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GPSみの虫化計画


GPSロガーっていうのはあくまで記録を取っているだけなので、
GPS持ってるのに自分の今いる位置が分らないという間抜けなところがある。

887と購入を迷ったM241には簡単な液晶画面が付いているんで、
一応自分のいる場所の緯度経度は分るらしいんだが、
887はログ取ってるだけでなので、パソコンがなければ何も分らない。
(なんで山道で迷った時に「持ってて良かった!」となるのはM241の気もしますねー)

先日知人の家に行こうとした際に、記憶が曖昧で途中で迷ってしまいたどり着けない、
という失態を演じたが、こういう際にも全く役に立たないのである。

たたないのだけれども、家に帰ってから実際に迷った径路を確認して
自分がどこで間抜けだったかを確認する楽しみって言うのはあるんだな。
これはこれで案外重要だったりする。


裸でもちらるくのも何なんで、フィルムケースとエアクッションで蓑を作ってみました。
ストラップはUSBメモリーに付属していたものの使いまわし、フックが付いています。
なお、本エントリーのタイトル・写真と文章は当該GPSの仕様による誤差です。


で、このGPSの精度なんだけど、実際に使ってみると軽く10~20m、
時には50mくらいずれることが分った(公称は3mとかだったような?)。
これは公称値があくまでチップ単体での性能ということと、
精度が設置方法や上空の抜け具合にも大きく左右されることが原因のようだ。

実際同じ道を通っても車のフロントガラスあたりにしっかり上向きで置いている時と
自転車や歩きでポケットや鞄に入れているときとでは全然違うし、
高架の下や高いマンションの脇などはずれが大きい感じだ。
といってあまり何もないような住宅街でも大きくずれることもあるんだけど。

そうは言っても「そのあたりら辺」が相対的にずれるんで、軌跡の形自体は明確だ。
なので「あ、ここの交差点、信号の手前で道路渡っちゃったんじゃないの?」
というようなことも推定できたりしてしまうのだった。恐ろしいことです。
まあ、自分が住宅街でどこを歩いたかを再現するには十分な精度ということですね。

現在は結構細かいピッチでログを取る設定にしているのだけれども、
しばらく使ってみて、もう少しざっくりとした設定でもいいような気がしてきた。

887の方には移動速度に応じてログ取の間隔を変えるというモードがあり、
デフォルトがこの設定だったんだけど、これだと交差点で曲がったりするのが追い切れず、
ビルをつき切るような径路になってしまい「それはないよなー」と思っていたんだけど、
今週末の京都行きなどは、それでもまあいいかとも。
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