午後、区立図書館で、2冊借りてきた。
◆『あるがままに生きる』 吉野秀雄著 彌生書房
◆『はじめての唯識』 多川俊映著 春秋社
両書共、以前から何度か手にした本です。ぜひ、お勧めです。
前者の著者である吉野秀雄は、会津八一に私淑した万葉と良寛を愛する歌人である。
再婚した奥さんとみ子は、キリスト教詩人八木重吉の奥さんであったひとである。
後者の著者である多川俊映は、興福寺貫首。本書は、以前『唯識10章』の新装版である。
両書の読後感想は、後日、【落穂拾い】に書く予定であるが、このブログでは、『はじめての唯識』にあった次の短歌を紹介します。
手をうてば鯉は餌とと聞き鳥は逃げ女中は茶と聞く猿沢池
3月8日(土)の【くりのみ会】で、この短歌と次の課題について考えようと思います。
課題1
「石があるからつまずく?石が無いからつまずく?」さてどちらでしょうか?
課題2
唯識から、「蛇縄麻(ジャゾウマ)の喩」について