未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

次のファイトフェストも内容モリモリ沢山

2006-02-28 21:13:30 | 未知強ニュース
単発大会かと思われていたホイス・グレイシーのファイトフェストですが、
なんとタイトルも構えて4月14日に第二回大会開催!
しかも今度のテーマは

USA vs UK

うーん・・・いいねぇ。
正直トップクラスのレベルではまだまだ差はあると思うけど、
このテーマで興行が成り立つってだけ、UKのMMA知名度は上がってるという事。
肝心なカードだが、既定カードだけでも結構面白い

フォレスト・ペッズVSダン・ハーディ
バタービーンVSシャノン・ペート
ジョシュ・ヘンドリックスVSクリス・タッチシェール

管理人期待のタッチシェールが2006年初陣!
しかも相手は10勝4敗勝ち越しのベテランのジョシュ・ヘンドリックス。
いままで楽な相手とばかり戦ってきた、クリスの真価が問われる一戦。
バタービーンの対戦相手はFCFでもSher犬でもヒットしない相手。
異名はベアーだそうだが、熊は大豆を食わないだろうから大丈夫だろう。
更にCWSFの現役チャンピオンであるハーディがペッツと激突。
正直、分が悪い試合だが何とか勝利してほしいところ。

ペザォンvsバズーカ

2006-02-28 21:02:08 | 未知強ニュース

決まったスーパーヘビー級超ド級カード。
リトアニアではバズーカ砲と称されるパンチの使い手タダス・リンカビュチス。
こちらは、先に榊原社長がPRIDE参戦をほのめかしたものの、
結局リトアニアと前田SPの固い結束により実現しなかった選手。
前回の試合では高森を破ってるために打撃は相当危険なのかな。
ドーギー氏によれば、さらに高いレベルの大会への誘いがいくつもあったが、
ペザォンの、査定試合として、この試合を組んだとの事。
正直、俺はタダスの試合を見たことが無いからわからないけど、
テイクダウン→グラウンドパウンド→終了な試合かなと予想。
最悪なパターンは、レスリングベースのリンカビュチスがテイクダウンの取り合いで粘ってグダグダな押し相撲になるか・・・。
それでも、ロズウェルやダンボビ、クリスチソンとかよりはずっとおいしい相手かも。
個人的にはアンブリッツ戦かロズウェル戦が見たかった・・・。
なお、この試合はメインイベントになるとの事。

アレシャンドリ・イシドロvsトーマス・ヒッテン

2006-02-26 00:02:27 | 未知強試合レビュー

■試合前情報■
ヒッテンはノルウェーの実力者。
寝ても立っても強烈な打撃が売りで、顔はアジア系な顔をしてる。
エイネモやハンセンとも練習していたというからグラウンド打撃の強烈さも伺える。
イシドロは以前紹介したとおりブラジリアン未知強。
力強いタックルと強い極めが売りだ。
今回はダニー・バッテンと練習をつんできたとの事。
MMAでの経験はヒッテンの方が上だがはたして?
今回も画像提供はIanさん!Thank you!

■試合内容■
1R
ヒッテンはサウスポー、イシドロはオーソに構えて制空権を保って両者様子見。
牽制気味に出したヒッテンの左のショートが鋭い、イシドロも呼吸を整える。
さらにヒッテンは右リードを出すが、イシドロはブロック。
逆に前の手で小刻みにフェイントをかけて、凄まじいインロー!凄い音。
ヒッテンは、すぐに圧をかけ返してイシドロを後退させると、
少しだけ足を滑らしたイシドロの隙を逃さず一気にパンチで畳み掛ける。
さながらプロボクサーのような連打からボディへ繋ぐが、イシドロはかがみこんで片足をキャッチ!すぐに金網に押し込む。
しかし、ヒッテンは足のクラッチを外して一本さすと、位置を入れ替えて逆に押し込みもう一本差す。
更に距離を少しだけあけて、左手での強烈なボディ叩きからフックをたたきつけると、イシドロは嫌がって内がけからテイクダウンを狙うが、逆に潰されてヒッテンのインサイドガード。
ヒッテンは落ち着いて金網際までイシドロを持っていくと、パキィッという音がするノルウェー処刑人に伝わる秘伝のパウンド(笑)を単発でぶち込む。
笑い事ではないくらい痛そうだが、イシドロは下から回転して足関節。
ヒッテンも回転して逃れるが、バランスを崩して仰向けに倒れる。
イシドロに足首を取られながらも、上体を起こしてボディへ強烈なパウンドを叩き落す。



あたる度にボスンという強烈な打撃音がこだまする。
そしてヒッテンは隙をついて体勢をハーフガードトップにすると、凄まじいパウンドをぶち込みまくる。
骨が破壊されるような音が一定リズムで鳴り続け、イシドロはただただガードするしかなく、レフェリーも止めるタイミングをうかがうぐらいに危険な状況。
更に、亀になったイシドロのバック一方的にボコるヒッテンだったが、イシドロは何とか正面に戻り下からの足上げとパンチでヒッテンを突き放そうとするが、
ヒッテンも中腰からパウンドを振り下ろしていく。
ヒッテンが金網に詰めて、ボディと顔面に凄まじいパウンドを一撃ずつ叩きつけた所で1R終了。
個人採点、10-8ヒッテンかな。

2R
紳士的にグローブを合わせて開始。
先程のラウンドの圧が体に染みてるのか、気持ち後ろで戦うイシドロ。
しかしながら、ヒッテンが入ろうとするとミドルからスピンしてもう一発ミドルという変則攻撃を仕掛ける。
すぐに圧をかけなおしてくるヒッテンに下がる一方のイシドロだったが、
ヒッテンの鋭い左ストレートに見事にカウンタータックルを合わせて、両足タックルから持ち上げて豪快にテイクダウン。
金網際でイシドロのインサイドガードになるが、互いに打撃を細かく出すだけで展開はなくイシドロ自ら立ち上がってイノキアリ。
そこからボディへパンチを落としてくイシドロだったが、単発で終わり、ヒッテンのペダラーダを警戒して何もできない。
結局再びインサイドガードに戻るが、今度はイシドロが積極的に細かいパウンド攻撃を展開。
いやがったヒッテンはイシドロを突き放し、イノキアリになるが、
そこから立ち上がろうとするも、イシドロは一気にパンチで畳み掛け差して押し込む。
ヒッテンに体を入れ替えられると、もぐりこんで膝十字!
何とか潰して上になったヒッテンは前半ほどキレはなくなったものの、やばい音のパウンドでやっと反撃。
猪木アリから体勢を立て直そうとするが、イシドロが下から蹴り上げてくる。
パウンドからインサイドガードに戻るヒッテンにイシドロも下から三角や、アームバーにトライするが成功せず。
ヒッテンもスタミナ切れかそれまでのような厳しい攻めができずに2R終了。
このラウンドは、支配時間で10-9でイシドロだなぁ

3R
開始と同時にヒッテンの圧に押されてサークリングするイシドロ。
前蹴りなんかも見せていくが、アリステップで距離をとりまくる。
それでも近づいてくるイシドロにローを狙うイシドロだったが足を滑らせてコケてしまう。
そこで焦って入ろうとしたヒッテンだったが、イシドロは下からうまいこと片足タックルでキャッチして倒し、逆にインサイドガード。
下からしっかりクラッチするヒッテンに攻撃できず、金網際にもっていって軽く持ち上げて落としただけでブレイク&スタンダップ。
すぐに大きく距離を取ったイシドロは再びサークリングで逃げるが、ヒッテンはじわりと詰めてハイキック。
肩口をかすめただけで、イシドロは腰が軽く砕けてしまう。
それだけの疲労振り。
ヒッテンは更に左ストレートで仕掛けるが、イシドロはこれまた絶妙なタイミングでカウンタータックルからテイクダウン。
パスが難しいと見るや、パウンドで下のヒッテンを突き放して立ち上がる。
猪木アリからパウンドでプレッシャーをかけて、
フットスタンプで、金網際に詰めて一気にパウンドで襲い掛かる!
更にインサイドガードになり、金網際に詰まるヒッテンに積極的にスイングパンチを振るってく。
再びイシドロが立ち上がり、インサイドガードにもどって、
ヒッテンが下から三角っぽくとらえてコツコツパンチしたところで3R終了。
このラウンドもイシドロ10-9だな。
しかし、困ったフォントが使いたいのに目立った攻撃がないよ!

4R
またまたサークリング開始のイシドロ。
この試合の内容より次の24が気になってきた俺。
ときたま止まってパチーンといい音がするローやミドルを単発で蹴るイシドロだが、ヒッテンが詰めるとすぐにサークリング。
やがて、片足タックルに行きうまいこと倒してテイクダウン。
オマエは待ちガイルか。
イシドロのインサイドガードで膠着する両者だったが、イシドロが金網際に詰めて
立ち上がってパンチで必死にアタックして再びインサイドガードに戻る。
ヒッテンも下からパンチを仕掛けるが、今までのキレは全く無い。
再びイシドロは立ち上がってのラッシュを試みるが、ヒッテンがうまいこと蹴り上げて仕掛けられず後退。
その隙に立ち上がったヒッテンにパンチで襲い掛かってボディをヒットさせるが、距離があいてしまい両者スタンド。
またまた定番のサークリングからタックルを狙ったイシドロだったが、今度は完璧に切られて潰され、パウンドを落とされる。



しかしながらもう全然キレはなく、ただただ拳を当ててるだけという感じで効果は見られず、
イシドロが下から足関節をしかけて、抜けたヒッテンが立ちの猪木アリになるが、
仕掛けなおしに行くヒッテンを蹴り上げで突き放してくイシドロ。
金網際で足ごと潰してパウンドをボディと顔に落としていくヒッテンだったが、
再びイシドロが足を突き上げ始めると何もできずに攻めあぐねて4R終了。
このラウンドもイシドロの10-9かなぁ。
難しい。

5R
再び回るイシドロ、追うヒッテン。
たまに止まったりするが、イシドロはとにかく回る。
ケージ際に詰まってローでヒッテンの足をとめて、両足タックルからテイクダウン。
うーん・・・やられてる方は歯痒いだろうなぁ。
インサイドガードで展開少なく、立ち上がってパスを狙うイシドロだったが、
ヒッテンも下から足でたくみにディフェスしてさせない。
またインサイドに戻ったイシドロにヒッテンは最後の力を振り絞って肘を下から振っていくが効果は無く、イシドロはパウンドを振って再び立ち上がる。
かなり疲労困憊した様子で、一息ついてインサイドガードに再び入って、今度は積極的にパンチを振ってくイシドロだったが、ヒッテンが下からクラッチすると、
これまでの膠着展開をみかねたレフェリーが、すぐにブレイク&スタンダップ。
すぐに打撃でしかけたヒッテンだったが、まっこうから来たイシドロの胴タックルを切りきれずに、また下になったところで試合終了。
イシドロの10-9だな。
試合結果は判定2-1でイシドロ。
いやぁレビュー書くのにこんなに疲れた試合は初めてだ。


■試合結果■
○アレシャンドリ・イシドロ(判定2-1)トーマス・ヒッテン●

■感想■
疲れた
イシドロはかなり試合巧者な感じがしたけど、パウンドがもうちこっとうまくなるといいかも。
ダニー・バッテンと練習したらしいけど、ウルフスレイヤのパウンド論を身に付ければ見栄えもよくなりそうかな。
ヒッテンはスタミナが切れるとてんでダメだったけど、
ノルウェーとかそこらへんの人の打撃は何でみんな凄まじいんだろう。
前半のイシドロの窮地はHEROsならストップかかってたろーなぁ。
しかし驚いたのはUKのお客さん。
UFCだったらBoooooooooooooo!の大合唱だったろうに、
死力を振り絞る両者に最後まで声援を送り続ける。
とても素晴らしい試合会場ですね。
客入りも3のときと比べても全然いいし、UKでのMMA熱は段々上がってきてるんだなと実感。
あとはCageRageコメンテーターと、CageWarriorsリングアナを勤めるイアン・フリーマンさんの仲介で仲直りしてくれたら最高なんだけどなぁ。

ジャミ・クライアのプロフィール

2006-02-23 20:53:14 | 未知強プロフィール
ジャミ・クライア
異名:バイソン
年齢:30歳
身長:178cm
体重:99kg
プロMMA戦績:6戦6勝(6KO)
アマMMA戦績:4戦4勝(2KO、2???)

現在、TUFやUFC効果でアメリカ全域に広がりつつあるMMA熱。
この先も、ローカルイベントから有望な選手が次々と、トップ戦線に上がるであろう。
ジャミ・クライアもそんな有望のローカル戦線の選手の一人である。
TUFに出場し、TVを見てた人をグッとこさせたサム・モーガンが所属する、バイソン・グラップリングアーツに所属。
2003年からキャリアをスタートして、全4試合を完全決着で終わらせる。
低い身長にパンパンに詰まった筋肉に物を言わせたパワフルファイトをこの頃から確立する。
そして、プロデビューすると破竹の6連勝!勝利全てに打撃が絡むKOで、その剛腕振りを発揮。
更にわかっている戦績だけで、1RKOが5つ、そのうち40秒と15秒で対戦相手を打ちのめしている試合もある。
トレーナーのマイク・レイリー氏によれば、
力強いレスリング力と、パワフルな関節技もできるが、ジャミの最強の武器は強烈な打撃にあるとのこと。
チーム・バイソンの選手はどの選手もフィジカルパワーに長けていて、
サム・モーガン等の選手も、強烈なパンチ力だけで、UFCやK-1で活躍するラドウィックを瞬殺しているが、その血筋を濃く受け継いでいるのかも知れない。
壮絶KOの仕掛け人としてローカル戦線のファンに有名なジャミだが、実はプロモーターもこなす頭脳派。
身長からいって、ライトヘビーまで落とす事も可能なので是非日本でその野牛パワーを見せて欲しいものだ。

トレーナーのマイク氏からのコメント
日本のファンに、チーム・バイソンがいつでも日本で戦える事を伝えられる事をとても嬉しく思います。
我々は日本で戦いたいと思ってます。
以前、私は日本に行きましたが、あなたたちのような素晴らしいファンは世界中探しても見つかりません。
マイク・レイリー。

ジェイク・オブライエンのプロフィール

2006-02-22 22:40:56 | 未知強プロフィール
ジェイク・オブライエン
異名:フォッズィーベアー
年齢:22歳
身長:1m90cm
体重:色々な説があり不明/ヘビー級
プロMMA戦績:2勝(2KO)
アマMMA戦績:4勝(4KO)

現在発掘してきたなかでも、キャリア浅でも圧倒的なインパクトを与えてきてるレスリング畑の選手達。
ホイス祭に抜擢され、ゴリラのようなパワーと確かな技術で圧勝したタッチシェール。
マイク・カイルを圧殺し、モンソンにUFCクラスの実力者と言わしめたデヴィン。
レスリングの技術体系はそのまま、総合で生かせるために、これからも彼らの活躍は続くであろう。
そして、ジェイク・オブライエンもレスリングから突如現れたMMAのニュージェネレーションだ。
MMAはクリス・ライトル等が師事する、Damage Inc.のスコット・マッコークとキース・パーマー(24の大統領の息子と同姓同名!ワオ)に支持している。
2004年にアマチュア選手としてMMAのキャリアをスタート。
ボクシング技術の教え方に定評がある、Damage Inc.が型にハマッたらしく、
4人制ワンデイトーナメントを打撃で両試合とも1Rで制圧。
そして、一年近くのブランクを明けて2005年の五月と六月に再び1RTKOで試合を片付け、遂に今年の1月にプロデビュー。
一戦目では、アンソニー・ファーガソンという無名選手を1Rで片付けるが、何とその2週間後に、試合を敢行。
しかも対戦相手はボブ・サップのトレーニングパートナーを勤めたり、数々のヘビー級強豪と激突してきた(そしてその全てに敗れてきた)ジョナサン・アイヴィー。
しかしながら、オブライエンは噛ませ犬の大親玉も1RTKOで退けてしまう。
断続的な試合間隔からか、今まで注目されてはいなかったものの、
スバーンや、ウィウフ相手に判定まで粘ったアイヴィーを1Rで退けた事で地力を証明。
更に、過去に未知強として注目されたアンブリッツとウィエゾレックもアイヴィーを踏み台にしてるために、未知強ファンにとっては素晴らしい勝利となった。
このオブライエン、レスリングの実績は高校時代は215ポンドで三度、州のチャンピオンに輝くなど相当な者。
2シーズンで無敗を保ち、大学進学後も数々の強豪達と渡りあっている。
MMAに最も適したバックボーンで確固たる実績を持ち、素晴らしい練習環境に恵まれているオブライエンに期待せずにはいられない。

アントニオ・シウバvsルーベン・ヴィラレアル

2006-02-17 20:22:26 | 未知強試合レビュー
■試合前情報■
今日は、このブログの看板選手でありCWFCの現役スーパーヘビー級チャンピオンのアントニオ“ペザォン”シウバの最新試合のレビューを、
いつもと違い(笑)オフィシャル提供の写真盛り沢山で書こうと思います。
ペザォンは未だに、英国ではジュニア(普通に英語読み)の愛称です。
今回はちょっと絞れてる感じがしますね。

対戦相手のヴィラレアルは、KOTCで有名な選手。
自分最初はプロレスラーまがいで、試合前にくだらない事を言う色物選手だと思ってたんですが、それは大きな勘違い。
試合前のインタビューでは、顔面メイクは無く、急なオファーにも関わらず、対戦相手と英国という国に最大の敬意を払い、
「いつでも戦えるようにトレーニングするのが、僕らの仕事さ」と笑顔たっぷりに非常に優しい口調で話します。
もうこの時点で自分はこの選手を尊敬してしまいました。
もちろん試合ではプロレスラールックス。


■試合内容■
互いにオーソドックスの構えから距離を詰める、
ルーベンがリードからローキック、バランスは悪いが様にはなってる。
更にリードでペースを掴もうとするが、ペザォンが先程ルーベンがやったジャブからのローキックをお返し。
スピード、威力、フォーム全てが段違い。
思わず足が流れるルーベンはリードで距離を開けようとするが、逆にリードを合わされ顔面が跳ね上がる。
一撃でバランスが崩れたルーベンは右のローキックで反撃に出るが、完全に見切られる。
そして、ペザォンは飛び膝フェイントから左右の連打で一気に襲い掛かる。
ここらへんのスピードが信じられない、本当にスーパーヘビーかよ。
とはいえ正退していた、ルーベンにはヒットせず、そのままケージに押し込む。
ルーベンは押し込まれながらも、パンチや膝をちょこちょこ出していくが、効果は見られず、ペザォンが片足タックルでテイクダウン!ハーフ奪取。
下から必死にクラッチするルーベンのボディにパウンドを落としていくが、音、スピード供に集中力を散らすだけではない攻撃に見える。
それでも必死にクラッチするルーベンだったが、ペザォンはセコンドの「ケージを使えペザォン」の声をすぐさま実行。
左手で、ルーベンの頭を抑えつけると右の強烈な鉄槌連打!!!
なんだこのパウンドは・・・、以前からパウンドが凄いのはわかっていたが改めてそう思った。

スピード、体重の乗り具合はヒョードル級かも。
ルーベンは何とかペザォンの右手首を掴んで、パウンドをおさえるが、
少し距離があくと、ペザォンは振りほどいてパウンドの雨あられを叩き落す!!!!
ボブ・サップが食らったら泣いてタップしそうな凄まじい乱打だ。
しかも、叩き下ろしやスイングなどあらゆる角度から叩き付けて来る。
これまでの対戦相手はこのパウンドにさらされると戦意喪失か、試合放棄に追い込まれていたが、ルーベンは再び手首を掴んで生き延びる。
凄い精神力だ。
しかし、ペザォンはハリトーノフマウントのような形でハーフからルーベンの腕を抑えてパウンドを叩き落し、
逆の手で手首をつかみにきたルーベンを振りほどいて、
片膝立ちの状態から隕石群のようなパウンドをルーベンにぶち込みまくる。
タフなルーベンも抵抗できない状態で壮絶な乱打にさらされると、頭が右に左バウンドしまくり、遂にレフェリーが試合をストップ。
ペザォンが戦慄の圧倒的勝利を収めた。


★試合結果★
○アントニオ・シウバ(1R3分7秒 TKO)ルーベン・ヴィラアル●

■感想■
なんか凄いもん見てしまった感が残る。
ハリvsシュルトを見た時と似てる。
ペザォンの顎の位置については変わってはいなかったけど、
目がいいのか、勘がいいのか、打撃を全然もらいません。
そしてグラウンド打撃に関しては化け物というしかない・・・。
ノゲイラ戦のサップのパウンドを見てすげーなーと思いましたが、あれが超ハイスピードで色々な角度から飛んでくる感じ。
一言で言えば、モンスターです。
とはいえ、これまでの対戦相手全てを戦闘不能追い込んだパウンドで最後までタップしなかったヴィラレアルも素晴らしかった。
正直、HEROsなら最初のラッシュで試合はとまってたかも。
それだけ壮絶な打撃にさらされてました。
ヴィラレアル・・・・おまえ男だ!!
そして、意外な事にペザォンは子供に大人気!
試合中に「ジュニア!ジュニア!」と子供達がコールし、
試合後には、子供達にベルトを持たせて記念撮影と、とても微笑ましい一面が見れた。

と、今回はこんな感じでしたが、
自分は是非とも日本でヒョードル戦が見たい。

ブラッド・アイムスへインタビュー!

2006-02-17 20:22:12 | 未知強ニュース

未知:ミレティッチMAでトレーニングしてるんですね。
シェノルビックスとか、シルヴィアとトレーニングしてるんですか?
BI:トレーニングはティム・シルヴィア、マイク・ホワイトヘッド、ベン・ロズウェル、サム・ホーガーなんかとやってるね。

未知:どこか他の団体に参戦する事に興味はありますか?
BI:今の所はUFCで戦いたい。
UFCは自分に素晴らしい機会を与えてくれたから、それを掴まなきゃね。


未知:ところでアイムスさんは、他のデカい選手よりハンサムですね。
彼女とかはいるのですか?
BI:いないんだよ、でもいつでも募集中だぜ。

未知:K-1がUFCととても親密な関係になりましたね。
彼らはスーパーヘビー級トーナメントを開催するそうですが、
もしできたら、アイムスさんも参加したいですか?
BI:UFCとの契約に利害が生じなければ、参加したいね。

未知:PRIDEについてはどう思われますか?
誰か戦いたい選手などはいますか?
BI:PRIDEは完璧な団体の一つだ。
現在、俺はUFCと三年契約を結んでるんだけど、それが終われば、是非日本で戦ってみたいよ。


未知:TUF2では友達はできましたか?
TVショーが終わってからも連絡をとりあうような仲間がいれば教えてください。
BI:TVショーが終わってからも、大体の奴とは連絡を取ってるよ。
とくにペトルゼリ、ジョー、ホワイトヘッド、ヴォンフルー、ジョージとはね。


未知:ナパォン戦について一言。
BI:タフな試合になるぜ。

未知:最後に日本のファンに一言お願いします。
BI:俺をサポートしてくれる全てのファンへ有難う!
いつか俺が日の出ずる国で試合することを思ってるよ。


ブラッド・アイムスのプロフィール

2006-02-17 19:58:03 | 未知強プロフィール
ブラッド・アイムス
異名:ビッぐ・ブラッド
年齢:29歳
身長:2m1cm
体重:117kg
プロMMA戦績:3勝(1KO,1一本,1判定)1敗
アマMMA戦績:???
備考:TUF2準優勝者。

全米はもちろん、現在日本国内でもコアなMMAファンなら知らない者はいないくらい有名になった格闘技ドキュメンタリーTUF。
ローカル戦線で活躍する選手や、一癖も二癖もある格闘家達が集い、
二階級、2チームに別れて凌ぎを削るリアルドキュメンタリーだ。
第一回は未知強スレやコースケさんのサイトでも注目された、ディエゴ・サンチェスや、ジャスティン・レベンスのドラマラスでリアリティーな活躍で大成功に終わったが、
第二回TUFはどの雑誌のレビューを見ても「いまいち」「つまらない」「1の方が良かった」と駄目出しばかり。
しかしながら、格闘家としてリアリティーのあるドラマが沢山詰まっていたのは、
むしろ、このブラッド・アイムスが出演したTUF2のヘビー級だと思う。
ブラッド・アイムスは、五歳の時にレスリングを始めるも、
体格的にも向いていたフットボールにハマり、プロのリーグでプレイして、大学のコーチになるほどの腕前になる。
MMAデビュー戦から、現在勢力拡大中のWECに参戦。
三大会に連続出場して全勝。
参戦噂のあったマイク・デクスターを下した事で、注目度が高まったのか、最初から目に留まってたのかはわからないがTUF2に参加する。
メンバーには、K-1でサップからダウンを奪ったペトルゼリ、マイク・ホワイトヘッド、キース・ジャーディンなどのベテラン強豪がおり、
無敗とはいえ、ローカル戦線で練習環境もあまり有名ではないエヴァンス、
デビューしたばかりのアイムスには、誰も注目しなかった。
コーチ陣も捨て駒として、エヴァンスやアイムスを優勝候補ぶつけていくが、
アイムスは、ペトルゼリを、
エヴァンスは、ホワイトヘッドと、ジャーディンの優勝候補の2角を一気に叩き潰した。
誰もが予想しなかった決勝戦は、両者魂そのものをぶつけるような試合に。
雑誌媒体ではレベルの低い攻防といわれていたが、上で挙げたような選手達を破った二人が満身創痍で拳をぶつけあう姿に感動したファンも少なくないはず。
試合結果はダウンを二度奪ったエヴァンスの判定勝ちとなったが、窮地に追い込まれる度に鬼の形相で反撃するアイムスの鬼気迫る戦い振りは凄まじいの一言。
現在、TUF2で敗れ去ったものの、戦いぶりを認められた
を終えたアイムスはガブリエル・ナパォンと対戦予定。
ハルクと、母をヒーローとする彼が計り知れないパワーで柔術王者を破るのも夢じゃないかもしれない。
ちなみに小さな犬と海岸での散歩が好き。