未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

マリオ・リナルディのプロフィール

2006-06-14 01:17:22 | 未知強プロフィール

マリオ・リナルディ
異名:ビッグハート
身長:???
体重:推定120kg
プロMMA戦績:2勝(1KO、1一本)1無効試合
アマMMA戦績:1勝(1KO)

最強を決める上でやはり、最も注目すべきはスーパーヘビー級の選手。
小が大を制す時代は、大が技術をつけることで終わりをつげ、今では動けるヘビー杞憂選手こそが最強候補だ。
ジュニオールもジェイクもやはり、中軽量の選手よりもそういった意味で発掘した時の期待や喜びは大きかった。
そして、今日もまたそんな最強階級の中から一人紹介したい選手が・・・
天下のアメリカントップチームのマリオ・リナルディだ。
フロリダ出身の、一度見れば忘れない強烈なビジュアルのこの男。
フロリダじゃなくてアラスカンなんじゃねーの?という疑問はさておき、バックグラウンドはレスリング。
NCAAにも出場経験はあるが、膝の怪我で続行を断念。
その後、ディン・トーマスの友人とトレーニングをしており、ディン・トーマスがATTの分家ジムを開くということでサブミッションとMMAのキャリアをスタート。
柔術とサブミッションレスリングは、かなり性にあっていたようでメキメキと頭角をあらわし、
nogiのローカル大会NAGAでは準決勝まで進み、ATT本家のジェフ・モンソンと対戦するまでに(6-2で判定負け)。
MMAでは、対戦相手のレベルは低いもののアマチュアから三連続1R完全決着勝利を収める。
その巨漢で対戦相手に組み付き、有無をいわせてテイクダウンを奪い強烈なパウンドで圧倒するスタイルだ。
デビュー三戦目では数々の強豪と戦い(そして無様に負けてきた)ドン・リチャードと対戦し、圧倒的なパワーで完封勝利してみせた。
今年の四月には、TUFやリングスにも参戦した経験のあるケリー・ショールと対戦するも、開始早々両者もつれてリング外に落下。
ショールが足を負傷してノーコンテストとなってしまう。
とはいえ、半端ではないパワーとその頑丈さをアピールした。
次回のAFCでは三度の飯よりMMAという超ベテランのトラビス・フルトンと対戦予定。
デビュー間もないマリオだが、現在はペザォンやジェフ・モンソンもいる本家ATTにも周一で顔を出しトレーニングに励んでいるため、大金星も夢ではない。
最近PRIDEにも出入りの激しいATTに所属していることだし、
将来的には是非日本のリングでの活躍が見たい選手だ。

試合動画はこちら

チャド・グリッグスのプロフィール

2006-06-10 12:12:42 | 未知強プロフィール

異名:叩き上げの拳闘士
年齢:???
身長:182cm
体重:106kg
プロ戦績:2勝(2KO)
アマ戦績:無

もはやUFCの下部組織といっても過言ではないRITC。
アリゾナを中心に展開し、82回大会という歴史を誇る、こじんまりとしたカジノ興行だが、
これまでもエドウィン・デウィーズホーマー・ムーアギルバート・アルダナといったUFC出場者は勿論、
でぶったリコ・ロドリゲスをボコッたロバート・ベラウン等のローカルスターを輩出している。
UFCとの関係もとても良好で、TUFで一番期待されてたのに何もできずに敗退、更にはコネでUFC出場して負けたホワイトヘッドに自団体で大金星を挙げたばかりのロバート・ベラウンを噛ませ犬に差し出すなどしている。
そして、新たなるスターがまた生まれた。
トゥーソンシティ出身のチャド・グリッグスである。
ビデオゲームの会社をスポンサーに持ち、トゥーソン道場ボクシングジムに所属。
ハランスの取れたマッチョな体に、整った顔立ち、更に濃いモミアゲとアメリカンMMAファイターという見た目。
デビュー戦ではアンダードッグ相手に18秒、打撃でKO勝ちというデビューを飾り、
それがRITCのプロモーターの目に留まったのか、RITCデビュー戦でヘビー級タイトルマッチを組まれるという無茶な段取りを受けてしまう。
しかし、王者であり、UFCでブエンテーロと激闘を繰り広げたギルバート・アルダナの怪我での欠場でカードは変更に・・・、
それでもデビュー二戦目であるグリッグスの対戦相手に用意されたのは、UFC経験者でベテランのホーマー・ムーア
あからさまなアンダードッグ扱いと思いきや、逆にムーアが入場後にブーイングされるなど、会場人気はそこそこ。
試合ではカレッジレスリングで実績のあるムーアのタックルを切ってがぶり全く何もさせない。
四点膝やサッカーボールキックがあれば瞬殺だったかもしれないが、認められないため、がぶってのスラッピングやパウンドでひたすらムーアをいたぶるグリッグス。
何回かムーアのタックルが決まって下になるも、レフェリーの謎の高速ブレイクにも助けられて何もさせない。
2Rの出会い頭にムーアのフックを食らって一回転するなど、ヒヤッとする場面も見られたが、主導権を握り続けて第3Rに。
一気に勝負に出たグリッグスは、まるで漫画のワンシーンのようにムーアをアッパーカットで文字通り吹き飛ばし、パウンドで滅多打ちにして勝利をもぎ取った。
打たれるがままのムーアを見てボーっとしてるレフェリーに実況が呆れるほどのラッシュだった。
何はともあれ、デビュー二戦目で非公式ファイトも含めれば70戦以上闘っているベテランに終始落ち着いた試合運びで圧倒した新鋭は試合後に「鍛えてくれたチームに感謝したい、チームがなかったら今の俺はなかった」とトレーナー泣かせな一言。
次戦は今月26日にRITCで、何故かデビュー戦で秒殺した金魚と対戦予定。
現在、RITCからUFCへ派遣された選手はいずれも芳しくない結果だが、
試合内容には定評があるし、実況も「勝ったらUFCの選手になれるかも」等発言してる為、このグリッグスが参戦する日も、そう遠くないかもしれない。
パンチで一回転や、結果的にボトムから何もできなかった点に一抹の不安が残るが・・・。

グリッグスvsムーアや過去の試合も確認可能。

マイケル・ビスピングのプロフィール

2006-05-27 18:10:01 | 未知強プロフィール


異名:ザ・カウント
年齢:26歳
身長:185cm
体重:90kg/ライトヘビー級
アマ戦績:無
プロ戦績:10勝(5TKO、3KO、2一本)
備考:CWライトヘビー級王者、キックでディアバテに敗北。

現在UKのライトヘビー級のMMAファイターで最も期待されてるといっても過言ではない男。
元々はUKを主戦場として、8歳から始めた柔術をバックボーンに活躍。
プロになってからはウルフスレイヤジムに所属し、マリオ・スカタに師事。
グラップリングがバックボーンにあるのにも関わらず、金網のキックボクシングルールで、現在日本で活躍中のストライカー=シリル・ディアバテと激突し、敗れるも一進一退の攻防を繰り広げる等打撃でも才を見せている。
CageRageとCageWarriorsが提携体であった頃は、CageRageとCageWarriorsの両団体で王者に君臨していたが、
契約問題でCageRageからは、タイトルを剥奪されている。
MMAでのファイトスタイルはオールラウンドで、打撃でも寝技でもアグレッシブに攻めるスタイル。
特に寝ても立っても、そのパンチの威力は強烈であり、
対戦相手を金網にワンバウンドさせたり、パウンドを1~2発叩き込むだけで戦意喪失に追い込むほど。
キャリア初期では、スタンドゲームに長けている対戦相手にローキックで梃子摺ったりなどはあったが、最近はスタンドでも自分のペースで試合が進められるほどになっている。
CageWarriorsタイトルを防衛してから、イギリス国内でのUFC出場選手育成番組=TUFのオーディションに参加し、合格。
チーム・ティトのライトヘビー級要員として、お喋りな英国人キャラとして人気も獲得している。
一週間に一回、選手同士が激突し、負けたほうは家に帰るというシビアな番組だが、
ベテランのクリスを血まみれの打撃KOで下し、早くも優勝候補の声が上がっている。
私生活ではDJもこなし、DJマイキーというあだ名で呼ばれてるとか。
ちなみに二人の子供がおり、まだ三歳と五歳になったばかり。
PRIDE参戦するズールをあっさりタップさせたとか、UFC復帰を飾ったティトを極めただとか、運営側としては言わなくても言い事まで言ってしまうお喋りがタマにキズ。

ウェス・コムズのプロフィール

2006-04-01 23:09:21 | 未知強プロフィール
ウェス・コムズ
異名:ソルジャー
年齢:33歳(訂正)
身長:188cm
体重:98kg
プロMMA戦績:12勝(9KO、2一本、1判定)

KOTCのローカル戦線で、安定した人気を誇るのがヘビー級ファイターであるウェス・コムズだ。
見てくれは、屈強な不良外人という感じだが、
高いKO率と、入場時に軍服を着た姉ちゃんを両隣に揃え、船長帽をかぶってくる演出なのでファンの心をゲットしている。
対戦相手で有名所をあげるとなると、リッチ様とセスマぐらいなのだが、
急なオファーでも試合を受けるなど、誰の挑戦も拒まない姿勢で試合を続けて12戦無敗とい素晴らしい戦績を誇っている。
見た目ほど体重はなく、立ちレスでもアンダードッグ相手に押し込まれる場面が多々みられるが、
ケージ際で踏みとどまる腰の強さはなかなかで、押し込まれながらも差し替えしてスタンドでの打撃からグラウンドでのパウンドで追い込んで勝利する事が多い。
スピードに欠けるものの、一撃の破壊力は高く、今後大化けする可能性も低くはない。
過去に米海軍に在籍していたことがあり、入場時のパフォーマンスはそこから来ていると思われる。
私生活ではフィアンセと、一人の娘がおり、家族の為にも負けられない。
格下に負けた上に、掲示板で言い訳をたらしていたトーマス・デニーのチーム・ワイルドマンに所属して、そのデニーに師事してるのは心配ではあるが、二人でローカル戦線から這い上がって欲しいものだ。
まずはGCの無差別級タイトルであの男との対戦が見てみたい(笑。

ミチオ・グルブズのプロフィール

2006-03-23 21:31:26 | 未知強プロフィール
ミチオ・グルブズ
異名:超人
年齢:???
身長:162cm
体重:77kg
プロMMA戦績:無
アマMMA戦績:無

今回紹介するのは、未知の強豪とは少し外れるかもしれないが、
とても面白い存在である、ミチオ・グルブズ。
彼のアスリートとしてのキャリアは、
フットボール、ウェイトリフティング、レスリングというフィジカルの強さが物をいう競技から始まる。
強靭な肉体を手に入れたミチオが格闘技の道に進むのは、まだ先の話で、
彼は高校卒業後、ボディビルでの活躍を目指す。
小柄ながらも密度のある肉体を武器に、1994年にフロリダで行われたNPCナショナルボディビルコンテストで見事優勝。
IFBBプロフェッショナルボディビルダーとして認められる。
更に、プロのボディビルコンテストであるアイアンマンでも、最軽量級で8位を獲得。
この頃から、この世界でも注目され様々な雑誌な専門誌にも載るようになる。
1998年までボディビルダーとして活躍してきたミチオだったが、この年でキャリアを終える事を決意。
前からやりたいと思っていた格闘技の練習を始める。
1999年まで、護身流空手と柔道に打ち込むも、ブラジリアン柔術と出会い、そちらへ完全にシフト。
ロイ・ハリスとマット・スタンセルと供に、グラップリングの練習を始めるが、
更なる躍進を目指して、エリオの孫弟子にあたる、パウロ・フェルナンドに師事して青帯を獲得。
一年間、パウロの下でグラウンドスキルを磨いたミチオは、ロイの元へ戻り、
KOTC等で活躍するチーム・マグニチュードを結成。
チーム・マグニチュードでのBJJのインストラクトーとして、チームに貢献している。
パン・アメリカン等にも参加していて、グラップリングスキルはなかなかの物。
リーチが物を言う打撃戦での、実力が気になるところ。
このミチオ、19日のKOTCでの参戦が予定されていたが、流れてしまった。
彼のチームには総合無敗の未知強エディ・サンチェスなんかも所属していて、今後も目が離せない。
総合格闘技界にボディビル+BJJという方程式が生まれるのも、そう遠くはない・・・?

ジェイク・エレンバーガーのプロフィール

2006-03-16 23:46:21 | 未知強プロフィール
異名:ジャッジメント
年齢:???歳
身長:???cm
体重:84kg
プロMMA戦績:10勝(8KO、1一本)
アマMMA戦績:2勝(1一本、1KO)

世界的に見てジワジワと熱を帯びてきたミドル級戦線。
フランクリン最強が揺るがなくなり、面白味が欠けてきたこの階級だが、
一人のニューカマーが構図をガラリと変えてくれそうだ。
その選手の名はジェイク・エレンバーガー。
ジークンドーをベースとするMMAチーム、ミッドアメリカマーシャルアーツに所属し、
ヨガ、キックボクシング、ボクシング、カンフー、フィリピン武術など様々な要素を取り入れたプロ育成カリキュラムの中で、
どれに特化する事無く、MMAファイターとしてのステータスを上げていった。
プロデビューは2005年の四月だが、プロデビュー後にアマチュアの大会に出場したりなど非公式大会への参加も多かったようだが、現在わかってるのは無敗だという事。
ローカルイベントのVFCやAFCで、経験の浅い選手を相手に、常に攻めるアグレッシヴなスタイルでTKO勝利の山を作り上げていく。
特にグラウンドパウンドは強烈で、インサイドガードから殴り続けてのTKO勝ち等、壮絶な威力を誇っている。
しばらくローカル戦線でキャリアを積んだジェイクだったが、8連勝したところで
大手プロモーションの一つKOTCから声がかかる。
アンダーカードでの起用かと思えば、一戦目からUFC経験者で引き分け挟んで4勝中の波に乗るボクシングファイター、ラバーン・クラークと激突。
得意のグラウンド打撃こそ炸裂しなかったものの、三角絞めで見事2R一本勝ちを決めた。
一番最近の試合ではローカル戦線のVFCでタイトルマッチに挑戦し、
対戦相手のマーク・ベアーをスタンド、グラウンドともに打撃で攻め立て大流血TKOに沈めた。
名門チームではないチームで、ローカルからの叩き上げの無敗戦士は着実に知名度を上げていき。
今年四月には、未知強キラーのショーニー・カーターとIFCのタイトルマッチで対戦予定されている。
これまで、ヴァスコンセロスやジェイソン・ブラックに土をつけて、
大手プロモーションに出場するとポカッと地味に負けるという未知強ヲタに取っては悪夢のような存在のカーターの牙城を崩せるか・・・。
彼の所属するMAMAのコメントによれば日本からオファーがあれば、勿論参戦させたいとの事で、加速するPRIDE武士道ウェルター級戦線への参戦も期待したい。

ジャミ・クライアのプロフィール

2006-02-23 20:53:14 | 未知強プロフィール
ジャミ・クライア
異名:バイソン
年齢:30歳
身長:178cm
体重:99kg
プロMMA戦績:6戦6勝(6KO)
アマMMA戦績:4戦4勝(2KO、2???)

現在、TUFやUFC効果でアメリカ全域に広がりつつあるMMA熱。
この先も、ローカルイベントから有望な選手が次々と、トップ戦線に上がるであろう。
ジャミ・クライアもそんな有望のローカル戦線の選手の一人である。
TUFに出場し、TVを見てた人をグッとこさせたサム・モーガンが所属する、バイソン・グラップリングアーツに所属。
2003年からキャリアをスタートして、全4試合を完全決着で終わらせる。
低い身長にパンパンに詰まった筋肉に物を言わせたパワフルファイトをこの頃から確立する。
そして、プロデビューすると破竹の6連勝!勝利全てに打撃が絡むKOで、その剛腕振りを発揮。
更にわかっている戦績だけで、1RKOが5つ、そのうち40秒と15秒で対戦相手を打ちのめしている試合もある。
トレーナーのマイク・レイリー氏によれば、
力強いレスリング力と、パワフルな関節技もできるが、ジャミの最強の武器は強烈な打撃にあるとのこと。
チーム・バイソンの選手はどの選手もフィジカルパワーに長けていて、
サム・モーガン等の選手も、強烈なパンチ力だけで、UFCやK-1で活躍するラドウィックを瞬殺しているが、その血筋を濃く受け継いでいるのかも知れない。
壮絶KOの仕掛け人としてローカル戦線のファンに有名なジャミだが、実はプロモーターもこなす頭脳派。
身長からいって、ライトヘビーまで落とす事も可能なので是非日本でその野牛パワーを見せて欲しいものだ。

トレーナーのマイク氏からのコメント
日本のファンに、チーム・バイソンがいつでも日本で戦える事を伝えられる事をとても嬉しく思います。
我々は日本で戦いたいと思ってます。
以前、私は日本に行きましたが、あなたたちのような素晴らしいファンは世界中探しても見つかりません。
マイク・レイリー。

ジェイク・オブライエンのプロフィール

2006-02-22 22:40:56 | 未知強プロフィール
ジェイク・オブライエン
異名:フォッズィーベアー
年齢:22歳
身長:1m90cm
体重:色々な説があり不明/ヘビー級
プロMMA戦績:2勝(2KO)
アマMMA戦績:4勝(4KO)

現在発掘してきたなかでも、キャリア浅でも圧倒的なインパクトを与えてきてるレスリング畑の選手達。
ホイス祭に抜擢され、ゴリラのようなパワーと確かな技術で圧勝したタッチシェール。
マイク・カイルを圧殺し、モンソンにUFCクラスの実力者と言わしめたデヴィン。
レスリングの技術体系はそのまま、総合で生かせるために、これからも彼らの活躍は続くであろう。
そして、ジェイク・オブライエンもレスリングから突如現れたMMAのニュージェネレーションだ。
MMAはクリス・ライトル等が師事する、Damage Inc.のスコット・マッコークとキース・パーマー(24の大統領の息子と同姓同名!ワオ)に支持している。
2004年にアマチュア選手としてMMAのキャリアをスタート。
ボクシング技術の教え方に定評がある、Damage Inc.が型にハマッたらしく、
4人制ワンデイトーナメントを打撃で両試合とも1Rで制圧。
そして、一年近くのブランクを明けて2005年の五月と六月に再び1RTKOで試合を片付け、遂に今年の1月にプロデビュー。
一戦目では、アンソニー・ファーガソンという無名選手を1Rで片付けるが、何とその2週間後に、試合を敢行。
しかも対戦相手はボブ・サップのトレーニングパートナーを勤めたり、数々のヘビー級強豪と激突してきた(そしてその全てに敗れてきた)ジョナサン・アイヴィー。
しかしながら、オブライエンは噛ませ犬の大親玉も1RTKOで退けてしまう。
断続的な試合間隔からか、今まで注目されてはいなかったものの、
スバーンや、ウィウフ相手に判定まで粘ったアイヴィーを1Rで退けた事で地力を証明。
更に、過去に未知強として注目されたアンブリッツとウィエゾレックもアイヴィーを踏み台にしてるために、未知強ファンにとっては素晴らしい勝利となった。
このオブライエン、レスリングの実績は高校時代は215ポンドで三度、州のチャンピオンに輝くなど相当な者。
2シーズンで無敗を保ち、大学進学後も数々の強豪達と渡りあっている。
MMAに最も適したバックボーンで確固たる実績を持ち、素晴らしい練習環境に恵まれているオブライエンに期待せずにはいられない。

ブラッド・アイムスのプロフィール

2006-02-17 19:58:03 | 未知強プロフィール
ブラッド・アイムス
異名:ビッぐ・ブラッド
年齢:29歳
身長:2m1cm
体重:117kg
プロMMA戦績:3勝(1KO,1一本,1判定)1敗
アマMMA戦績:???
備考:TUF2準優勝者。

全米はもちろん、現在日本国内でもコアなMMAファンなら知らない者はいないくらい有名になった格闘技ドキュメンタリーTUF。
ローカル戦線で活躍する選手や、一癖も二癖もある格闘家達が集い、
二階級、2チームに別れて凌ぎを削るリアルドキュメンタリーだ。
第一回は未知強スレやコースケさんのサイトでも注目された、ディエゴ・サンチェスや、ジャスティン・レベンスのドラマラスでリアリティーな活躍で大成功に終わったが、
第二回TUFはどの雑誌のレビューを見ても「いまいち」「つまらない」「1の方が良かった」と駄目出しばかり。
しかしながら、格闘家としてリアリティーのあるドラマが沢山詰まっていたのは、
むしろ、このブラッド・アイムスが出演したTUF2のヘビー級だと思う。
ブラッド・アイムスは、五歳の時にレスリングを始めるも、
体格的にも向いていたフットボールにハマり、プロのリーグでプレイして、大学のコーチになるほどの腕前になる。
MMAデビュー戦から、現在勢力拡大中のWECに参戦。
三大会に連続出場して全勝。
参戦噂のあったマイク・デクスターを下した事で、注目度が高まったのか、最初から目に留まってたのかはわからないがTUF2に参加する。
メンバーには、K-1でサップからダウンを奪ったペトルゼリ、マイク・ホワイトヘッド、キース・ジャーディンなどのベテラン強豪がおり、
無敗とはいえ、ローカル戦線で練習環境もあまり有名ではないエヴァンス、
デビューしたばかりのアイムスには、誰も注目しなかった。
コーチ陣も捨て駒として、エヴァンスやアイムスを優勝候補ぶつけていくが、
アイムスは、ペトルゼリを、
エヴァンスは、ホワイトヘッドと、ジャーディンの優勝候補の2角を一気に叩き潰した。
誰もが予想しなかった決勝戦は、両者魂そのものをぶつけるような試合に。
雑誌媒体ではレベルの低い攻防といわれていたが、上で挙げたような選手達を破った二人が満身創痍で拳をぶつけあう姿に感動したファンも少なくないはず。
試合結果はダウンを二度奪ったエヴァンスの判定勝ちとなったが、窮地に追い込まれる度に鬼の形相で反撃するアイムスの鬼気迫る戦い振りは凄まじいの一言。
現在、TUF2で敗れ去ったものの、戦いぶりを認められた
を終えたアイムスはガブリエル・ナパォンと対戦予定。
ハルクと、母をヒーローとする彼が計り知れないパワーで柔術王者を破るのも夢じゃないかもしれない。
ちなみに小さな犬と海岸での散歩が好き。

マーティン・ザワダのプロフィール

2006-02-14 21:56:49 | 未知強プロフィール
マーティン・ザワダ
異名:キングコング
年齢:???
体重:93kg
身長:185cmくらい
プロMMA戦績:8勝(6KO、1判定、1引き分け)
アマMMA戦績:無

海外の格闘技ファンと話すと、
世界中にはまだまだ知らない選手がいると実感させられる。
そんな実感を抱かせたのがドイツのマーティン・ザワダだ。
モカンボジムで、以前紹介したラルフ・シーガーの弟子でもあるカマル・シビルに師事している。
ファイトスタイルは、例えるならばドゥエイン・ラドウィックで、
強烈に重い打撃を綺麗なコンビネーションで相手に叩き込みKOの山を築き上げてきた。
最初はドイツのローカル戦線で、キャリアも実績もない対戦相手にKOの山を築き上げてきたが、
6戦目でオランダのベテラン、ブライアン・モーラニーに判定勝ち。
連続KO記録はストップしたものの、
この試合で彼に注目が集まり、次戦ではポーランドの未知強ドロワルに初黒星をつけたウルフ・フリッツマンと戦い、1RKO。
ドイツ国内では体格的にも実力的にも敵がいなくなると、オランダの大手イベントの2H2Hがスカウト。
初戦でテストマッチとして、未勝利のオランダ人をぶつけるが、もちろんザワダは難なく、1RKOで退けて2H2Hの高評価を受ける。


赤スーツがザワダ。この後壮絶KO。

国内に既に敵がいなくなったザワダには、ドイツのファンからもCWSF6への参戦が望まれている。
肝心な実力のほうだが、K-1やPRIDEはまだまだ早いとの事。
現在、毎日八時間の労働の空き時間で練習をやるという、
まさにこの世の地獄のような生活の元で格闘技技術を磨いている。
現在のファイトマネーで仕事をやめる事は自殺行為で、一刻も早く良い条件で試合して、彼の周りに練習に集中できる環境ができることを望みたい。
彼がもし、CWSF6のUKvsドイツで試合をして、成功すれば、
数年後、ドイツの剛腕が世界中に知れ渡ってるかもしれない。