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長い長い建物にぎっしり (三十三間堂)


今回ことのほか見学に時間を要したのがこの三十三間堂
もともとは妻が高校時代に弓道をやっていたということで訪れた訳なのだが、
妻子が仏像にはまってしまい、いつまでも出てこなかったのである。



このお堂、中心に大きな千手観音の坐像がでん、とおわしますだけでなく、
左右に等身大に近い千手観音の立像がなんと1,001体!もおられ
(一部は出張したり療養中だったりだけど)、
さらにその前にやはり等身大の風神・雷神と観音二十八部衆の像計30体が
ずらりと並ばれているという状況で、とにかく凄い量の仏像が安置されているのである。
つまりこのなが~い建物に等身大の仏像がぎっしり詰まっているのだ。

日本の兵馬俑といったら怒られますかねぇ~、でも質と量の相乗攻撃と言う意味では近いんではないかと

そんな訳で中はとにかく凄いことになっているのだが、残念ながら撮影不可なので写真はない。
で、1,001体ある千手観音の微妙な差異も見始めるとはまるらしいのだが、
なんといっても風神・雷神と二十八部衆がとにかく個性的で見飽きなかった、ということらしい。



ところで肝心の「通し矢」というのは、写真のお堂裏手側の軒下の端から端まで射って、
例えば一日で何本的に当てることが出来るかを競うということだったらしい。
で、その最高記録は8,133本/13,053本と言うことらしいが、
これだと毎分9本射る勘定になり、これぞまさに矢継早
というのは本堂の中にあった解説の受け売りだが、とても人間業とは思えん・・・。
(因みに矢は座って射る<軒に当たらない様に低い位置から射たい、ということらしい)

で、当然真直ぐ飛ばない矢は建物にガンガン当たってしまうんで、
出っ張っていて傷が付きやすい柱なんかには鉄板養生がされているのであった。
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