暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

つくる家

2017年10月14日 | 古民家
 戸建てが良いのか?マンションが良いのか?

持ち家が良いのか?賃貸が良いのか? 昔から比べられてきましたが・・・

どちらもランニングコストを比べているのだと思いました・・・。

ある雑誌で「買う家」と「つくる家」の違いを特集していました。

解りやすく、判断しやすいので、こちらでもランニングコストを

「メンテナンスコスト」・「解体した時の費用」などで比較していました。


以前、時計をコレクションしている方が言っていた言葉で・・・

「いまは私が所有して管理していますが、これらの価値を解ってくれて

 この先、引き継いで大切にしてくれる方に譲っていきたい」・・・と


立派な家は代々その家族が引き継いでは行きますが、住み継がれていけるように

手直しをするのはその集落の人達で行ってきた行事でした・・・。(「結」と言う考え方。)


3世代住み継いでいけるような建物を建てられる時代ではありませんが・・・

30年で解体されてしまうような建物が良いとも思っていません・・・。

住まい作りとは、ランニングコストだけで判断して考えるのでは無く

人が人として楽しく・安心して・安全に生活して

家族が育っていける場所であるべきだと思います。


その中には個々の事情・予算・環境などさまざまな問題点もあると思いますが

多くの人が、一生に一度の住まい造り・・・


家族の思い出造りの場として・共同作業として・・・

その過程が楽しめるかを、比べてみても良いのではないかと思います。





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