未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

未知強ニュース

2006-06-27 20:07:57 | 私事
★ビスピングTUF制圧。
UFCがUKでの新たなファン層獲得の為に、オーディションし受かって、
ドキュメンタリードラマTUFに参加した英国ファイターのマイケル・ビスピングロス・ポイントン
ロスの方は1シーズンに3度も1Rで負けるという残念な結果に終わったものの、
ビスピングは先日行われた決勝戦で見事に勝利。
一回戦から打撃でことごとく対戦相手を1Rで切って落としてきたビスピングだったが、最後は小児癌の息子の為に死ぬ気で男気を見せたジョシュ・ハインズの粘りに手を焼き2RTKO勝利。
最後まで諦めない不屈の闘志を持つ男を打撃のラッシュで仕留めた。
尚、ビスピングは練習中にティトを極めた事を帰国後話しており、
UKファンをvsティトに向けて煽っていたために、UFCでのいきなりの師弟対決も期待できる・・・かも?



★ビスピングの本当の師匠、UFCでデビュー。
ビスピングの目覚しい活躍に湧くウルフスレイヤだったが、
ビスピングやペザォンを英国で鍛え上げた男=マリオ・ネートがUFCと複数試合契約を結んだことが明らかになった。
グッドリッジやフルトン、ペトルゼリなど日本のファンにも馴染みのある選手をその極めの強さで仕留めてきた巨匠はオクタゴンでどんな戦いを見せるのか非常に楽しみである。



★オブライエン、ローカルで虐め続行中。
以前も気づいたら試合をしていたジェイク・オブライエンだったが、
6月23日にインディアナポリスの超マイナーイベントのUFLで試合をしていた事が判明。
対戦相手もアマチュアで一勝しているだけのパット・ハーモン
なのにタイトルがかかるというマイナーならではのゴリ押し理由付けの一戦だったが、勿論難なく1RTKO殺。
連続1R完全決着記録を9に伸ばしたものの、そろそろ表舞台での活躍が見たいところだ。
現在、WECの次大会でUFCベテランのジャスティン・エイラーズの対戦相手が未定な為、是非飛び入り参加して大物食いを期待したい。



★フルトン敵前逃亡か?リナルディも金魚を瞬殺。
先日のAFCで超ベテランであるトラビス・フルトンとの対戦が予定されていた、ATTの秘密兵器マリオ・リナルディだったが、
対戦相手のフルトンが直前に試合をキャンセルし、格下のロブ・スミスが対戦相手に。
結果はリナルディがぶん投げて一気にパウンドで試合終了という凄惨なものに。
対戦相手は直前に試合を受けて、出たら投げられ殴られと散々だ。
リナルディの実力査定ができなかったことは非常に残念だったが、彼にはペザォンを始めて見た時に感じた物を感じているので期待せずにはいられない。
次戦こそ、強豪相手にしっかりとした結果を出して欲しい。

マリオ・リナルディのプロフィール

2006-06-14 01:17:22 | 未知強プロフィール

マリオ・リナルディ
異名:ビッグハート
身長:???
体重:推定120kg
プロMMA戦績:2勝(1KO、1一本)1無効試合
アマMMA戦績:1勝(1KO)

最強を決める上でやはり、最も注目すべきはスーパーヘビー級の選手。
小が大を制す時代は、大が技術をつけることで終わりをつげ、今では動けるヘビー杞憂選手こそが最強候補だ。
ジュニオールもジェイクもやはり、中軽量の選手よりもそういった意味で発掘した時の期待や喜びは大きかった。
そして、今日もまたそんな最強階級の中から一人紹介したい選手が・・・
天下のアメリカントップチームのマリオ・リナルディだ。
フロリダ出身の、一度見れば忘れない強烈なビジュアルのこの男。
フロリダじゃなくてアラスカンなんじゃねーの?という疑問はさておき、バックグラウンドはレスリング。
NCAAにも出場経験はあるが、膝の怪我で続行を断念。
その後、ディン・トーマスの友人とトレーニングをしており、ディン・トーマスがATTの分家ジムを開くということでサブミッションとMMAのキャリアをスタート。
柔術とサブミッションレスリングは、かなり性にあっていたようでメキメキと頭角をあらわし、
nogiのローカル大会NAGAでは準決勝まで進み、ATT本家のジェフ・モンソンと対戦するまでに(6-2で判定負け)。
MMAでは、対戦相手のレベルは低いもののアマチュアから三連続1R完全決着勝利を収める。
その巨漢で対戦相手に組み付き、有無をいわせてテイクダウンを奪い強烈なパウンドで圧倒するスタイルだ。
デビュー三戦目では数々の強豪と戦い(そして無様に負けてきた)ドン・リチャードと対戦し、圧倒的なパワーで完封勝利してみせた。
今年の四月には、TUFやリングスにも参戦した経験のあるケリー・ショールと対戦するも、開始早々両者もつれてリング外に落下。
ショールが足を負傷してノーコンテストとなってしまう。
とはいえ、半端ではないパワーとその頑丈さをアピールした。
次回のAFCでは三度の飯よりMMAという超ベテランのトラビス・フルトンと対戦予定。
デビュー間もないマリオだが、現在はペザォンやジェフ・モンソンもいる本家ATTにも周一で顔を出しトレーニングに励んでいるため、大金星も夢ではない。
最近PRIDEにも出入りの激しいATTに所属していることだし、
将来的には是非日本のリングでの活躍が見たい選手だ。

試合動画はこちら

チャド・グリッグスのプロフィール

2006-06-10 12:12:42 | 未知強プロフィール

異名:叩き上げの拳闘士
年齢:???
身長:182cm
体重:106kg
プロ戦績:2勝(2KO)
アマ戦績:無

もはやUFCの下部組織といっても過言ではないRITC。
アリゾナを中心に展開し、82回大会という歴史を誇る、こじんまりとしたカジノ興行だが、
これまでもエドウィン・デウィーズホーマー・ムーアギルバート・アルダナといったUFC出場者は勿論、
でぶったリコ・ロドリゲスをボコッたロバート・ベラウン等のローカルスターを輩出している。
UFCとの関係もとても良好で、TUFで一番期待されてたのに何もできずに敗退、更にはコネでUFC出場して負けたホワイトヘッドに自団体で大金星を挙げたばかりのロバート・ベラウンを噛ませ犬に差し出すなどしている。
そして、新たなるスターがまた生まれた。
トゥーソンシティ出身のチャド・グリッグスである。
ビデオゲームの会社をスポンサーに持ち、トゥーソン道場ボクシングジムに所属。
ハランスの取れたマッチョな体に、整った顔立ち、更に濃いモミアゲとアメリカンMMAファイターという見た目。
デビュー戦ではアンダードッグ相手に18秒、打撃でKO勝ちというデビューを飾り、
それがRITCのプロモーターの目に留まったのか、RITCデビュー戦でヘビー級タイトルマッチを組まれるという無茶な段取りを受けてしまう。
しかし、王者であり、UFCでブエンテーロと激闘を繰り広げたギルバート・アルダナの怪我での欠場でカードは変更に・・・、
それでもデビュー二戦目であるグリッグスの対戦相手に用意されたのは、UFC経験者でベテランのホーマー・ムーア
あからさまなアンダードッグ扱いと思いきや、逆にムーアが入場後にブーイングされるなど、会場人気はそこそこ。
試合ではカレッジレスリングで実績のあるムーアのタックルを切ってがぶり全く何もさせない。
四点膝やサッカーボールキックがあれば瞬殺だったかもしれないが、認められないため、がぶってのスラッピングやパウンドでひたすらムーアをいたぶるグリッグス。
何回かムーアのタックルが決まって下になるも、レフェリーの謎の高速ブレイクにも助けられて何もさせない。
2Rの出会い頭にムーアのフックを食らって一回転するなど、ヒヤッとする場面も見られたが、主導権を握り続けて第3Rに。
一気に勝負に出たグリッグスは、まるで漫画のワンシーンのようにムーアをアッパーカットで文字通り吹き飛ばし、パウンドで滅多打ちにして勝利をもぎ取った。
打たれるがままのムーアを見てボーっとしてるレフェリーに実況が呆れるほどのラッシュだった。
何はともあれ、デビュー二戦目で非公式ファイトも含めれば70戦以上闘っているベテランに終始落ち着いた試合運びで圧倒した新鋭は試合後に「鍛えてくれたチームに感謝したい、チームがなかったら今の俺はなかった」とトレーナー泣かせな一言。
次戦は今月26日にRITCで、何故かデビュー戦で秒殺した金魚と対戦予定。
現在、RITCからUFCへ派遣された選手はいずれも芳しくない結果だが、
試合内容には定評があるし、実況も「勝ったらUFCの選手になれるかも」等発言してる為、このグリッグスが参戦する日も、そう遠くないかもしれない。
パンチで一回転や、結果的にボトムから何もできなかった点に一抹の不安が残るが・・・。

グリッグスvsムーアや過去の試合も確認可能。

今日という日。

2006-06-04 23:58:08 | 私事
えぇ、私事ですが、今日はPRIDE武士道に行ってまいりました。
今回の観戦は色々な意味でとても有意義なものでして、まず感謝の意をある御方へ申し上げたい次第でして・・・。
行き道で、親友から海外格闘技情報速報が・・・。
期待してたエレンバーガーシェノレヴィックスしょっぱぁく判定負け。
デヴィン・コールが3-0判定で勝って首の皮一枚繋がるも、29-28と僅差で微妙な勝利に・・・。
出だしからこける未知強にガッカリ
気を取り直して、武士道のニュカマー達に期待しようと食い入るように試合を見つめるも。

ヴィラセナーは判定負け。
ロンバードも判定負け。
ボウチェラハムも判定負け。

と散々な結果に。
勝利した、ジェイソン・ブラックも減量の影響か韓国の新鋭相手に精彩を欠く試合・・・他のライト級選手達との格差は否めない。
そして、大会自体もハイレベルな攻防が続きながらも、間合い地獄や膠着の展開が多くなり一般的な人気とは程遠い展開になりつつありました。
勿論、石田ちゃんの大金星や、カンの秒殺劇など格ヲタ的にもおいしいところはありました。
しかし、未知強ヲタを完膚無きにまで叩きのめす結果の連続。
未知強ファンを元気にする、見所はないのか・・・・



ありましたよ。



なんと川尻と対戦した、ベネットのセコンドが

トニー・ボネーロ!!!!

更にマッハと対戦した、オラフのセコンドが

ユライヤ・フェイバー


噛ませ犬二人より、セコンド二人を選手として呼んでください(泣)
とまぁ,盛り上がりには欠けましたが、非常に見所もありハイレベルな武士道でした。
自分としては100点満点な生観戦で是非ともまた生きたいです