暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2024年02月19日 | 古民家
 ガサツな頃は良く遊び・・・おしとやかになれば競って学んで・・・
落ち着き払えば励んでみたりする・・・。
越え始める世代間を埋めるように・・・言い訳を持ち出せばぎこちなく・・・
大人ぶって、時間は短くならないかと生き急いでも・・・
足踏みばかりが続くのは・・・この先も大して変わりは無いのだろう・・・。

白く光る部屋が・・・日ごと落着きを表し始め・・・
薄汚れた手垢に・・・落書きや傷は日常茶飯事で・・・
背丈の数が増えなくなると・・・大人になった証と、柱の姿はボンヤリ薄く・・・
住まいは日ごと色合いを増して行く・・・。

色艶を探し・・・深い軒の下に遠慮して・・・
ガタピシ音を漕いでみても・・・鈴なりの香しさに似た落ち着きを取り戻し・・・
眺める庭と影を探しながら・・・続き間の和室を持て余すけれど・・・
人が集い・・・言葉が絡み合うほどに、住まいの寿命は長くなり・・・
貧しくも華やかな暮らしの宴は・・・100年も続くことわざになるのかも。

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