暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

アシアト

2020年02月18日 | 古民家

  足の裏が感じる刺激・・・いろんな種類があると、健康に良いだとか、頭に良いだとか・・・?

子供の情操教育にも良いなどと・・・噂話は聞きますが・・・

体のあちこちにあるツボは刺激すると良いらしいので・・・裸足で野山を駆け回る・・・

小さい頃の何気ない遊びは・・・自然と身についた知恵なんだろう・・・。

無垢の床材、特に杉材は・・・多孔質で空気を多く含んでいて、素足に程よい温かさと柔らかさを感じます・・・。

三和土の土間は・・・コンクリートと違い、一定した温度が保て・・・夏はひんやり・冬は程よく・・・

自然素材を使えば・・・傷も汚れも気になる所ですが・・・そこで暮らした家族の思い出として・・・

暮らしてきた証として何事にも代えがたい足跡になります・・・。

亡くなられた方の思い出は・・・多くの写真や洋服・・・忘れられない品はたくさんありますが・・・

悲しいかな・・・処分される方も多く、引き取り手の無い品は・・・古物として引き取られ・・

骨董市で見かけるのならまだしも・・・廃棄物となってしまっているようです・・・。

家族が暮らしてきた住まいも・・・主のいなくなった建物も・・・悲しい姿を各地で目にして・・・

活気のあった町も・・・商店街も、いつの間にか人の温かさを感じない建物に姿に変えて行きます・・・。

多くを知り・・・経験していく事で次の階段を登るのですが・・・次の世代にうまく受け渡せていないようで・・・

その受け渡し方を忘れてしまっているのかも・・・?教えてもらっていないのかも・・・?

足の裏が経験する床が健康的な床材であれば・・・住み継がれる空間が健康的であれば・・・

他人事のように毎日が過ぎ去るの暮しではなく・・・関わり合いの深い町や、地域が生まれ・・・

見た目に惑わされない思いの詰まった暮らしが・・・続いて行くような気がします。

 

 

コメント
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