関係者は、「誰もが家庭や職場、地域で活躍できる社会をつくるのが目標だ」と述べています。
ウムー、毎日が日曜日状態のボクですが…(笑)
命終までは、活躍したいとは思っています。
命終までは、仕事をしたいと思っています。
命終までは、ボランティアもしたいと思っています。
でも、
(アベ政権) おかみにだけは、言われたくありません。
(アベ某さん) あなただけには、言われたくありません。
本当に、大きなお世話でございます。
年金の支給額を下げ、健康保険料や介護保険料を上げておいて
とんでもない輩でありますなー!
若い頃、学校に勤務していた頃の経験ですが、
スローガン好きな校長や教師がいる学校は、
とんでもない学校でした。