フワフワと赤く揺れる炎・・・煤けた空気が宙に踊って・・・
吹き上げる暖さが・・・屋根裏を染めて行く・・・。
見上げる天井は高く、墨色の中に揺れる影が・・・家族の団欒を映している・・・。
煤竹は・・・茅葺の屋根に組まれた竹が、囲炉裏の煙で燻された竹で・・・
呆れるくらいの時間・・・燻され、色づいた竹は・・・
丁寧に麻縄で磨かれると・・その姿はまろやかで、時間だけが生み出してくれる美しさがあります・・・。
お手軽に・・・効率よく・・・時間を掛けずに出来る事はたくさんあっても・・・
人の手がいくつも必要な作業で・・・時間を掛けるかて仕上がる姿は・・・
効率では理解出来ない・・・受け継がれる意味のある住まい造りがあって・・・。
顔中、煤だらけで・・・埃だらけの作業でも・・・
10mを超える竹や梁を使った古民家の造りは・・・
不効率だけど・・・安心して住み継がれる住まい造りなんだと思います。
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