暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

成人

2020年01月13日 | 古民家

 先輩は怖い存在・・・自分よりも大人に見えて、体も大きくて・・・

今思えばカッコ付けて・・・少し背伸びしていたようにも思えるのですが・・・

妙に老けた先輩も多くて・・・時代背景もあったのでしょう・・・。

平均寿命が短かった頃を思うと・・・女子は若くして結婚して、子供を産み家庭を切り盛りする・・・

家庭の催事をまとめるなど・・・早くから苦労を背負っていました・・・。

男子も男としてあるべき本懐を遂げるべく・・・家庭を支え・・・家族を守り・・・

若くして責任を負っていたからなのかも・・・・・

今の20代が大人かと言えば・・・まだまだ子供で、中には大人顔負けの、ませた子供はいても・・・

経験や背負うモノが違うのか・・・社会人になっても遊び感覚な部分が多く見えて・・・

社会的常識は時代と共に変化しても・・・挨拶や礼儀の教育は出来ていない気がします・・・。

(個人的な見解です。)

食生活が良くなり・・・体や顔付きは大人のようでも、心の部分は幼さの残る子供から踏み出してはいません・・・。

そんな若者が・・・18歳で成人と言う、間逆な方向へ向かうのに・・・違和感を感じてしまいます・・・。

丁稚小僧として・・弟子として、下積みで学ぶ・・・今思えば理不尽なことがほとんどで・・・

大人の厳しさを感じながら、多くの事を学んで来た仕組みが・・・パワハラになり・・・セクハラになり・・・

不自由で・・・思い切りの無い社会になってしまったようです・・・。

建築の世界で・・・古民家は異端児・不良・・・問題児です・・・。

何故なら・・・法律違反の建物に住んで、温度差のある室内では死の危険がいっぱいで・・・

光熱費がたくさん必要な環境に良くない・・・お財布にも負担のかかる建物だと言われています・・・。

刺激があって・・・いろんな経験を積んで、社会の厳しさを若い頃から体で覚えるからこそ・・・

10代でも・・・大人の雰囲気が出せるとするなら、本当の意味で成人するのは・・・

時間が過ぎるだけで無く・・・良くも悪くも、多くの経験が大切で・・・

今の社会では・・・逆に・・・25歳でようやく成人と言えるくらいなのかも知れません・・・。

少し悪い・・・ほどほどの悪戯・・・

そのさじ加減も・・・暮らしの中で育まれるのは、そこそこしんどい暮らしに中にあるように想います。

 

 

 

 

 

 

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