この間の月曜日に第7番目の歯が内側に入っているので、
それを矯正するためにと、
写真(ピンボケでスミマセン)の通りになった。
上下の歯に金具をつけて、ゴムで外側に引っ張るっていうものらしい。
この日は父親が付き添いで言っているので、
オイラは間接的にしかわからないでいた。
しかし、その下の歯の内側についた金具の突起物が鋭いらしく、
それが舌に当たって痛いというのだ。
当初、慣れかもしれないから・・・
と言っていたのだが、
食は細るし、舌が痛い、痛いとわめき散らすし、参っちゃったな~と思っていた。
そして3日目。
朝から不機嫌極まりないし、友達のうちに遊びに行く(お泊りするらしい)予定は外せないし、よそ様の家でのた打ち回った暁にゃあ・・・って考えると、どこかで一度見てもらったほうがいいのかな?という結論に達した。(あくまでもオイラの頭の中でだが)
「どうしても痛いんだったら、病院に電話したほうがいいかもよ」
「なんでそんなこと言う」
「だって、昔針金が口に刺さってたことがあったじゃん。だから、その突起物が本当はもう少し引っ込められるのかもしれないし。(月曜日に先生に会っていないから事情がつかめない)それに、明日だと、文化の日でお休みだし。」
「うん、わかった。」
と、とりあえず話しておいた。
すると、
さー、出かけるか・・・
と、バタバタ片付けたり、化粧したりと大騒ぎしていたころ、一本の電話が・・・
「お母さん、痛すぎて授業にならんから、病院に電話するけど、電話番号教えて」
「(うわ、早!と思ったが)わかった。でももしかしたら今日は水曜日で病院お休みかもしれないけど、とにかく急患ということで電話しても大丈夫だからね」
「うん、わかった。でもなんていえばいい??」
「はぁ?アンタ舌が痛くってどうにもならないから電話するんでしょ?それを伝えればいいんだよ。(あたしじゃないんだから、わからないって)」
「あ、わかった」
と電話を切る。
こりゃ、病院連れてけだろうな・・・
と思い、化粧をしていると、
また電話。
「連絡したら、いつでも来ていいよっていうんだけど、どうしようか?」
「いや、痛くてどうにもならないんだから、今すぐ行きます!って言って頂戴よ」
「うん、わかった。じゃ保健室で待ってるから来てね」
くー、また学校行くんかいな・・・OTL
あわてて用意して、学校に迎えに行って、歯医者さんに。
すると、やはり突起物が思った以上に鋭く、
先生曰く「これは痛いよね・・・でも、これをどうすることもできないから、とりあえず突起物にワックスを塗って、舌に当たらないようにガードしようね」
と言われて、ワックスを塗りつけたらしい。
すると、今まで痛い、痛いといっていたのに、けろっとしている。
(一瞬またコイツに、はめられたか??と思ったが、
それはもう少し、ヤツの動向を見守ることにしよう・・・)
それで2週間様子を見てもダメなら、
ねじで固定する!という話だったようだ。
で、どうよ??と聞くと
「うん、舌にあたらないし、これなら大丈夫そうだよ」
という。
「こういう薬、前にももらったことあるよね」
ハイハイ、ありますとも。
その、頬に針金が突き刺さったときにね・・・
「あー、よかった。これで給食食えるし、○チャン家にもいけるよ。
今日6時に待ち合わせなんだ」
「6時って暗いじゃん」
「だって、仕方ないじゃん。○チャン、×クンと帰るんだもん」
ありゃりゃ・・・
青春真っ只中なのねん。
そしたら、
オイラ夕方から具合が悪くなって、
とんでもない非常事態発生!!
仕事中だし、人がいるし、
でも、立ってられないし・・・
すると、
ノー天気なたんぽぽ、
「あのさ、○チャン家まで送ってて~」
オイ!人を殺す気か
いや、今この言葉はしゃれにならないなぁ・・・
女子高生、母親に劇物タリウム 殺人未遂容疑なんて、
とんでもない事件が世を騒がせているしな・・・。
(この事件に関しても、言いたいことは山ほどあるんで、
それはまた、改めてということで)
ま、暗いところでの待ち合わせよりは、
安心かなって思ったんで、いいんだけどさ。
そしたら、
すーっかり歯の話なんかしやしない。
まるでどこ吹く風、って感じだった。
それより、
たんぽぽの口から、
とんでもない重大発表が・・・
なぬ~?!
後編にちゅぢゅく!!