9/29
6am 起床。くもりのち晴れ。朝食はトースト&ピーナツバター。9am 出発。これまであまりにも隕石がみつからないので、今日は場所を変えてみる。落下予想地域からは少し離れたところでランダム法。

自分の影で記念撮影。
みんなで休憩中、遠くからかすかにエンジン音が聞こえて来たと思ったら、なんと小型飛行機が地平線から出現。しかも、こっちに向かって来る。かなり低空飛行をしていて、目の前で不時着でもするのではないかとビビったが、両翼を左右にふらして「こんにちは~」の挨拶をしてくれた。みんなでジャンプしながら手を振ってお返事。たまたま上空から我々のキャンプサイトを発見して、様子を見に来たのではないかということに。真相はわからないが、面白い遭遇だった。
その後、ものすごく小さいがテクタイトっぽいものを発見。とても小さくて自分では判別できなかったのでAlexに見せたところ、「世界一小さいテクタイト」だとのお言葉をもらえた(喜)。場所を少し変えて、さらに探索。隕石かと思うものを1個見つけるが、残念ながら違っていた。
1:30pm キャンプサイトへ戻る。ランチ(チーズ、トマト、サラミのサンドイッチ)。
この砂漠にいるのも明日が最後。約2週間、毎日歩き回っているのに、こんなにも隕石がみつからないのは何故なのか。。。みんなでディスカッション。
1、テクタイトや隕石と間違えるような地球の石を見つけていることを考えると、見落としている可能性は低いだろう。しかし、草の中に潜っていたら、みつけるのは難しいかもしれない。4年前にこの地に来たときには、もっと草が少なくて、隕石探査がしやすい場所だった。これだけ草が増えているのは、農家の人が牧草地を増やすために(羊が放牧されている)種を蒔いた可能性がある。
2、隕石が探索地域に落ちるには落ちたが、地面に衝突したときに粉々になって、見つけられないほどの小さい破片になってしまった。理論予測によると、大きさ20~150gの範囲内で、一番可能性が高いのは60gとのことなので、正しければ親指の先くらいの大きさはあるはずだが。
3、落下予想地点の理論計算が間違っている可能性がある。しかし、理論予測に基づいた隕石探査は今回が初めてというわけではない。過去の別の地域では見つかっているとのこと。
4、隕石コレクター業者がどこからか落下予想地点の情報を得て、知らない間に収集していった。落下予想地点に関する情報は今のところ論文にはなっていないが、口づてに広まった可能性は大いにある。オーストラリアにおいて、一般者の隕石収集は違法ではない。しかし、ビジネスに利用した場合(つまり、隕石を売ったら)違法になるとのこと。ちなみに、我々はオーストラリア政府の許可を得てこの地に来ています。
午後、Kath, Geoffと一緒に、Geoffが見つけていた自然洞窟を見に行く。再び大迫力のQuad-Bikeアドベンチャーツアー開催。今回は、よく酒屋でみかけるビール用のプラスチックケースを逆さにして椅子代わりにし、さらに毛布を乗せたため、前回よりもマイルドな乗り心地。

洞窟を覗き込むKath。このような洞窟は度々みかけました。地底からひんやりした空気を感じる事も。Geoffによると、穴に落ちて出られなくなった動物の化石(骨)が穴の底にたまっているため、生物系の研究者にとっては好都合とか。

山登り用の装備を準備中。命綱はQuad-Bikeにつなげる。

いってらっしゃーい。

地上にて待つ天使二人。

無事生還!穴の奥はかなり狭くなっていて、Kapiサイズなら入れるとのこと。しかし、毒クモがいる可能性があり、リスクが高いので、これ以上はやめておく。キャンプサイトへ戻る。
3pm Alex, Caroline, Kathと4人で再び隕石探査。Carolineがうさぎを発見するが、隕石はなし。隕石よ、一体どこにいるのですかー!!4pm過ぎ、キャンプサイトへ戻る。留守番していたGeoff、左親指にトゲがささって抜くのに苦労していた。持参していた毛抜きとオロナイン(日本製)を貸す。
今夜のメニューはラム肉のロースト&ローストベジタブル(ポテト、かぼちゃ、にんじん)。

ひたすら待つ。
6:45pm 別チームから衛星電話。彼らは初日の移動途中、大雨に遭ってトラックがスタックして立ち往生。かなり大変な状況になったとのこと。彼らも成果がないとのこと。
今日はロンドンのNatural History Museumの一般公開イベントがあり、この砂漠から衛星生中継(電話だけど)することになっている。7:00pm Carolineが衛星電話のチェックのためロンドンへTEL。無事つながる。次回の交信は8:00pmとのこと。
その間に夕食。

いいタイミングでローストラムができあがりました。

今夜も最高!
8:00pm NHMからの電話を待つが、なぜかかかってこない。こっちからかけてみても、うまくつながらない。さっきはうまくいったのに。星がきれいだが、風が強くて寒い。電話は諦めて、9:30pm 就寝。
6am 起床。くもりのち晴れ。朝食はトースト&ピーナツバター。9am 出発。これまであまりにも隕石がみつからないので、今日は場所を変えてみる。落下予想地域からは少し離れたところでランダム法。

自分の影で記念撮影。
みんなで休憩中、遠くからかすかにエンジン音が聞こえて来たと思ったら、なんと小型飛行機が地平線から出現。しかも、こっちに向かって来る。かなり低空飛行をしていて、目の前で不時着でもするのではないかとビビったが、両翼を左右にふらして「こんにちは~」の挨拶をしてくれた。みんなでジャンプしながら手を振ってお返事。たまたま上空から我々のキャンプサイトを発見して、様子を見に来たのではないかということに。真相はわからないが、面白い遭遇だった。
その後、ものすごく小さいがテクタイトっぽいものを発見。とても小さくて自分では判別できなかったのでAlexに見せたところ、「世界一小さいテクタイト」だとのお言葉をもらえた(喜)。場所を少し変えて、さらに探索。隕石かと思うものを1個見つけるが、残念ながら違っていた。
1:30pm キャンプサイトへ戻る。ランチ(チーズ、トマト、サラミのサンドイッチ)。
この砂漠にいるのも明日が最後。約2週間、毎日歩き回っているのに、こんなにも隕石がみつからないのは何故なのか。。。みんなでディスカッション。
1、テクタイトや隕石と間違えるような地球の石を見つけていることを考えると、見落としている可能性は低いだろう。しかし、草の中に潜っていたら、みつけるのは難しいかもしれない。4年前にこの地に来たときには、もっと草が少なくて、隕石探査がしやすい場所だった。これだけ草が増えているのは、農家の人が牧草地を増やすために(羊が放牧されている)種を蒔いた可能性がある。
2、隕石が探索地域に落ちるには落ちたが、地面に衝突したときに粉々になって、見つけられないほどの小さい破片になってしまった。理論予測によると、大きさ20~150gの範囲内で、一番可能性が高いのは60gとのことなので、正しければ親指の先くらいの大きさはあるはずだが。
3、落下予想地点の理論計算が間違っている可能性がある。しかし、理論予測に基づいた隕石探査は今回が初めてというわけではない。過去の別の地域では見つかっているとのこと。
4、隕石コレクター業者がどこからか落下予想地点の情報を得て、知らない間に収集していった。落下予想地点に関する情報は今のところ論文にはなっていないが、口づてに広まった可能性は大いにある。オーストラリアにおいて、一般者の隕石収集は違法ではない。しかし、ビジネスに利用した場合(つまり、隕石を売ったら)違法になるとのこと。ちなみに、我々はオーストラリア政府の許可を得てこの地に来ています。
午後、Kath, Geoffと一緒に、Geoffが見つけていた自然洞窟を見に行く。再び大迫力のQuad-Bikeアドベンチャーツアー開催。今回は、よく酒屋でみかけるビール用のプラスチックケースを逆さにして椅子代わりにし、さらに毛布を乗せたため、前回よりもマイルドな乗り心地。

洞窟を覗き込むKath。このような洞窟は度々みかけました。地底からひんやりした空気を感じる事も。Geoffによると、穴に落ちて出られなくなった動物の化石(骨)が穴の底にたまっているため、生物系の研究者にとっては好都合とか。

山登り用の装備を準備中。命綱はQuad-Bikeにつなげる。

いってらっしゃーい。

地上にて待つ天使二人。

無事生還!穴の奥はかなり狭くなっていて、Kapiサイズなら入れるとのこと。しかし、毒クモがいる可能性があり、リスクが高いので、これ以上はやめておく。キャンプサイトへ戻る。
3pm Alex, Caroline, Kathと4人で再び隕石探査。Carolineがうさぎを発見するが、隕石はなし。隕石よ、一体どこにいるのですかー!!4pm過ぎ、キャンプサイトへ戻る。留守番していたGeoff、左親指にトゲがささって抜くのに苦労していた。持参していた毛抜きとオロナイン(日本製)を貸す。
今夜のメニューはラム肉のロースト&ローストベジタブル(ポテト、かぼちゃ、にんじん)。

ひたすら待つ。
6:45pm 別チームから衛星電話。彼らは初日の移動途中、大雨に遭ってトラックがスタックして立ち往生。かなり大変な状況になったとのこと。彼らも成果がないとのこと。
今日はロンドンのNatural History Museumの一般公開イベントがあり、この砂漠から衛星生中継(電話だけど)することになっている。7:00pm Carolineが衛星電話のチェックのためロンドンへTEL。無事つながる。次回の交信は8:00pmとのこと。
その間に夕食。

いいタイミングでローストラムができあがりました。

今夜も最高!
8:00pm NHMからの電話を待つが、なぜかかかってこない。こっちからかけてみても、うまくつながらない。さっきはうまくいったのに。星がきれいだが、風が強くて寒い。電話は諦めて、9:30pm 就寝。