出勤の電車で、前の多分高校生が大きな荷物を床に置いている。必然私の踏ん張る足幅の面積は狭くなり、満員でつり革にも手が届かない。減速に前につんのめり、2度ほど高校生にもたれかかる感じになった。高校生は「何やこのおっさん、年とると立っていることもできんのか」と思ったかもしれない。しかし、きょう電車に乗った感じでは、これまでの同じ時間帯に比べて混雑が増したようにも思える。各職場が節電のために始業を早め「サマータイム導入のような」形になっているのかもしれない。加えていえば、すでにもう車内温度は高め設定されているように感じられ、生ぬるい汗ビチャのおっさんと肌を合わせて乗っていなくてはならないというのも、つらいものがある。
昨夜の「JIN」、最高視聴率は31パーセントもあったのか。総じてよくできていたと思う。やはり脚本がしっかりしているというのが、一番大切なこと。ドラマの分野は少し違うが、どこかの誰かに聞かせてやりたい。ヒロインの綾瀬はるかもよかった。同年代の、人を猿呼ばわりばかりしている、うつけ姫とは大違いだ。できることなら2時間編成の放送をもう1時間早めてもらって、あのドラマを散々に叩き潰して質の違いを見せつけて欲しかった。