法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

お勧めの2冊

2008年02月28日 23時16分31秒 | 日乗

午後、区立図書館で、2冊借りてきた。

◆『あるがままに生きる』 吉野秀雄著 彌生書房

◆『はじめての唯識』 多川俊映著 春秋社

両書共、以前から何度か手にした本です。ぜひ、お勧めです。

前者の著者である吉野秀雄は、会津八一に私淑した万葉と良寛を愛する歌人である。
再婚した奥さんとみ子は、キリスト教詩人八木重吉の奥さんであったひとである。

後者の著者である多川俊映は、興福寺貫首。本書は、以前『唯識10章』の新装版である。

両書の読後感想は、後日、【落穂拾い】に書く予定であるが、このブログでは、『はじめての唯識』にあった次の短歌を紹介します。

 

手をうてば鯉は餌とと聞き鳥は逃げ女中は茶と聞く猿沢池

3月8日(土)の【くりのみ会】で、この短歌と次の課題について考えようと思います。

課題1
「石があるからつまずく?石が無いからつまずく?」さてどちらでしょうか?

課題2
唯識から、「蛇縄麻(ジャゾウマ)の喩」について

 

 

 

 

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卒業アルバム

2008年02月28日 11時30分33秒 | 日乗

教職最後の小学校の担任小○先生から、卒業生アルバムに載せる原稿執筆の依頼が届いた。
3年生 4年生の時、図工を教えた子ども達がもうすぐに卒業するそうだ。
元気のある絵の好きな子ども達であった。
次の原稿を送った。

  「真似する」こと

ご卒業おめでとうございます。
皆さんと一緒に、図工室で絵を描いたり工作をしたことを
なつかしく思い出しています。
スケッチブックも一生懸命取り組んでいましたね。
ある禅宗の老師(先生)の言葉を紹介します。

 真似をして真似が続かなければただの真似
 この真似を一生続ければ本物になる。

ピカソでもセザンヌでも先生が好きなクレーでも…
誰でもいいですから、好きな絵を見つけて
真似をして「描くこと」を続けてください。
間違いなく、人生が楽しくなります。 

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