暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

懐深く

2020年03月18日 | 古民家

 織田 信長は傾奇者・・・一風変わった行動や、派手な衣装・・・

当時としては物怖じしない奇抜な発想や・・・既成概念にとらわれない人間関係・・・

つつましく・・・質素な暮らしの中に、やたら派手で奇抜な行動をする人がいればとても目立ちます・・・。

博物館などで見る当時の衣装・・・今見てもそこそこ派手で・・・

芸能関係の方であれば・・・同じような派手な衣装の人もいるのですが・・・

時代が時代・・・つつましく、男子が派手な色使いの様相をするなんて・・・

海外から見れば・・・個性と許される行いも・・・島国日本では、大うつけ者と言われても仕方が無い時代だったでしょう・・・。

庶民の暮らしは質素でも・・・赤を表現する言葉・真紅・朱色・赤銅色・茜色・紅色・小豆色・・・

青を表現する色・群青色・紺碧・空色・瑠璃色・藍色・・・・

それ以外も、黄色の山吹色に檸檬色・・・・緑色の萌黄色に青柳・・・・・

派手さは無くても・・・きめ細やかな日本文化の奥深さが伝わる表現の多さです・・・。

単調な和装の中にも・・・季節の彩りを丁寧に添えて・・・・

暮しの中に華やかさや・・・あでやかさが見える・・・平凡な毎日が華やいだ日々になります・・・。

若い感覚で和洋を混ぜたり・・・場違いと言われ、乱暴だと言われても・・・

それが流行りとなり・・・日常となる・・・

これからも新し文化は生まれ・・・また変化しますが・・・

日本のきめ細やかな文化は・・・基本があるからこそ・・・多くの表現があるからこそ・・・・

懐深く・・・多くを受け止め、これからも新旧か混ざりあいながら歴史を刻んでいくのだと思います。

 

 

 


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