暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

温泉

2019年11月16日 | 古民家

 湯けむりの先にはほんのり色づく、紅葉した山々が広がり・・・

サラサラと流れる渓谷の音と・・・鳥のさえずり・・・

朝晩の引き締まる澄んだ空気に、山も川も空も・・・・・一層その色を、美しく引き立ててくれます・・・。

入れば誰もが顔をほころばせ・・・安堵した気持ちになる温泉・・・。

日本人の至福のひと時ベスト5に入ると思います・・・。

地震におびえながらも・・・その恩恵として日本各地どこに行っても温泉は出るようで・・・

湯治場として・・・観光地として・・・人が入り込まない秘境など・・・

いろんな場面で・・温泉は人の暮らしに寄り添っていました・・・。

泉質もそうですが・・・場の景色や環境も、人を癒す大切なアイテムで・・・

日頃の生活と相反する部分が多ければ多いほど・・・その差に心打たれ、引き寄せられるものです・・・。

非日常を求め・・・・文化の違いを求め・・・足繁く訪れる場所として、古くから愛されて来ました・・・。

日本の文化を象徴する歴史ある文化・・・一時の感情や時代の流れで失い・・・消滅してしまったモノ・・・

無くすのは一瞬・・・元に戻すには多くの時間が必要です・・・。

流れる川のように時間は過ぎますが・・・じんわり内から温まる温泉のように・・・

繋いで来た文化を温め・・・人を癒す時を紡いでいけたらと想います。

 

コメント
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