暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ゆきまたじ

2018年01月04日 | 古民家
雪国の景色を、綺麗・幻想的・と思う人も多いと思います。
白川郷の雪景色を見ると、まんが日本昔ばなし、に出て来る様な、おとぎ話の一幕の様に見えて、不思議な気持ちになるのですが…

実際の生活は、毎日繰り返される雪の始末がとても大変な重労働になっていて、お年寄りの多い地方では、これから深刻な問題になって来ると思います。(今でもかなり問題になっていますが…)
豪雪地帯で、デザインされた小洒落た建物を建てる選択肢はありえなく…
急勾配な屋根や陸屋根の形状がほとんどで、合掌造りが出来た意味が良く解ります。
機能美という言葉がありますが、生活に根付いた効率よく機能的な物の、素のありようが本来の美しさだと言います。
そんな昔ながらの景色も、少しづつ失われてはいきます.それでも、残していきたいと活動している若い世代も少なからずいらっしゃいます。
多くの方の工夫と知恵と想いで、出来るとこがまだまだあると思います。

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