ここ数年・・・「打ち水」が夏の風物詩になるかと思いましたが・・・
あまり広がらなかったような気がします・・・
そもそも、日中にコンクリートやアスファルトに水を撒いても、暖められた水が蒸発して・・・
余計に蒸し暑くなってしまいます・・・
「打ち水」は・・・夕方太陽が落ちた後・・・
撒かれた水が少しづつ気化熱で地面の熱を奪って・・・温度が下がっていきます・・・
植木の花に水を撒くのも・・・サンサンと太陽が降り注ぐ時に撒いては・・・
植木がタイヘンな事になってしまいます・・・それと同じでしょうか・・・?
家の廻りも土だらけで・・・雑木林もあって・・・舗装道路もそこそこの時代・・・
雨は川にも流れますが・・・地面にも浸透していって・・・
夕立があって・・・自然と打ち水の効果が行われていました・・・
土が見えなくなった今では・・・「排水リスク」などと言う言葉も出てきて・・・
温暖化で降雨量が増えて・・・1級河川で洪水が起きる確率は・・・
今世紀末では4倍ほどになるようです・・・
雨樋の水は下水に流してはいけない地域があって・・・(最近は多いです)
それは・・・川に流れる水を規制して洪水を抑制しようと言う考え方からです・・・
空き家が多くて・・・これからも、もっと増えていくのが目に見えているのに・・・
雑木林を造成して・・・里山のような場所を切り開いて・・・
建売や住宅地が建ち続けています・・・・・
山を守って・・・里山を残して・・・雑木林を大切にする事が・・・
排水リスクを防ぐきっかけになります・・・抑制になります・・・
住宅の雨水の処理に規制をかけるのも解りますが・・・
もっと大事な部分を忘れている気がします・・・根本が見えなくなっている気がします・・・
目先だけ見据えず・・・既得権やしがらみを考えなければ・・・もっといろんなものが見えて来ると想います。
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