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毎日新聞・月曜朝刊コラム「風知草」は、面白い!

2012年03月19日 23時42分27秒 | 日乗

これまでに何度も更新したことであるが、毎日新聞。月曜朝刊コラム「風知草」は面白いですねー。

著者の山田孝男さんのバランス感覚・センス・見通しに拍手喝采をしています。

今日の記事は、「東北電力女川(おながわ)原発(宮城県女川町・石巻市)が津波に耐えたのは、平井弥之助(1902~86)という先覚者の見識と執念による。」という、東京新聞の記事(7日朝刊)を紹介しています。
           ↓
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20120319ddm002070157000c.html

記事を読むまで、平井弥之助さんの名前も業績も知りませんでした。

毎日新聞の記事に東京新聞からの記事の引用を載せる、山田孝男さんと毎日新聞に“大アッパレ”を送りたいと思います。


“見識”と“執念”。
日本人の美徳の一つでしょう。

昨今は、“モノ”や“カネ”、“名利”を求める指導者が目立ちますが、“見識”と“執念”をもった人の登場を期待したいものです。

 

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先人の言葉・二題

2012年03月19日 22時45分08秒 | 日乗

江戸時代の二人の先人の言葉を味わってみたいと思います。

◆豊後国の儒学者・教育者の広瀬淡窓の言葉。
 
 米を育てるなら 一年先を見よ。
 木を育てるなら 数十年先を見よ。
 人を育てるなら 百年先を見よ。

岡田副総理が13年度の国家公務員の新規採用を平均で7割減らすことを各省庁に指示したそうです。
本当に、我が日本国の将来は大丈夫でしょうかねー?

◆長州の思想家・教育者・兵学者の吉田松蔭の言葉。

今日、私(松蔭)が死を目前にして、平安な心境でいるのは、春夏秋冬の四季の循環ということを考えたからである。
(略)
私は三十歳、すでに四季備わっており、花を咲かせ、実をつけているはずであるが。それが単なるモミガラなのか、成熟した栗の実であるのかは私の知るところではない。もし同士の諸君の中に、私のささやかな真心を憐れみ、それを受け継いでやろうという人がいるなら、それはまかれた種子が絶えずに、穀物が年々実っていくのと同じで、収穫のあった年に恥じないことになろう。同士よ、このことをよく考えてほしい。

吉田松陰は、各人の寿命を四季に喩えている。
「人生の四季」と言いますと、若い頃読んだ、ポールトゥルニエ著『人生の四季』を思い出します。
吉田松陰と言えば、私は高校時代、吉田松陰が黒船で密航する前に隠れていたお宅に下宿していたことがあります。
地元の旧家(村山邸)でした。

今度、帰省したときに立ち寄ってみます。

 

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