法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

貼雑録から ~石田瑞麿さんの往生観~

2012年03月04日 23時07分22秒 | 日乗

若い頃から「貼雑録」と名前を付けて、自分の日記帳風の雑記帳を作り、書いたり貼ったりしてきました。
実は、空欄だらけです。(笑い)

古いものは焼却してしまいましたが、現在は2000年からのものが手元にあります。

本日の貼雑録には、2000年3月4日の朝日新聞の切り抜きが貼ってありました。

記者の目:石田瑞麿氏の往生観
朝日新聞の記者・菅原伸郎さんの記事です。

菅原さんが帰宅すると、初めての方からの封書。
日本浄土教の研究で第一人者の石田瑞麿さんのご子息からのお手紙で、父・石田瑞麿さんが老衰で死去されたとの内容でした。
記事によると、

故人の遺志で、家族だけで火葬場で立ち会い葬儀もなく、本人は「鳥葬もいいね」と話していたそうだ が、それは無理なので遺灰は海にまく。墓も造らない。

瑞麿さんは、旭川市の浄土宗本願寺派の生まれで、東京大学インド哲学梵文学科卒業。住職だった  父親から「仏教を勉強するなら、僧籍はとるなよ」といわれて、在家のままで自由に研究をしてきた。

弟子の山龍明武蔵野女子大学教授によると「誠実な研究者であり、かつ心から親鸞を尊敬していた。教団をあくまで相対的に見ており、絶対化しなかった」と。

記者の菅原さんが、「念仏はとなえますか?」とお尋ねすると、
「ええ、独りで口に出ます。ただ、となえている自分に気づくと、途中でやめます」とのお答え。

最後の言葉が良いですねー。

早速、図書館から、『教行信証講義』phpを借りて読み始めました。

来週の土曜日、3月17日(土)は、親鸞とカウンセリング勉強会です。
石田瑞麿さんの記事を、皆さんに紹介させていただきます。

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伊豆稲取雛のつるし飾り&河津桜

2012年03月04日 22時49分48秒 | 日乗

我が故郷、伊豆の観光案内です。

昨日は、あたたかな桃の節句でした。
一転、本日は、曇天で少々寒い一日でしたね。
三寒四温でございます。

風邪などひかないように、お大事にしてください。

桃の節句は終わりましたが、伊豆稲取の「雛のつるし飾り」は今月末まで開催しております。
また、河津桜も、ようやく五分咲きとのことです。

ぜひ、伊豆にお出かけください。

写真は、二ッ堀みかん園の「雛のつるしかざり」です。

 

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