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sweet 3

2009-09-11 | sweet 10

しまね自然の学校。

 

1999年5月、

泥のプログラムが動き出そうとしていた。

 

そんな教育的、情操的、建設的なプログラムの最終段階に

私たちの結婚式をイメージするとは

斬新、かつ柔軟な発想。

 

偉大なその人は

何の迷いもなく、

楽しそうに当然のように語ってくれた。

 

ありがたい話である。

 

そして、

いきなり

その翌日から

私たち二人の戦い(←いずれ、戦いと知る)が

始まったのである。

 

『泥の教会をつくり、結婚式を執り行うことに協力してほしい』

最も身近な知人、友人に声をかけた。

 

このとき、

協力してくれる、

そして頼りになる友人が私たちの周りに存在してくれていたことに

ほんとうに

感謝でした。

 

1999.9.25 (土) 大安

この日を結婚式として

目標を定めた、タイムスケジュールを作成しました。

 

平日の夜遅くまでの初回ミーティング。

役割分担に従い、それぞれの専門知識を生かした発想、判断、そして、自信。

 

商業ベースのベルトコンベアーにのって

ただ単に新郎新婦の顔が違うだけ、という

“ひな形的”結婚式に乗っかりたくなかった。

突飛とか意外性を狙いたかったわけじゃなく、

ただ純粋に

自分たちのほんとの気持ちを反映するにはどうすればいいのか、

とことん考えた私たち。 

 

教会建設。

料理。

装飾。

式進行。

など

 

資金がないのも確かだけれど

どれもみんな手作りで行いたいと考えました。

そして、

それが叶いそうなほどの

すばらしい、多岐にわたる分野の人たち、

つまり友人たちの協力が得られると確信。

 

ワタシたち二人の役割は

そのすべてに関わることと、

しっかりと自分のビジョンを固めることと思われました。

 

はじめての

ミーティングが深夜に終わったとき、

ほんとにありがたく

しかし

未知の世界へ

船を漕ぎ出したような不安もありました。

乗り越えなければならない、

踏ん張らなければならない、

成功させてなくてはならない、

そんなプレッシャーがありました。

ただ

結婚が具体化した初めの一歩という喜びと、

必ず成功するという妙な確信めいたものをココロの奥深くで感じていました。

 

 

その時は気づいてなかったのですが、

“私たちの結婚式”はその瞬間、もうすでに始まっていたのです。

 

                                 つづく  (sweet 4へ)


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