未知の強豪発掘&応援ブログ

世界中にいる、知られざる強豪格闘家を発掘&応援していくブログです。

!Fighteam特集第三弾!ルーベンス・マキュラ!

2005-11-22 22:59:30 | Fighteam特集!!!!!!
年齢:31歳
身長:188cm
体重:93kg
アマ戦績:無
プロ戦績:4勝(3KO、1一本)1敗
備考:

パラジーニョや、グラディエーターなど海外でも注目されるような実績を持つ選手のほかにも、
Fighteamには魅力的な選手がまだまだいる。
ルーベン・マキュラ・サビエルもその一人だ。
アブダビコンバットの99Kg以下級のブラジル予選(ホジャーが優勝)に一度は選抜されているものの、
理由は定かではないが、その座を同門のホドリゴ・ボッチに譲っている。
しかしながら、ホジャー等の強豪選手がいる99kg以下級で、選抜されるにはグラップリングのレベルが低い選手では到底無理な事から、ある程度のグラップリング技術は身につけている事が伺える。
そして2005年3月、MMAデビュー戦・・・。
いきなりシュートボクセ主催クリチバ開催のブラジル屈指の好イベント=ストームサムライという舞台で、地元選手、即ちシュートボクセ所属のエド・カーロス・モンストロに打撃を受けながらも僅か1R3分レッグロックで勝利。
試合後にはデビュー戦にも関わらず関係者やネットのメディアのファンからは、この日のベストファイターの一人と称賛される。
続くブラジルのローカルファイト、PFCでKOで二連勝を重ね、打撃スキルの高さも見せた。
そして、再びストームサムライに出場。
再び地元選手であるシュートボクセ門下生フェルナンド・レジェードから1R打撃でKO勝利をもぎ取る。
シュートボクセと言えば総合格闘技の打撃技術の先駆団体であり、所属選手は寝ても立ってもアグレッシヴに打撃を打ち込む事で有名だが、
そのシュートボクセの選手を打撃で下した事でブラジリアンファンの注目度は一気に高まる。
そして遂に、小さなイベントながらセミファイナルに抜擢される(メインイベントは柔術王者で来日経験もあるガブリエル・ベラ)ことに。
対戦相手はペケーニョ一派のチアゴ・シウバ。
アマチュアの判定負け以外は無敗のブラジル内トップチームの新星同士の戦いになる。
試合はルーベンス自身初めての2Rにもつれ込み、TKO負けで撃沈。
プロレコード初の敗北となるが、互いに将来有望な選手であり、決して悲観的な負けではない事は保証できる。
紹介してきたように、マキュラは無敗でもなく、凄く若くもない。
しかし、シュートボクセを下す打撃スキル、ブラジル予選に選出される寝技スキルを持ち、
何より最高の練習環境にいる。
まだMMAキャリアは5戦だが、ブラジル最強チームの選手を二人も下した彼の躍進に期待したい。

ホワイ Fighteam特集?

2005-11-16 21:21:03 | Fighteam特集!!!!!!
何故、いきなり躍起になって特集してるの?
前からレオジーニョやベウフォートがいたことで有名じゃない?
PP言ってんじゃないわよPヲタ!

数々のご指摘あるかと思いますが、下部で紹介した選手達を自分は本気で日本で見たいと思っており、
プロモーターのヒカルド・サイトー様も彼らを国際的な試合に積極的に出したいとの事です。
自分はサイトー様と二つの約束をしました。
一つは互いに情報を交換して、国境を越えてMMAの発展に努めようと。
もう一つは、Fighteamの選手が日本に来たら必ず観にいくと。
1ファンと、ここまで丁寧に積極してくれた方は初めてでとても感動しました。
何を臭い事言ってんだと思われるかもしれませんが、自分は彼らの為に自分ができる限り動いて日本で宣伝しようと思います。
その為、まずは2chの格闘技板から通もフラリと立ち寄ってくれる、このブログで特集を組もうと決意しました。
これからもっともっと、彼らをプッシュアップするために佐伯掲示板へのアプローチや、MMAサイト&ブログの大手管理人様達にもお願いしていきます。
レオジーニョ、パラジーニョ。
そして次世代を担うブラジリアンファイター達の戦いを日本で見る為に頑張ります。
現在、ヒカルド・サイトー様もこのブログや2ch未知スレを拝見している(と思う)ので是非メッセージや後押しお願いします。

!Fighteam特集第二弾!マーシオ・フォンセカ・パラジーニョ!

2005-11-16 21:10:59 | Fighteam特集!!!!!!
Fighteam特集第2弾は以前にも紹介した、マーシオ・パラジーニョ!
今回は、そのバックボーンや魅力について更に深く語っていきたい。
佐伯さん!見逃さないでね!!!!!

マーシオ・フォンセカ・パラジーニョはブラジル格闘技界の中で最も老練で、最も恐ろしい格闘家の一人だ。
彼が初めて格闘技と出会ったのは、6歳から始めた柔道。
そして10歳になると、彼は一人のアマチュアボクサーとしてのキャリアを始める。
この経験が彼を、ライト級で最高のストライカーへの地盤となる。
1992年と1993年に彼はムエタイナショナルチャンピオンシップで優勝を飾り、
その二年後に、フルコンタクトのナショナルチャンピオンとなる。
そして2000年、彼は南米ボクシング選手権を征服した。
1992年に彼は、栄光に満ちたヴァーリトゥードファイターとしてのキャリアを開始する。
彼はボクシングで培ったアグレッシヴなファイトスタイルで、自分より大きな相手を下す事もできた。
そして長い間、彼は勝利し続け、その勝利は100を超えている。
マーシオ・パラジーニョはブラジルで最大の人材である事を、この機会に約束します。

このようにただアグレッシヴで体の強さだけで勝負しているように見えた彼のファイトスタイルも、アマチュアボクシングと柔道という確固たるバックボーンがあり、
その地盤によって数多くの、自分よりより大きな難敵を下してきたんでしょう。
ブラジリアンというのは、強くて地味という印象がありますが、
彼は強く、そしてアグレッシヴで、更に全国のオーバー30エイジに夢を与えられます。
彼の近況の写真を自分はサイトー氏から譲っていただいたが、39歳とは思えない立派な体をしていた。
そしてハイライトでの技術に裏打ちされた、凶暴性あふれるアグレッシヴなファイト。
サイトー氏の、この言葉は嘘でもリップサービスでもないと自分は思っている。
「パラジーニョは39歳だが、最高だし、少なくともあと五年は戦える状態にある」
願わくば、日本での彼のアグレッシヴなファイトが見たい。
例え、それがどの舞台であろうと自分は何円でも払っていい席を確保する。
ブラジリアンマッドドッグvsアメリカンクレイジーホースの実現を、武士道で待っています。

次はルーベンス・マキュラとマウロ・ソーサ・シメント!

!Fighteam特集第一弾!ガブリエル“グラディエーター”サントス!

2005-11-16 21:06:52 | Fighteam特集!!!!!!
Fighteam特集第1弾はガブリエル・グラディエーター・サントス!
FighteamのMMAファイター勢で唯一、国際大会に出場&勝利している彼の、
グラディエーターのグラディエーターたる由縁を紹介していこう。

まず彼のプロフィールから紹介していこう。

異名:グラディエーター
年齢:30歳
身長:174cm
体重:82kg/ウェルター級
アマMMA戦績:無
プロMMA戦績:3勝2敗
備考:柔術黒帯に昇格。

バックボーンはブラジリアン柔術で、ブラジレイロなどでの優勝歴もあり、茶帯から黒帯に昇格している。
他にもボクシングや、レスリングも併合して練習している。
彼のVTキャリアのスタートは2003年。
デビュー戦で、当時2連続KOと勢いに乗っているエヴァンゲリスタ・サイボーグと辺り、KO負けを喫して苦渋のキャリアスタートとなる。
sherdogではその後、二年のブランクから復帰した事になっているが、
実際はブラジルローカル戦線でキャリアを重ねていたようで、
2004年に、サイボーグチームのマーカーオから1勝、そしてもう1敗を喫しているようだが対戦相手は定かではない。
この実戦経験のほかにも、2004年にはパウロ・フィリオ、ヒカルド・アローナ、ヴィトー・ベウフォートとの練習もこなし、確実にMMAでの地力を高めていった。
そして2005年、Fighteam初のMMA国際試合出場選手として抜擢される。
対戦相手はマーク・ウェアー。
イギリスの黒人ファイターで、当時はUFCにも出場歴がありイギリスのMMA界で注目される存在の選手だった。
ウェアーはこの対戦の前に、母国開催のCageRageでアメリカ人のリンドランドにTKO負けしていたために、再起戦として、表向きの戦績ではMMA戦績1敗のブラジル人を当てようという、サントスを噛ませ犬にしようとするマッチメークだったのであろう。
しかし、試合が始まるとサントスはウェアーを何度も抱え上げて叩きつけて、グラウンドコントロールし、ウェアーが試合中に嫌な顔をするなど見て取れるほど圧倒的に優位に進める。
ウェアーも2Rからパウンドの打ち終わりを狙った関節を仕掛けていくが、
サントスには決まらず、ウェアーをテイクダウン&グラウンドパウンドし続け、不利な下馬評を覆し、見事勝利を手に入れた。
試合後、メディアには何も攻撃できなかったイギリス人と、素晴らしい勝利を手に入れたブラジル人と書かれ、笑顔でポージングするサントスの写真がネットに踊った。
ウェルター級では低めの身長だが、そのサイズに詰まった強靭な筋肉とパワーを利用して相手をねじ伏せるスタイルは、まさにブラジルのグラディエーターだ。
他にも、サイボーグに負けても、ローカル戦線で敗北を喫しても、自分のチームからヴィトー・ベウフォートが去った後もFighteamで練習をし続け、巡ってきたチャンスを一発で物にした彼の不屈の闘志が、彼の異名に反映されたのかもしれない。
今の戦績では、まだまだPRIDE武士道参戦は遠いのかもしれない・・・。
しかし、30歳にしてまだ未完成の彼は、その不屈の闘志できっと更に大きなチャンスを掴むだろう。