じぶんがいちばん!

じぶんの家族や家のこと
じぶんの趣味や仕事のこと
じぶんのこころに感じたこと
。。。そんなことのどれもじぶんなのだ

sweet 8

2009-09-16 | sweet 10

9月にはいると

いよいよ教会作り。

目に見えて形になってゆく。

 

まずは

はで木を利用して三叉(みつまた)構造を適当な間隔でたくさんたてて、

教会の輪郭をかたち作る。

高さ4メートル強

幅も5メートルぐらいだったか、

奥行きはずいぶんあった。

図って作ったものでなく、

感覚が頼りで組み合わせていった感じなので、アバウトなデータ。

 

三叉組んだところへ

ラスを張ってゆく。

張るといっても針金で一枚一枚留めた。

古民家でいう木舞(こまい)。

これに泥を塗っていき乾燥させて泥壁にするのである。

 

高いところでの作業で、

アルミののラスは鋭く、

怪我をしないように、慎重に作業をした。

 

この頃は、招待状で呼びかけた仲間も手伝いにきてくれ、

知らないもの同士が仲良くなって、

みんな共通の目的で作業をすることも楽しかった。

 

ラスを張ったところから

追っかけるように

泥も塗っていった。

この作業は発酵臭でつらいんだけど、

すぐ麻痺して気にならなく(気にしないように努力するように)なる。

 

塗り方のコツがわかると

どんどん塗りたくなる。

おもしろくなる。

人によっては、自分は左官屋さんになれるかも、、と勘違いする。

 

子どもも悪さをしてる感じで、作業としてはいい加減だけど楽しくやっていた。

 

みんなが楽しんでくれることが大事。

そう思っていた。

大人も子どもも悪さしてる。

こんな光景が、まさに、望みどおり。

 

9月の土日はキャンプ場通い。

私たちは当然だけど、

仲間もたくさん協力してくれた。

忙しい上司も1時間だけの時間限定で手伝いに来てくれた。

(往復の時間のほうが時間を要していたかもしれないのに、感謝)

 

ワタシの父も母も

皆さんにと差し入れ持って来てくれた。

出来ることを少しでもと、作業に加わってくれた。

うれしかった。

教会立てて結婚式なんて、はじめに話したときはびっくりしただろうに。

私達のわがままを受け入れてくれた。

アリガト。

 

こんな風に

泥壁の教会が形になっていった。

でも途中、

涙ながらに彼に訴えたことがあった。

あの時は

とても大切な分岐点だったし、

あの時のキモチを言葉にすることで

ワタシはとても大切なことがわかった。

 

                                                   つづく (sweet 9へ)


最新の画像もっと見る