法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

『人間の関係』

2008年02月15日 11時58分00秒 | 日乗

午後、市川に出かけ、かかりつけの医院で採血検査を受けました。
昨年の秋ごろから体重が3㌔程減ったことを相談しての結果です。

本人としては、体調は大変宜しいのですが、主治医の指示に従った次第であります。

その帰り、書店に立ち寄り、五木寛之さんの新刊を手に入れました。

『人間の関係』五木 寛之著 (株)ポプラ社発行

ご存知のように、最近の五木さんは、親鸞聖人・蓮如上人等の勉強をされ、仏教について、また、仏教を下敷きにした分かりやすいメッセージを届けてくださっています。

本書も、その流れの最新作であります。

この頃、私は、「」という漢字が気になっています。
骨+豊という漢字です。

最近の日本人は、「骨」が「豊か」でなくなってきている。「體」(からだ)が弱くなってきているように感じています。

では、「體」とは何か?各自の身心のことであります。

さて、ではその「骨」とは何かというと、日本文化であります。
即ち、日本人が日本文化の理解が弱くなっているとということ。
具体的にいうと、仏教に対する理解が全く薄くなってきているように思うのです。

五木さんの著作のPRになってしまいそうですが、五木さんは難しい仏教思想を易しい言葉で語ってくれています。

そこで、できれば、五木さんの著作にふれて、大勢の方々が仏教の勉強をすることを願っている次第です。

ちなみに、私が主宰している学習会でも、道元禅師の『正法眼蔵』の読書会と坐禅会を月1回開催しています。

ぜひ、皆様のお出かけをお待ちしています。

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