未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

まだ16も終わってないのに、CageRage17のカード発表

2006-04-15 17:58:40 | MMAニュース
メインイベント
アモクレン“キアーン”サベトvsディヴィッド“タンク”アボット

ライトヘビー級世界タイトルマッチ
メルヴィン・マンフーフvsTBA

ミドル級英国タイトルマッチ
マーク・ウィアーvsアレックス・レイド

フェザー級英国タイトルマッチ
ロビー・オリヴィエvsブラッド・ピケット

ウェルター級英国タイトルマッチ
ロス・メイソンvsポール・ジェンキンス

ライト級英国タイトルマッチ
ダニー・バッテンvsアブドゥル・モハメッド

アンダーカード
カーチス・スタウトvsエヴァンゲリスタ・サイボーグ
戦闘竜vsロバート・ベリー
松井大二郎vs弁慶ゼルグ
ジョン・マーシュvsテンギズ・テドラッズ
マーク・エプステインvsデイヴ・レゲノ
マーク・ワルダーvsエディー・ルイズ
ソル・ギルバートvsポール・デイリー
ナイゲル・ワイテールvsディーン・バレイ

CageRageで何やら面白いカード

2006-04-09 03:32:55 | MMAニュース
以前のCageRageでタンク・アボットがケージに上がり、
チーム・タンクとして、数人のファイターとCageRageに上がって、試合をする事を宣言した。
今この流れが違った意味で面白くなっている。



タンクのUK侵略の野望に待ったをかけたのが、
UKの地下非公式ファイト最強の男キアン。
筋肉ムキムキのゴツイおっさんといった感じの彼も、同日ケージに上がってアボットに対戦意思を表明。
CageRageのオフィシャルサイトにも「イギリスの誇りをかけてイギリスのファイターが・・・」と書き込まれ、
まさにブリティッシュヒーローvs悪の不良アメ公。といった図柄を描き、一般層にもとっつきやすいアングルを組み立てたCageRage。




まず、このキアンという男についてですが、
本名、アモクレン・サバト(本当にイギリス人かな?)。
年齢や身体データは一切不明。
以前に一度MMAの試合をした事がありサブミッションでの一本勝ちをしています。
その試合を現地で見た人の話によれば、「対戦相手もデブで決して強そうではなかったので実力はわからなかったなぁ」との事。
しかも1999年に行われた一戦で、かんなりのブランクがあるのも確か。
唯一入手できた、見れる写真は






見た目はかなり強そうですが、アボットと対峙してる写真なんか見ると、今はかなり老けてます。
このキアン、「アボットをぶっ倒してやるぜ」と勢いよく宣言したまではよかったのですが、
CageRageの思惑とは違いUKのファンは
「誰だコイツは?」
「俺だったらアボットの勝ちに全財産賭けれるな」
「アボットがこいつをぶっ殺してくれる事を祈ってる
「1Rだな」
と散々の反応。
更にキアンの試合を見た人も、アボットには勝てないだろうと名言。
自国の英雄として出場する選手に生ゴミをぶっかけるような仕打ちだ。
以上全ての発言はCWSFのフォーラムでされ、コアなUKのMMAファンはキアンの登場にとても冷ややかな反応だという事が判明。



そしてここからが面白い。
昨日からキアンがCWFCの掲示板で反撃に出たのだ。
「誰が勝つ!?」「タンクをぶっ飛ばしてやるぜ」等という
荒らしとしか思えない書き込みを連投。
更には、それでもアボットを応援するファンに悪態をつくなど、
CageRageの思惑とはまったく逆の立場なキアン。
本人曰く「タンクを倒すためにハードなトレーニング」をしたそうだが、
ファンと真っ向から張り合う器の小ささに実力が反比例するかは謎だ。

二転三転した3/5CWFCトーナメントの最終メンバー

2006-03-03 16:44:15 | MMAニュース

二転三転した、CWFCウェルター級ワンデートーナメントのメンバーですが、
遂に試合順、メンバー供に確定。
優勝候補、ダークホースという大会の要になる存在の欠場から、
それを補って余りある補欠選抜の努力に脱帽です。




トーナメント第一試合
ジェフ・コックスvsハッサン・ムリッジ
ウルフスレイヤの秘密兵器ムリッジが、ラマーリョの代打としてトーナメントに参戦!
補欠戦の一人として、トーナメントに数えられていた彼ですが、
テイクダウン能力の高さからUKで戦うベストなレスラーの中の一人としてファンから数えられ、
実績的に見ても、無敗の選手二人に負けているだけで、
本戦選手と何ら遜色の無い物だったので、トーナメントインは嬉しいニュース。
対戦相手のジェフ・コックスは以前も紹介したとおり、ダンボビのトレーニングパートナーの選手。
ムリッジのレスリングスキルがどこまで通用するか楽しみ。




トーナメント一回戦第二試合
アルニ・イサクソンvsピーター・アンジェラー
供にトーナメントの数合わせ的な感じがする選手です。
アンジェラーは元々、CWFCとはコネクションのある選手で、
コワモテど根性空手シドーカン出身なのが気になります。
以前、同じ士道館出身のアンソニー・リーがCageRageでサイボーグを破る大番狂わせを演じた前例や、このトーナメント配置などから、
彼が今大会の台風の目になる可能性も0ではないと思います。
対戦相手のアルニは情報が乏しく、割愛させていただきます。




トーナメント第三試合
ダニエル・ヴェイケルvsチアゴ・タバレス
このトーナメント最強最大最注目の一戦。
最初のカードではアブドゥル・モハメッドとヴェイケルの優勝候補同士一回戦からの潰しあいが企画されていましたが、
アブドゥルの欠場により、チアゴ・タバレスがトーナメントに参戦。

タバレスはATT所属のブラジリアンファイターで、公式非公式戦含め7戦無敗全一本。を誇る未知強。
ドイツvsイングランド大会に繋がる今大会のドイツ人選手を片っ端から潰して、
MMA最強帝国ブラジル此処にありを証明しかねない選手(ATTだけど。
シュートボクセ主催の、ストームサムライにも参戦しています。




トーンメント一回戦第四試合
デニス・シヴァーvsジョナス・エリクソン
ドイツから送り込まれたドイツ最強のストライカーシヴァーは、
マーク・ホルムスの代わりに入ったエリックソンと対戦。
ジョナスは二戦二勝のデンマーク人。
この試合、経験やこれまでの試合傾向から言ってシヴァーがほぼダメージで二回戦へ勝ち上がる可能性が高く、
二回戦では優勝者同士の潰しあいから勝ちあがった一人と戦うだけに、
アンジェラーと同じくおいしい位置
大きなラドウィックと例えられるシヴァーの打撃力をこの試合で確認したいところ。

と本戦は欠員をものともしない豪華なメンバーに。
更に補欠戦では、マルタイン・デ・ヨング、マーロス・クーネンが所属するタツジンドージョーのブラム・ヴァン・コペンが登場。
そしてヘビー級のスペシャルファイトで、トム・ブラックレッジの欠場に伴い、
ペザォンの師匠、マリオ・スカタ・ネートの参戦が決定。
トレーナーとしてペザォンを創り上げた腕前も確かだが、MMA選手としてもGGや、ペトルゼリを極めるなど一線級。
トーナメント以上に楽しみなカムバックだ。


★CWFCトーナメント追加情報★

2006-02-16 21:57:28 | MMAニュース


CWFCのトーナメントの新情報がドシドシはいってきたので、お伝えします。
まずは、ワンデイトーナメント本線の方から!
ジム間での問題で欠場となったカテウ・キビスの代役が決定。
ストライカーのキビスの代役に相応しい男がピンチヒッターに。


デニス・シヴァーだ!

デニス・シヴァー・・・デニ・スシヴァー、デニ・寿司バー。。
という日本の繋がりも・・・失礼しました。
キックボクシングベースのアグレッシヴな試合をする選手で、
凄まじい攻撃力で毎回試合をあっという間に決める事で、ドイツのファンからも支持されている。
しかしながら、グラウンドゲームは“弱点”と言われるほど苦手で、
EVTのトーナメントでも、僅か一分足らずで極められて負けてしまった。
とはいえ、やはりパワーは半端じゃないらしく、人気ではトップクラスなだけに期待するものも大きい。
現在戦績は5勝(3KO,1一本、1判定)1敗。


そして、その他のカードだが補欠戦に
ハッサン・ムリッジvsエイドリアン・デコルスキーが決定。
デゴルスキーは元CWFCのチャンピオンだが、最近2連敗と調子を落としている選手。
プロボクサーとしてもキャリアがある選手で戦績は2戦2敗。
注目すべきは対戦相手のムリッジ。
ウルフスレイア所属で、6勝2敗の好戦績に加え、ファンの間でUK内のベストレスラーに数えられる選手。
CageRegeでも戦っていた経験があり、テイクダウンスキルの高さが売りだ。
敗戦は、2ch未知強スレで発掘された無敗でTUF参戦噂もあったニコールと、
無敗のフィル・ノーマンに対してのもの。
地力はトーナメントメンバーと比べても勝るとも劣らないもので、
もし入ればかなり面白い存在になるだろう。

その他のカード
トム・ブラックレッジvsプルゼマイスロウ・ミシアラ
ポール・ケリーvsTBA
トムはテンギズおじさんと対戦し、
腕十字をとりかけるも、パウンドで心を折られてしまった選手。
正直情けない敗戦だったために、悪いイメージを払拭したい。
ケリーはウルフスレイアの有望株で、将来的にスターになると予想されている。
スタンドでは対戦相手を吹き飛ばすフック、グラウンドでは回転の速い横殴りのパウンドが武器だ。

★CWFCがトーナメント開催★

2006-02-13 17:25:46 | MMAニュース

先日、お伝えしたイギリスの大手イベントCWFCが、
世界的にも今一番熱い階級=77.1kg級の八人制ワンデイトーナメントを開催!
その名もEnter The Wolfslair
3月5日開催予定の、世界に広がる77kg戦線の一角がどのようなもんか紹介していこう。
なお、この大会の優勝者はCWSF6で、CWSF5のダン・ハーディvsディエゴ・ゴンザレスの勝者とタイトルマッチが行える。
今回もまた、広報担当のイアンさんの力をお借りして、大会について紹介していきたいと思う。
「未知強は出るのかよ!?」「オマエが広報みたいだなハゲ」という声もあるかもしれないが、ご安心あれ。
このブログ的にも注目すべき選手はしっかりいます。

出場メンバー
ジョセニルド・ラマーリョ
マイケル・ホルムス
アブドゥル・モハメッド
ピーター・アンジェラー
アルニ・イサクソン
ダニエル・ウェイチェル
ジェフ・コックス
【欠場】カテウ・キビス【欠場】

この他にスーパーファイトも組まれているが、まだメンバーも安定せず、
ここで紹介するにはもう少し鍛錬が必要な選手も多いので割愛させて頂く。
それでは順を追ってメンバーを紹介させていただく、

まずは今回のメンバーの中で、優勝候補であり、未知強
ダニエル・ウェイチェル

ドイツのジャーマン・パワージム所属の、ウェルター級からミドル級を主戦場に戦う選手で修斗で来日経験もある。
シュートボクセのムリーロ・ニンジャにどことなく似てるような気がするが、
得意なのはグラウンドゲームで、スタンドは悪くない程度な模様。
現在までに11戦をこなし、10勝1敗と素晴らしい戦績を誇っている。
勝ち星を挙げた対戦相手も、アブドゥル・モハメッドやJ太郎、
それまでドイツで無敗だったマルテ・ジャンセンなど強敵が多い。
更に、ヨーロッパで行われた四人制トーナメントで優勝するなど向かうところ敵無し。
唯一の敗戦は、2003年に行われた、スタポルやナシメント等、日本の格ヲタにも知られる強豪を下している未知強マティアス・アワッドとの一戦。
極めが強いアワッドを相手に判定まで粘るが、無念の3-0負け。
しかしながら、それ以降に6連勝と戦績を伸ばし、間違いなく成長の色を見せている。
今大会の最強優勝候補である。



そして対抗馬は、これまた強豪。
アブドゥル・モハメッド。

レスリングベースの選手で、長いことUKで戦っている事からファンに人気がある。
更に、某漫画キャラと名前が一緒な事から日本のファンからも少し関心を集めた。
CageRageのブリティッシュチャンピオンではあるが、現在ウルフスレイヤで練習を行っている事から剥奪も考えられる。
キャリアは11勝3敗2分だが、判定決着の数が、完全決着の勝利より上回っており、
試合振りもグラウンドアンドパウンドを主とするために、いわゆる
塩漬け系選手なようだ。
勝利している対戦相手は、以前このブログでも紹介したアレシャンドリ・イシドロなんかもいるが、地元判定と掲示板のファンに書き込まれたり芳しくないよう。
散々こき下ろしてきたが、UKを主戦場に戦ってきた地力のあるベテランなのは間違いなく、
ウェイチェルへの雪辱や、海外の大会への参戦もこれを取れば視野に入ってくるために、半端ではない仕上がりで試合に臨むだろう。
MMAでの育ちの故郷で輝けるか?




次に紹介するのがジェフ・コックスですが、

ダン・ボビッシュのトレーニングパートナーであり、
6勝2敗と戦績は中堅所ですが、戦ってきた対戦相手はベテランが多く、
8戦のうちにトーナメントメンバーでも屈指の経験をしているのは確かです。
ZUFFAと契約したアルベスに15秒KO負けを食らい、次戦では勝利したものの、
一番最近の試合で無名相手に判定負けと調子はよくない模様。
太く短いキャリアを生かして本命達に対抗できるか・・・。



そしてウルフスレイヤ所属のブラジル人ラマーリョ。

キャリアは6勝4敗と勝ったり負けたり。
グレイソン・チバウや、ダービッド・ビエルクヘイデンと負けた相手は豪華ですが、
勝った相手は中堅かそれ以下が殆ど。
ビエルクヘイデン戦では、腕十字を極められ悲鳴を上げレフェリーのお陰で試合を続行、その後は凄まじいパウンドに苦しめられ最後はチョークと散々な試合。
管理人からすると負のイメージしかない彼だが、素晴らしい練習環境で払拭できるのだろうか。




ドイツから、ウェイチェルの対抗馬として参戦するのがアンジェラー。

大和魂の異名を持ち(なぜ!?)、CWFCの掲示板にもよく現れる。
アントニー・レアも出場する恐持て空手の士道館が主催するMMA大会で、チャンピオンになってる。
キャリアもアブドゥルと並んで、出場選手1だが、
スランプ時に喫した四連敗が響き、オフィシャルレコードは5勝5敗。
一番最近の試合で、イギリスのローカルイベントFX3でチャンピオンのダレイに挑むも、TKO負けを食らっているだけに、この大会で調子を戻したいところ。



と注目選手はこんなところ!
他の2選手は正直、前述した選手達よりキャリアが浅かったり、なかず飛ばずだったり。
優勝はかなり厳しい。
マーク・ホルムスはラマーリョに腕十字でさっさと片付けられ、
最近のCageRageでは、トロージャンの新兵器の弁慶ゼルグに打撃で撲殺されている。
もう一人のイサクソンに至っては、オフィシャルレコードでは1勝1敗で、
アイルランド人でリングス参戦経験があること以外は全く不明の選手。
この二人のどちらかが優勝すれば、それこそUKの格闘技界が大激震するだろう。

とここまでお伝えしてきたCWFC主催の77kgGP。
CageRage王者をも巻き込んでの大合戦がどうなるか、非常に楽しみです。

★CWSF5の見所紹介★

2006-02-11 02:00:39 | MMAニュース

現在、急速に進化している英国総合格闘技界の二大イベントの一角である、
CageWarriorFightingChampionshipの一次回大会の見所を紹介したいと思います!
英国では現在、PRIDEと提携したことで、日本のファンにも広く認知されるようになったCageRageと、このCWFCがMMA界のトップで、
以前は選手交流や、主催者同士お互いのイベントを観戦しにいくような仲でしたが、
CWSFのオフィシャルジムに所属するビスピングのCageRage英国タイトル剥奪問題を火種に両団体の関係は、最悪に・・・。
現在は、CageRageは、自分達の団体の世界王者や国内王者でもあったウルフスレイヤの選手を完全に閉め出し、
CWFCの首脳陣は掲示板で罵倒するなど、完全に冷戦状態。
日本のどこかの団体のように。
しかしながら、ファンは両団体の選手達の戦いに熱狂し、チケットは全席ソールドアウトなど両団体とも素晴らしい人気を誇っている。
CWFCは、以前まで行われていたイベント=CageWarriorFightingChampionshipを名前をCageWarriorsStrikeForceに変更して行っている。
現在まで4大会が行われており、チャンピオンは以下の通り


フェザー級ダニー・バッテン
ライト級アレシャンドリ・イシドロ
ウェルター級ダン・ハーディ
ミドル級マーティン・カンプマン
ライトヘビー級マイケル・ビスピング
ヘビー級ジェフ・モンソン
スーパーヘビー級アントニオ・シウバ(ペザォン)



通常の興行では、このチャンピオンの中から三人くらいが出場し、
その王者達の試合に前座数試合がつき、興行が進んでく。
その他に、年に一回、このチャンピオン達が全て集まり行われる興行=Night of Championsがある。
他にもQuestというアマチュア大会や、UltimateForceという大会も開催しているが、今回はこのCWSFがメインなので割愛させていただく。
それでは、現在までに四大会を行いイギリスのファンを熱狂させてきたCWSFの次回大会の見所を紹介していこう。
まず現在まで発表されているカードを紹介。


CWFC-ミドル級タイトルマッチ
マーティン・カンプマンvsグレゴリー・ボウチェラハム

CWFCウェルター級タイトルマッチ
ダン・ハーディvsディエゴ・ゴンザレス

ウェルター級プロフェッショルファイト
ポール・ダレイvsダービッド・ビエルクヘイデン

ライトヘビー級プロフェッショナルファイト
マーティン・ウォジックvsグリャス・ツォルト

非常に渋いマニア心をくすぐるカードが組まれている。
「はっ?誰コイツら?」「どこらへんが何処をくすぐるかわかんねーよハゲ」という方、ご心配なく。
今回はCWFCの広報担当である、イアン・ディーン氏のバックアップを頂いて、見所を順をおって紹介したいと思う。


まず、今回最も注目すべきカード。

ミドル級タイトルマッチのマーティン・カンプマンvsグレゴリー・ボウチェラハムから紹介したい。
まず今回の特集を組んだのもこの一試合が組まれたからという意味合いも大きい。
何を隠そう、この二人は紹介こそしてないものの、このブログのテーマである未知の強豪であり、間違いなく実力もワールドクラスなのである。

チャンピオンのカンプマンは、総合格闘技してる人なんているの!?と思うような国=デンマーク出身の若干24歳。
現在まで、プロ総合格闘技11勝2敗で一つの反則勝ちを除けば全て完全決着で試合を決めている。
対戦相手も来日経験のあるプロフェッサーXやダミアン・リッシオ、マット・エウィンやKOTCのブレンダン・セギーンなどとレベルは決して低くない。
更に、負けはしたもののPRIDE武士道に参戦経験のあるアンドレイ・セメノフとも対戦している。
欧州格闘技ファンからは「強く見えないのにいつの間にか試合を決めてしまう」という不思議な実力の持ち主。
管理人も彼の試合を見たが、そつなく戦っていつの間にか有利なポジションを取って、対戦相手を参ったさせてしまっていた。
しかしながら、本当に無駄が無い動きで確実に対戦相手を下しに行くファイトスタイルはさながらCWSF版の佐藤嘉洋か・・・?
そして今回、彼が迎え撃つ相手グレゴリー・ボウチェラハム。
この選手もまた曲者で現在戦績は、5勝1敗3一本1KO1判定だが、倒してきた対戦相手は、
武士道参戦経験もあり、カンプマンを下しているセメノフ、一回級上のロス・ポイントン、長南と対戦噂がありCRの看板選手の一人であるマーク・ウィアーとカンプマンを遥かに凌ぐ面子。
試合を見る限りインサイドガードやボトムからの展開や武器は少ないものの、ジワジワと対戦相手を追い詰め勝負所になると一機に決める選手。
早くいえば、フィニッシュ以外はあまり見所もない選手で、
寝技の技術がわからない人でないと彼の試合は楽しめないかもしれない。
互いに玄人好みの選手ながら、世界のトップクラスにも食い込めるやもしれない選手なだけに、目が離せない試合になりそうだ。






そして次に紹介するのはウェルター級タイトルマッチの
ダン・ハーディvsディエゴ・ゴンザレス
チャンピオンのハーディは10勝3敗と戦績はいいものの、
ディヴィッド・バロンに終始圧倒されたり、階級下のイシドロにホームタウンデシジョンで勝ち、ポール・ジェンキンスにあわやの内容まで競るなど、まだまだワールドクラスの選手にはなりきれていない選手。
とはいえ、CWSFの掲示板に書き込むなど、ファンと密接にあり、
アウトローという異名通りのキャラにも人気がある。
試合では長い手足を生かしたグラウンドゲームを得意とする。
対するディエゴ・ゴンザレスは欧州を中心に試合を行うスウェーデン人。
デビュー戦で勝利を収めたものの、その後二連敗。
しかしながら再起後は実質五連勝と一気にレベルを上げた。
寝技での一本勝ちが多いものの、
ブルファイター系に多い、低身長に筋肉と脂肪がついた体系をしてて、突貫タックルから寝技にひきずりこむファイトスタイル。
その両者、実はCWSF3で対戦経験があり、
試合は、ゴンザレスがバックをキープしてハーディを殴りつけて終始圧倒。
最後はチョークスリーパーでハーディがタップし、ゴンザレスの完全勝利となった。

しかし、試合後にハーディはゴンザレスの反則について再三講義。
試合後、ノーコンテストになるという因縁がある。
一皮向けたいハーディに、おいしくない実力者が再び立ちはだかる。





そして現在、前座として企画されているカードは次の二つ。
ポール・ダレイvsダービッド・ビエルクヘイデン
マーティン・ウォジックvsグリャス・ツォルト


ビエルクヘイデンvsポール・ダレイは中々の好カード。
ビエルクヘイデンは日本にも来日経験があり、その際は山下と桜井と対戦。
両試合とも勝利こそならなかったものの、日本の欧州ファイターファンには根強い人気がある。

場内にビシャアッと響く、寝ても立っても強烈な打撃が印象的。
しかしながら、前回の試合では一試合で腕十字とチョークを極めるなど、寝技の実力も相当。
一時は、未知の強豪に数えられていたが、現在はあまりその名を聞かなくなった。


対戦相手のダレイは、イギリスではお馴染みの選手で、
これといってネームバリューがある対戦相手に勝利してるわけではないが、ローカルのベテランなどを相手にしっかり勝利してる。
近年はCageRageを主戦場に戦っていたものの、今大会でCWSF初登場。
前回のCageRageでは、ジーン・シウバを相手に親指の脱臼で試合を棄権してる為、仕上がり具合が気になるところ。







そして、恐らくオープニングマッチとなる試合では、前回のCWSFで華やかなデビューを飾ったマーティン・ウォジックがグリャス・ツォルトと対戦。

マーティンはウルフスレイヤに所属しながら、スウェーデン出身。
バックボーンの柔道を武器にアマ修斗で戦っていた経験を持つ。
ヒョロリと長いながら強烈なパウンドが最大の武器だ。
対するツォルトは、ふっくらした見た目だが、カーウソン・グレイシー・ハンガリー所属。
総合戦績3勝2敗で、アグレッシブな選手としか情報はない。
今回の二戦目で、マーティン・ウォジックがチームメイトのように次戦へ弾みをつけられるか?



と現在決定しているカードはこんなものですが、
プロモーション用のGIF画像にはアントニオ・シウバやアレクサンドル・ルングの写真もあり、これからどんな興味深いカードが組まれるか非常に楽しみ。
更に、イシドロもCWSF6で防衛線を予定しており、今後もCWから目が離せない。
現在急成長するCWSFを是非先物買いしてみてはいかがかな?