じぶんがいちばん!

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。。。そんなことのどれもじぶんなのだ

7分弁当

2010-11-09 | ひとりごと

突然の

脅威の出来事。

 

隊員Bの登校時、

玄関を出る時間の

8分前、

それは起こった。

 

耳を疑った。

 

隊員B、

今日、

“弁当の日”

と。

 

 

一瞬のうちに

からだは台所へ。

 

まず、当然

お弁当箱を棚から出す、

のだけど、

 

見当たらず。

 

え?そんな~。

 

でもぐずぐずしている暇はない。

 

しょうがない、ワタシの予備のお弁当箱を取り出す。

スヌーピーの形とイラスト入りのふた。

 

いつもなら、

たいてい、

おにぎりと卵焼きが定番の隊員B弁当だが、

もちろん今日は、

スピード優先。

 

ごはんを

スヌーピーの2/3ほどに詰めて、

夕べの残りのポテトサラダを

残された部分の1/3に詰め込み、

残りは2/9

さて、

残されたスペースに何を入れるか。。。

 

冷凍食品の(今日は、これで勘弁して!)唐揚げと、ミニオムレツで

何とか弁当らしくなった。

 

だが、

彩りがぱっとしないのは許せない。

超時短なワタシのこだわり!

 

野菜室のプチトマト1個、サラダのとなりに仲間入り。

あとは、ごはんに“ゆかり”をふりかけ、

 

 

ぎりぎりセーフ。

しかも1分前にお弁当を包み終わった。

 

なんて、ワタシって、

ステキなお母さん。

 

いってらっしゃいの言葉でほっとしたのもつかの間。

 

今度は私の出勤時間が10分後に迫っていた。

さっき、お弁当だと急に発覚してごはん食べかけだった!

残りのごはんをひとくちで口に入れ、

自分のお弁当にも

さっきと同じスピード(いや、もっと早かった)で詰め込んで、

3分で化粧を完了し、

今度はワタシが

 

いってきま~す。

 


かっぱ、forever...

2010-11-06 | ひとりごと
30年ぶりのかっぱ。


入った瞬間には、緊張もあってか
キョロキョロするばかり。

でも、

自分の五感に

ココロを
むけたとたん、


真っ先に

入り込んできたのは、



かっぱの、

   “におい”。。。



瞬間、

30年前に、

タイムスリップ~~~:::::


このなんとも言えない、懐かしい香り。

単に
古い本の匂いといってしまえば
それまでなのかもしれないのだけど、

本棚の高い棚を見上げて
手を伸ばして本を確かめようとしている
小学生のワタシと、

その光景を
こっちから見ている、
いまのワタシとがいるような感覚だった。




思わず、

『ああ~、懐かしい。
この匂い、そのまんまだ~ぁ。』

と、

声に出てしまった。


それにかまわず、
隊員Bは
自分好みのマンガがあるか、と物色している。


番台のおばあさんにも、聞こえていたのかそうでないのか、
ワタシの一声の後も、
空気は何も変わらなかった。



ここは、

津田街道沿いの“かっぱ書房”

今では、津田街道と呼ぶこともほとんどなくなってしまったけど、

国道9号線沿いの貸し本屋である。


ワタシが小学生の時に

部活帰りによく立ち寄った
貸し本屋。


今まだ健在で(←すばらしい!)、
ワタシが
車で前を通ると、いつもちら見しながら、人知れず気にかけていた場所である。


ワタシの通った小学校に程近いこの貸し本屋だけど、
バス通いだったワタシにしてみたら、
小学校卒業後は無縁の地域。

結婚して、
この近所に嫁ぎ、
しかも、
今住んでるマンションからも散歩がてらこんな風に子どもと一緒に来ることがあるなんて、

小学生のワタシが

もちろん

想像することもなかったはず。



なんて、

ステキ。


番台のおばあさんに
敬意を表して、

30年ぶりに来店したこと。
懐かしさ。
貸し賃の値上げがほとんどない驚き。
自分が借りた本がまだ置いてあったこと。
子どもが自分の通った頃の年齢になって、一緒に来てみた。

こんなことを思わず、無理やり?^^伝えてしまった、のである。


なんだか、

ほんのり、

  ほんわか。。。


そんな、
散歩になりました。




あした、
隊員Bの借りたコミック3冊、
返しに行く予定でいます。




願いは、はははの日

2010-05-09 | ひとりごと

今日はご存知、母の日。

 

楽しい(=ははは)一日であってほしいとの思いで

母に、お出かけを提案した。

 

体調が良ければ、

普段いけないところへドライブがてら、

ぶらぶら散策のように見て回ってもいいナと思ってた。

 

母の連れてってほしいところは、

銀行と薬屋とスーパーだった。

 

そして、ワタシと隊員Bにお昼にご馳走をおごってくれると言っていた。

今日の彼女の運勢は、

おごると良いことがある、しかも20年に一度の良い運勢と。

 

で、

隊長不在の今日は

母とワタシと隊員Bの3人で母の希望をかなえる日となった。

 

でも、

ご馳走をおごりたいという彼女の希望がなかなかかなえられず。

というのも、

外食、しかもご馳走なんて縁のない私たち。

 

どこへ行こうか迷って、

困って、

隊員Bの大好きな回る寿司屋にたどり着いた。

 

思い思いに3人いろんな皿をとって食べて

でも

会計で思ったよりかなり安くて

母はびっくり。(物足りなくも見えた。)

 

何はともあれ、

ワタシの思いと裏腹な

市内ドライブ(買い物+チープな食事)が終了した。

 

帰ってから、

ワタシは思いつき、

母にエプロンを縫いました。

 

おととい、ズボンにポケットがなくて、不便で、

ちいさなエプロンをつけていた母。

 

前から母用に何か縫ってあげたいと思って買っていた布地があったので。

フリーハンドで裁断して、

超手抜きだったけど、

大き目のポケット、ひとつつけました。

 

手まり柄の紺地の布で、エプロンすると

明るい印象。

 

さっそく夕方からつけてくれました。

 

 

その後も続けて

またミシン。

 

今度は義母用のプレゼント作成。

昼間、義母にカーネーションの鉢植え買ってたので、

ラッピングもかねて、

その鉢が丸ごと入る手提げを縫おうと思いついて。

 

ビニールコーティング仕様の素材。

突っ張って縫いにくかったので、

入れ口のところは急遽バイアス使用。

作戦考えたり、テープ探したりして、

やや時間を費やしてしまった。

 

でも目標の時間に間に合って、

さっそく鉢植え入れて、

徒歩で

義母のところへ向かう。

(スープの冷めない距離)

 

隊員Bは自分のお小遣いで買った

料理の本を隠し持って。

内容を良く見て、どの本を買うかも自分で決めた。

 

プレゼントしに行ったのに、

帰りに天ぷらいっぱいもらっちゃった^^

夕食、楽チ~ンでした。

 

 

今日の締めは

夕方あわてて巻いたロールケーキで

みんなで、楽しく、(隊長も帰ってきたし)

食後のひとときを。

と思ってたけど、

母ダウン気味で欠席。 

 

 

はじめて、ロールケーキにイチゴ巻いたので、

見てほしかったのに。

(チョイ残念)

明日にでも食べてもらお。

 

母にも義母にも

ちょっとしたことでもいいから、

ほんとに自分に無理なく出来ることで、

でも気持ちのある、

そんな

何かをしたかった。

 

 

こんなにもバタバタで

ひとりよがりな

今年のワタシの母の日。。。おわり。

 

 


スプリング+サイクリング!

2010-05-05 | ひとりごと

今日のteam-konishi 活動は、

スプリング+サイクリング!

 

一畑電車に自転車ごと乗り込み、

出雲方面へGO!

 

はじめて電車に自転車乗っけた。

3台のそれぞれのマシーンを

運転席のすぐ後ろのスペースにギュギュギュッとひっつけて、

倒れないように持ってたチェーンで固定。

 

無事、

目的の駅までいい子してました。

日本一揺れる(らしい)電車のゆれにも耐えて。

 

さて、目的の大津町で下車。

ここからは

マシーンにまたがり

次の目的地を目指す。

 

位置関係がわからず

キョロキョロしながら漕いでると、

パタパタと道端にノボリがはためいている。

 

これに沿っていけば、

きっとつけるよ。

と言いながら、

そして

またまた隊長の野生の感を頼りに

適当にルンルン進むと、

 

程なく到着。

 

西谷墳墓群。

こないだ施設がオープンしたばかりとあって、

にぎわっている。

 

ここで、

隊員Bしばし四隅突出型墳丘墓を満喫。

 

前から

四隅突出型墳丘墓を見に行きたいって

念願だった。。。(マニアックなやつ)

というのも、

鷹の爪の吉田君ネタに隊長とはまってたから。

 

体験コーナーでも思う存分楽しんで、

ツアー続行。

 

今度は

ワタシの希望のポイントへ。

 

南神立を渡り、出西窯へ。

西谷からあまりにもすぐで

びっくりした。

いつもは

車だし、

隊長の運転だから、

距離感まったくなかったもので。。。

 

ゆっくりと、器を見ながら癒されて、

今日の思い出にと

ひとつ購入。

(割引もあって、ラッキー)

 

さて、

また

南神立を西谷まで戻り、

今度は

出雲駅方面へ。

 

隊長の求める酒蔵を目指して。

でも、詳しい場所を知らないという。。。

 

駅が近くなると、隊長がペダルを止めて

指差す。

その先には、酒蔵

ではなく、看板。

それも電柱にかかった小さな文字。

 

さっきまではこの手の看板には違う酒屋の文字があったという。

このあたりに来てやっとお目当ての酒の名前が見えた。

つまり、酒屋の勢力関係を考慮し、

たぶん圏内に入った=近くにあるはずと。

 

隊長のこの観察力、洞察力にも感銘を受けたが、

目当ての酒蔵に行きたい気持ち、その一心だったに違いない。。。

 

きっと大きな道沿いじゃなくて

脇に入ったとこだよ。

適当に民家の間をすり抜けて

キョロキョロ。

こんなとき自転車はいいね。

普段知らないとこまで探検できる。

 

そして、

シマってそうな酒屋さんでリサーチして

アーケードの中ほどにあると教えていただき、

よっしゃ~!!

アーケード街の雰囲気を楽しみながら、漕ぐこぐ。

 

そして、

隊長の足が止まった。

大きな杉玉の吊ってある、そのお店に到着。

 

旭日酒造さん。

隊長の目指す

旭日(じゅうじあさひ)というお酒。

 

店の奥から

若い女将さんらしき女性が登場。

怪しきわれら3人に優しく接していただいた。

 

隊長はたくさんの種類を少しずつ試飲させていただき、

その中でもお気に入りを

ご機嫌で購入。

 

全部買い占める勢いかと思ったが、

意外と冷静。

自分を抑えるの、大変だったのでは。

 

若女将が丁寧に

お酒を保冷してパッキングしてくださって、

お見送りまでしてくださって、

ほんと、気持ちよく買い物させていただきました。

 

このあとは出雲駅から

また、一畑電車で自転車乗っけて松江まで帰るだけ。

 

 

今日はほんとに、

アクティブで

何もかもが平和で

たのしく

心地よい

ステキな一日でした。

 

それも

締めくくりの

若女将の人柄に出会えたからこそ。

 

ほんとに、ありがとう。

また、きっと合えますように。


母味

2010-03-07 | ひとりごと

4日まえ、

めまいで倒れてしまったワタシ。

 

布団から一歩も出られずにしんどかった。

 

もちろん、

何も口に出来ず。

水分も取れず、脱水状態。

 

丸一日、寝たきり、、、

 

それでも何か食べなくては、、、

と無理して口にするも、からだが受け付けないのでどうすることも出来ず。

 

トイレにも決死の覚悟で行ってるくらいなので、

当然病院にも行けず。

 

なんとか夜中の受診で点滴をしてもらうことが出来て、

ちょっとは楽になってたのかな。

 

翌日は

少しからだを起こせるくらいになってた。(ほっ)

 

で、

母が

何か食べさせなくてはと、

口に出来そうなものを何かと工夫してこしらえて

枕元に持ってきてくれた。

 

はじめはおかゆ。

それもワタシの注文どおり、ゆる~いの。

ゆっくりと少しずつ口にした。

 

しばらくして、

小さめの真っ白い器に

ほわ~っと香りのたつものを持ってきてくれた。

 

枕元においてくれたのだが、

そのときのワタシの鼻には刺激を感じた。

母は悪がって、

持ち去ろうとしたが

ワタシは母の気持ちを察し、傍らに置いておいてくれる様に頼んだ。

 

少し冷めて、香りが和らいだら、口に出来るとも思ったから。

 

 

そのときは、意外とはやくやってきた。

まだほわ~っとした温かさが残っているうちに、

ワタシはそれを食べることが出来た。

 

ゆる~い薄味の茶碗蒸し。

玉子だけの小さなかわいい茶碗蒸しだった。

香りがきついと思っていたのに、

食べてみると、

味の加減が、食欲のなかったワタシを別人にした。

 

ペロリと食べちゃった。

 

 

昼前には、精がつくようにと、

白身魚と一緒に炊いた長芋をふた切れ。

アボガドはさっぱりとサラダ風にして、ひとくち持ってきてくれた。

これもゆっくりといただいた。

 

この後眠ってしまっていて、

遅いお昼にと

母が用意してくれたのが、

これだった。

 

 

 

 

やさしい味だった。

 

昼前に、おそばを食べたいといってた私の注文を

少しだけ聞いてくれてた。

 

 

じつは、

茶碗蒸しを食べたとき、ワタシは母の偉大さを改めて感じていた。

 

だからこそ午後には、食前にこんな写真が取れるほどの活力も出たのだろう。

 

ワタシの具合を見て、ちょうどいい加減のタイミングを見計らって

食べられそうなものを届けてくれる。

しかも正真正銘の母の味で。

 

小さな頃の、

記憶の母の味とはちょっと違うと思うのに、

でも

確かに

母の味だったのである。

 

 

ワタシの記憶が、間違ってるのかと思うと同時に、

母もあの頃は仕事に追われ、

こんなにゆっくりと料理できなかったのかとも思う。

 

今、ワタシもこの歳になって

母の味をゆっくり、大切に味わうことが出来て、

ほんとにほんとに良かったと思う。

 

 

みくち目を食べたとき、

自然と

涙がこぼれていた。

 

 

ワタシも母になりたいと思った。