未知の強豪発掘&応援ブログ

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ジョーイ・ヴィラセナーvsジェームズ・ファンシャー

2006-02-01 00:30:34 | 未知強試合レビュー
★始めに★
なぜ、最近更新滞っていましたかというと、
決してトロージャンブログのせいではなく、この試合のレビューに原因があります。
自分がこの試合レビューを書いていると、憎らしい事に終了寸前でフリーズ。
以後、この編集画面に来るととんでもない無気力感に襲われる羽目に・・・。
この過去のトラウマを乗り越えるために、他の試合ではなく、あえてこの試合のレビューを書きます!!
リベンジしたるぜ!KOTCとgooブログとOS!!

■試合前情報■
ヴィラセナーはご存知KOTCミドル級チャンピオン。
ナチュラルに強い体格と、寝ても立っても強烈な打撃が魅力。
また一時期、武士道参戦の噂が流れた事で有名。


変な頭のヴィラセナー。

対するファンシャーは元KOTCウェルター級チャンプ。
最近になってベネットの兄貴分で、ベネットを上回るキャラのデニーにタイトルを奪われたが、
シャノン様を脚関節で倒したり、現在TUFからUFCに上がって活躍するレーベン相手に判定まで食い下がったり、六連勝したり地力はある選手。


なかなか落ち着かずキャプチャさせてくれないファンシャー。

一階級違う両者だが、この試合では3ポンドぐらいしか違わず、
見てくれの体格もファンシャーがでかい感じ。

■試合内容■
1R
試合開始ど同時に歩み寄る両者。
タックルで仕掛けるヴィラセナーを、前蹴りでストップしようとするファンシャーだが、一本差してコーナーに押し込んだヴィラセナーはそのまま横に投げてテイクダウン。
その流れでバックを奪いかけるが、ファンシャーはクレイジーホースのようにそこから立ち上がり、背中から落ちたヴィラセナーに
ハイキック!!


すんでのところでブロック!あぶねー。

ブロックしたヴィラセニョーラはぶつくさ言いながら、前進。
ファンシャーのローキックを受けながら一本差して押し込む。
押し込んでからは互いに細かい膝やパンチを出し合うが効果は無さげ。
目を引いたのが押し込まれながらボディと顔面に出すファンシャーのダブルパンチ
実況が「うはっ、ダブルパンチしたぞ!アルティメットスタイルだ」と嘲笑する。
後録りだから真面目さが伺えない(笑)。
展開少なく、自ら距離を取ろうと隙間をあけたヴィラセニョーラだが、
その隙間を縫ってファンシャーはハイ!!
ヴィラセナーの目前を凄いスピードで通過して、ヴィラセナーはすぐ距離を取る。
お返しとばかりにフックで飛び込んで再び一本差して押し込むヴィラセナーだったが、
脚をかけたりバランスを崩そうとするが、またファンシャーのダブルパンチぐらいしか見所はなく、自ら離れる。
距離があくと今度はファンシャーが左フックで飛び込むと、ヴィラセナーも右フックで返す。
更にファンシャーはクリンチからボディ膝を突き上げるが、ヴィラセナーは体を入れ替えて金網に押し込み、右のパンチを叩き込んで自らはなれる。
すると今度は、ファンシャーが右のハイキックをお返しといわんばかりにヴィラセニョーラのガードに叩きつけ、さらに逆脚でインサイドローの対角線コンビネーション!
反撃に出ようと前に出たヴィラセナーのどてっぱらに前蹴りを決めるなど、スタンドで完全にペースを握る
しかし調子こいてストレートで飛び掛ると、カウンタータックルで綺麗に二本差したヴィラセナーがそのまま金網際でテイクダウン、ハーフ上。
抜けている右膝をファンシャーのわき腹に当ててプレッシャーをかけると、逆脚を抜いてマウントに!
左の前腕をファンシャーの顎を押し付けて右のパワフルなパウンドを一撃見舞うが、ファンシャーは裏返って自らバックになると再び驚異的なパワーで立ち上がる。
すぐに押し込んで、再び脚をかけて倒そうとするヴィラセナーだったがファンシャーは倒れず。
一旦距離があき、ヴィラセナーが左右のフックからを決めて両腕をさして押し込む。
ここでもこれまでと同じく展開はなく、一旦離れようとしたヴィラセナーにファンシャーがフックを当て、再びヴィラセナーが押し込み、ファンシャーがヴィラセナーの脹脛に踵で嫌がらせしたとこで1R終了。
ここまではファンシャーが曲者振りを披露。

2R
ヴィラセナーが立ち上がりにいきなり左フックを痛烈にヒット。
しかし、そのままバランスを崩して一回転してるとこに、ファンシャーが左のハイから右のハイ、さらに左フックで猛然と反撃。
何とかクリンチしたヴィラセナーは押し込まれて膝を受けながらも、体を入れ替え窮地を脱出
肩などで顎をカチ上げていくと、ファンシャーもフッドスタンプで嫌がらせ返し、これにもちろんヴィラセナーも踏み返していく(中学生か(笑。
そしてダブルパンチをしてきたファンシャーに脚をかけてテイクダウン!ハーフ。
片方の拳をファンシャーの顔面に叩き下ろし、片足を抜いてサイドから体を密着させてプレッシャーをかける。
窮地に陥ったファンシャーは、そこから脚で金網をつかんで体を回転させ、がぶり下のポジションへ逃げる。
が、ヴィラセナーはしっかりがぶってボディへ膝を叩きつけると、バックに回ってチョーク!!
させないファンシャーに後ろから強烈なアッパーでファンシャーの顎を跳ね上げていくが、ファンシャーはヴィラセナーをおぶったまま立ち上がる。
ヴィラセナーは子泣きじじいポジションから必死でディフェンスするファンシャーに強烈なアッパーを何度もヒット!
そして遂にチョークに捕らえたヴィラセナーは全体重をかけて絞め上げる
ファンシャーはそのまま崩れ落ち、しばらく苦悶の表情で耐えたがいきなり表情が豹変。
体から力が抜けて白目を剥きながら失神したところで試合終了。
ヴィラセナーが離すと、ファンシャーは痙攣するという恐怖映像に。


ひぃぃぃぃ。

■試合結果■
○ジョーイ・ヴィラセナー
(2R2分26秒 チョーク)
●ジェームズ・ファンシャー



■感想■
自分が持ってるビデオの中で一番新しいヴィラセナーの試合をセレクションしてアップしたんですが、
今回の壮絶のラストには戦慄しました。
グラウンドから入るチョークではきあんな落ち方しないんで、強引に入るチョークは恐いなぁと思いました。
あとはファンシャーがとても面白い選手だとも思いましたね。
岡見あたりと戦って欲しいかも。

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