THE RECKLESS MAN*

過ぎ行く時~後悔は少なめなMY LIFE を送ることをモットーに、日々、テキトーな日常を書き留めています。

不定時法腕時計(和時計)~日本人時計師・菊野昌宏

2014年01月31日 | 日記

先日、放送された『好きだモノ…02「腕時計」-NHKで紹介されていた独立時計師の『菊野昌宏』さん30歳。その彼が、全て設計から手作業で全パーツを自分で削り出し組み上げる行程に感動❗️😳


特に、和時計の腕時計化は圧巻(東芝の創業者、「からくり儀右衛門」と呼ばれた田中久重の万年時計に触発されて、菊野さんは腕時計づくりの道を歩んだそうです)~さらにコレを薄型化するのが彼の今の課題らしい。下の文章は、彼のホームページの『和時計』の文章をコピペです。ホームページ "Masahiro Kikuno" のリンクを貼っておくので興味のある方は見て~自分は特に和時計がクール❗️って思いましたが、彼のつくる他の時計~どれもカッコイイ😝


2011年、日本人時計師・菊野昌宏が開発・製作に成功した「不定時法腕時計(和時計)」は、12の干支が書かれた駒(インデックス)が季節の変化に伴って自動的に移動する「自動割駒式和時計(じどうわりごましきわどけい)」です。


不定時法とは、夜明けと日暮れ(昼)、および日暮れと夜明け(夜)までの間を6等分し、それを一刻(いっとき)とする時刻の表示機構ですが、日の出と日の入りの時刻が季節によって変化するため、一刻の長さは日々、変化していきます。


江戸時代に日本で製作された和時計は、これに対応するため、季節ごとに干支の間隔が異なる文字盤に交換したり、移動式の駒を手動調整する機構などを開発しましたが、菊野昌宏が製作した「不定時法腕時計(和時計)」はかつての和時計を参考に、この機構を腕時計サイズにまで凝縮した世界初の腕時計です。


この機構における駒は、夏至では昼の駒の間隔が広がり、夜の駒の間隔が狭まります。冬至では逆に、昼の駒の間隔が狭まり、夜の駒の間隔が広がります。


また、この時計にはブルースチール仕上げされた不定時法針の他に、通常の時分針も装備され、定時法による正確な時刻も同時に読み取れるように配慮されています。