じぶんがいちばん!

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かっぱ、forever...

2010-11-06 | ひとりごと
30年ぶりのかっぱ。


入った瞬間には、緊張もあってか
キョロキョロするばかり。

でも、

自分の五感に

ココロを
むけたとたん、


真っ先に

入り込んできたのは、



かっぱの、

   “におい”。。。



瞬間、

30年前に、

タイムスリップ~~~:::::


このなんとも言えない、懐かしい香り。

単に
古い本の匂いといってしまえば
それまでなのかもしれないのだけど、

本棚の高い棚を見上げて
手を伸ばして本を確かめようとしている
小学生のワタシと、

その光景を
こっちから見ている、
いまのワタシとがいるような感覚だった。




思わず、

『ああ~、懐かしい。
この匂い、そのまんまだ~ぁ。』

と、

声に出てしまった。


それにかまわず、
隊員Bは
自分好みのマンガがあるか、と物色している。


番台のおばあさんにも、聞こえていたのかそうでないのか、
ワタシの一声の後も、
空気は何も変わらなかった。



ここは、

津田街道沿いの“かっぱ書房”

今では、津田街道と呼ぶこともほとんどなくなってしまったけど、

国道9号線沿いの貸し本屋である。


ワタシが小学生の時に

部活帰りによく立ち寄った
貸し本屋。


今まだ健在で(←すばらしい!)、
ワタシが
車で前を通ると、いつもちら見しながら、人知れず気にかけていた場所である。


ワタシの通った小学校に程近いこの貸し本屋だけど、
バス通いだったワタシにしてみたら、
小学校卒業後は無縁の地域。

結婚して、
この近所に嫁ぎ、
しかも、
今住んでるマンションからも散歩がてらこんな風に子どもと一緒に来ることがあるなんて、

小学生のワタシが

もちろん

想像することもなかったはず。



なんて、

ステキ。


番台のおばあさんに
敬意を表して、

30年ぶりに来店したこと。
懐かしさ。
貸し賃の値上げがほとんどない驚き。
自分が借りた本がまだ置いてあったこと。
子どもが自分の通った頃の年齢になって、一緒に来てみた。

こんなことを思わず、無理やり?^^伝えてしまった、のである。


なんだか、

ほんのり、

  ほんわか。。。


そんな、
散歩になりました。




あした、
隊員Bの借りたコミック3冊、
返しに行く予定でいます。




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