未知の強豪発掘&応援ブログ

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ブラッド・ピケットvsクリス・フリーボーン

2006-01-22 02:57:40 | 未知強試合レビュー
★試合前の様子★
事前インタビューでは、お互いにそれなりにお互いあう。
フリーボンはフリークという異名を持つ選手だが、レコードには敗戦が多い。
見た目はなんか戦う骸骨っぽくてきもかわいい


ハンセン以上にヘルボーイってあだ名が似合うねクリス。

ピケットはいつも通りのルックスにonePunchトランクスで試合。


余裕をぶっこくピケット。

★試合内容★
1R
互いに軽い様子見からフリーボーンが低空タックルでピケットを押し込む。
ピケットがギロチンを狙うが、外れて互いに一本差した状態から回転して離れる。
ピケットはすぐにプレッシャーをかけて、ワンツーから一撃左フックをヒットさせ、右のフォローで追い立てるが、左の当たりが浅くフリーボーンはクリンチして突き放し逃れる。
いったん間を置いてピケットは凄まじいバックハンドフィストを見せるが、よく見ていたフリーボーンはタックルから美しくテイクダウン、下のピケットはしっかりガード内にフリーボーンを入れる。
暴れるピケットからリードを取るべく強引に中腰になるフリーボーンだったが、ピケットはフリーボーンの足を掴んで蹴り上げると、立ち上がる。
それでもしつこくタックルに来るフリーボーンを右アッパーの空振りで突き放すと、再びパンチに行くが、
フリーボーンは簡単に両足をすくい上げ叩きつけてテイクダウンして、暴れるピケットからサイドを奪う。
さらにマウントへとトライするが、一度目のトライを阻んだピケットは二度目のトライの隙をついてリバーサル。
フリーボーンも首をキャッチにいくが、ピケットは強引に抜いて右パウンドを叩きつけると、下のフリーボーンを抱え上げて叩きつけながら右パウンド!
打ち終わり一瞬こけて、立たれかけるがそのまま押し倒して下からポコポコパンチするフリーボーンにパウンドを一発食らわせ、
更に先ほどの抱え上げからのパウンドで突き放してスタンドに戻る。
再開後、近づいてくるピケットにフックで仕掛けるフリーボーン。
ブロックしたピケットは、首相撲から飛び膝を打つが、当たらずコケて、立ち上がり際にミドルキックを受ける。
それでもパンチで反撃に行くピケットだったが、フリーボーンは簡単にテイクダウンからサイド、そしてマウントを奪う。
更にゴエスの肩パンチを見舞うフリーボーンだったが、ピケットはここでもリバーサル。
ガードから立ち上がり打ち下ろしのパンチを狙うが、足を掴まれて綺麗に後方に倒される。
フリーボーンは転んだピケットの足を取るとかなり厳しい角度でアキレスを極めるが、すんでの所で逃し、マウントへ移行。
クラッチに来るピケットを左右のパウンドと肘で、マウスピースが飛び出すほどに徹底的にボッコボッコにする。


ピケット最初のピンチ。

さらにハリトーノフマウントに行こうとするが、ここで後ろを向いたピケットにスリーパー!
しかし、焦ったフリーボーンをピケットがリバーサル!
再びガードから立って打ち下ろしを狙うピケットだったが、また足を掴んでこかされてバックを奪われかける、すんでの所でガード上に戻る。
ようやく上からパウンドを狙うピケットだったが、フリーボーンの下からの三角に捕まる。
極まりそうだったが、場所がケージ際と悪く、ピケットは立ち上がって脱出。
スタンドから再開後、不用意に近づいてきたピケットをフリーボーンがテイクダウンしたところで1R終了。

2R
開始早々からテイクダウン&サイドを取られるピケット。
側頭部にキツい肘なんかも貰うが、何とかガードに戻し、下から肘などを狙うピケット。
しかし、フリーボーンはジャンピングフィストを食らわせるなどコントロールし、あれよあれよとパスガードで再びサイド。
更に肘を食らわせてサイドからマウントを奪うも、ピケットが下で暴れてポジションが二転三転してピケットがガード上を奪取。
ピケットは今度は立つことなくパウンドを狙っていったが、フリーボーンは下からポコポコと弱い弱いパンチで苛立たせ、狙いすました三角でガッチリキャッチ。
それでもスラムにいくピケットだったが、フリーボーンは離さず下からのパンチで三角に捕まってるピケットをやたらめった打ちまくる。
恐らく殴られてるから意識が失えず、見る見るうちに血まみれになっていくピケット。それでもタップせずにもがくピケットだったが、公開処刑の様に周辺が血まみれになったところでレェリーが試合をストップ。
これは正しい。


さながらスプラッター映画。南無。

★試合結果★
○クリス・フリーボーン
(2R3分20秒 三角絞めからパウンド乱打でTKO)
●ブラッド・ピケット


★感想★
今回はピケットの敗戦をお伝えしたわけですが、まさに公開処刑。
絶対に食らいたくないフィニッシュで戦慄さえ覚えました。
フリーボーン自体は凄い金魚で、ベネットとやっても秒殺されるでしょうが・・・。
というか何度も同じパターンで捕まっていたし、下からの対処などが今のピケットよりひどかった。
この試合がピケットの転機だったのでしょう。


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