録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

mineoマイそくユーザーとしてキャンペーンをセコく使います

2023-02-10 14:33:37 | モバイル機器
迷ったのですが、povo2.0を契約しました。
わたしは長年電話専用+モバイルルーター用高速回線+予備機に入れっぱなしの低速回線という三回線持ちでモバイルを使っていました。これはわたしが使い始めたころのMVNO・mineoがの契約体制が、利用可能パケット容量と料金が正比例に近い関係であったため、同じパケット量が必要なら一契約でも二契約でも利用料金が大差なかったからです。当時の記事のコメント欄でそういう使い方を勧められたこともあって必要な月間パケット量を二回線の回線契約で賄い、実際に使うのは一方でもう一方はAndroid端末で低速モード専用にしていました。電話にはPHSを使っていたので外で使う端末が別に欲しかったこともあります。ただ、のちにPHSが廃止されたのでMNPしてmineo三回線持ちになりました。
時代は流れてPHSは廃止されたため電話番号ともにMNPしてMVNOはさらに料金が安くなり、整理が必要に。そこで最安値にしようとmineoを二回線に統合し、代役として1年間無料&利用パケットが1GBまでなら無料&専用アプリなら通話無料として売り出していた楽天モバイルを導入。目的は休日の昼食外食時にmineoサービスの「ゆずるね。」のためにあまり使いたくない12~13時にに気兼ねなく軽い通信ができるというものだったので、一か月1GBで十分でした。無料通話サービスのRakutenlinkと中速でパケットを消費しないmineoのパケット放題plusの相性も抜群で、お互いの欠点の多くを解消できる組み合わせ。様子見もあって楽天モバイルでは電話番号は別にとっていたのですが、あまりに使い勝手がいいので楽天モバイルにMNPしてmineoは通信専用二回線に戻そうか、とも考えたくらいですが、そこに例の楽天モバイル0円運用完全廃止の通達があり、しかも最低料金は1000円越え。がしがし使う気のない回線の維持費としては高く、あまり継続して使う気がなくなったので楽天モバイルを解約。以後、スマホ用電話専用+ルーター用高速通信専用の二回線だけで使い、まぁこれでいいと思っていたのですが・・・。
昨今時折発生する通信障害とその対策として回線を複数持った方がいざというとき便りになる、を前提に業界が動き出しました。わたしの持っている回線は二回線ともdocomoで、これは入手可能な端末、特にモバイルルーターとの相性を重視してのことなんですが、これでいいのか・・・? docomoは比較的安定しているイメージだけど、万が一はある。念のためauも持っていた方がいいのか・・・?という思いが強くなってきたのです。ちなみにソフトバンクはかつてモバイルルーター305ZTの時「3日制限はありません」と大嘘つかれて以来一切信用してないので論外です。予備の回線はあったほうがいいかも知れない、でもせっかく安くなった月額の利用料をあまりあげたくないし・・・で結局基本利用料0円のpovo2.0です。予備の回線なんて言いましたけど、結局は三回線目があるとなんか安心する、なんですよ、わたしは。
さっさと契約せずに迷っていたのは、電話をMNPするか否か問題です。通信料金を安くするために別の接続会社を通して接続するプレフィックス方式を採用する多くのMVNOはキャリアやそのサブブランド・オンライン専用プランに比べて音質は劣るとされています(なのでMVNOはVOLTEではない、という人もいるみたいですが、MVNOも方式はVOLTEです。ただ、高音質のHD+の条件を満たせないので音域が狭いだけです)。ただmineoの場合専用アプリを通す場合と通常の電話で行う場合で料金が違いますから通すコースが違うのでは? という気もしますし、自分が掛ける場合と受ける場合でまた音質が違うかも知れませんし、なによりわたしはそこまで耳が良くないのでpovoへのMNPはやめました。手続きを複雑にしたくないですし。
で、思い立ったのがこの水曜日。仕事が終わってから申し込みをしたので手続きが全部終わったのが21時30分過ぎ。身分証明書はもちろん、コピーでないことを証明するために厚みが見えるような写真も必要だったり、顔を指定通りゆっくり動かして撮影が必要だったりとかなり作業が多く、手間取るものだったので仕事が終わってからでないと無理だったのです。もちろんアプリ上はともかくあちらの手続きとなると時間外で、後で行うSIM有効手続きは9時~20時を指定していることを見ると、営業時間は9時~20時くらいなんでしょう。さらに申し込みして自動返信されたメールには"なお、現在povoは好評につき、多くのお申し込みをいただいており、お時間をいただく場合がございます。 "とあったので、予想では「確認が取れるのは週明けの月曜日とかで、simが送られてくるのはその週末くらいかなぁ。それでもスムーズに行く方だろう」と思っていました。ところが、翌日木曜日の朝10時には早くも本人確認完了のお知らせが! 営業時間でいえばわずか1時間。これは最短時間じゃないでしょうか。3月の年度末になればまた違うかも知れませんが、今なら空いてますね。そして金曜日にはもうSIMが届きました。本気で早い・・・。もちろんさっさとSIMの有効化をすませ、128Kbpsの低速ながら三回線目の環境を手に入れました。ああ、二回線だけだともやもやしていた気分がスッキリしてすがすがしい。あまり使う予定はなくてたまにデータ使い放題をやるだけの低料金維持になっちゃいますが、願わくば楽天モバイルみたいに急に基本料金が上がったりしませんように。それにしても、SIMが送られてきた台紙にもインストールしたpovoアプリにも電話番号書いてないんですね。調べりゃわかりますけど、楽天モバイルと比べてちょっと不便。

追記:povoアプリ右上のアイコンをタップすることで電話番号を表示させることができるそうです。わたしとしてはホームのわかりやすいところに書いて欲しかった。

docomoだとまだ我が家に来ていない5G回線。調べたら三町内ほど先までなら来ていましたのでもう少しではありますが、とにもかくにもまだ我が家では4Gが限界。一方、auは5Gがちゃんと来ていました。楽天を使っていた時はauの5Gは三軒先の町内の角まででウチにはギリギリ来ていなかったんですが、半年ほどの間に届いていたようです。新規契約特典の7日間データが来たら速度試そう。

そしてpovo2.0の契約を決意させた理由がもう一つ。それがmineoのキャンペーンです。
今回は電話かけ放題の割引は昨年のキャンペーンに利用した人は使えないなど、今まではキャンペーンも新規やMNPだけでなく既存ユーザーへも適応してくれたmineoにしてはサービスが良くなく、若干後退した印象を受けます。もう一つのキャンペーンであるプラン「マイピタ」デュアルの割引も同様に、「マイピタ」デュアルをすでに契約しているユーザーは適応の対象外となります。が、他のコースから「マイピタ」デュアルに移行するのならキャンペーンの適応対象になっちゃうのです! これはいい! というわけでわたしも自分のプランを一時「マイピタ」に変えて割引価格で使おうと思います。で、割引期間の三か月が終わる寸前で元に戻そうかと(笑)。その浮いた分でpovo2.0の低料金維持を行おうというわけです。まだ既存ユーザーも適応の道を残してあるのははmineoのいいところですね。
なお、リンク先のキャンペーン紹介は「タイプ」「コース」「プラン」という言葉が特に説明なしで使われていてわかりにくいですね。「タイプ」は通信専用かデュアルかの区別、「コース」はマイそくマイピタを含む料金プランのそれぞれ、「プラン」はau・docomo・SoftBankの別のことです。基本「コース」だけ意識しておけばいいです。

mineo2023年2月~5月のマイピタキャンペーンは、マイピタのデュアルプラン(通信通話両方)を新規またはMNPまたはコース変更で3か月間(新規やMNPは当月日割りおよび三か月)1188円引く、というもので、単純な容量だけ見ると割高感のあるマイピタを低料金で試すことができる、というものです。活用すれば割高料金分の使い方は十分できるマイピタではありますが、使ってみないと実感できないですからね。
コース変更前の利用者でおすすめなのはなんといっても「マイそく」の利用者。同程度のコースを使って3か月間お得に使ってしまいましょう。

・ライトコースからの一時移行先
わたしです。ライトコースの人は1GBにしましょう。これで3か月間を110円/一月、合計330円で使えます。マイピタで速度制限を付けて使った場合の速度は200Kbps。一方マイそくライトは300Kbps。一見100Kbpsの差など大したことはないように見えますが、普段両方使っている体験から言うと体感速度は結構違います。たかが100Kbps、されど1.5倍。オプションの「パケット放題Plus」を付けてもまだライトより安いのでこれもアリですが、料金差がかなり縮まってしまうのでうま味が軽減してしまいます。それより1GBのパケットをうまく使って速度制限ありなしを行き来しながら活用しましょう。もともとライトを使う人はケチな人でしょうからケチるためなら少しくらいの労を惜しんではいけません。必要だと思ったらあとで「パケット放題Plus」を付ければいいのです。オプションの追加はコースの変更ではないのでキャペーン特典から外されることはないはずです。

・スタンダードコースからの一時移行先
これは1GB+パケット放題Plus一択です。オプション付けても一か月495円とマイそくスタンダードの半額で同等以上の環境が手に入ります。パケット放題Plusの1.5Mbpsは平日昼の速度制限が課せられず(だからと言って速いわけでもないですが)、かつ混んでいるときは「マイそく」より「マイピタ」を優先するのはmineoも公言していますからバーストなど若干有利です。1GBのパケットはわざわざ使う必要もないでしょう。無駄にしても惜しくないでしょうし、なんなら誰かにパケットギフトであげてもいいと思います。

・プレミアムコースからの一時移行先
これは難しいです。プレミアムコースを使ったことがないわたしからするとマイそくプレミアムよりマイピタの10GBや20GBに無料のパケット放題Plusを使った方がよさそうに思うのですが、プレミアムを使う側からすれば1.5Mbpsでは足りず、だからと言ってしょっちゅう速度を変更するのも面倒臭い。だからプレミアムで3Mbps出る方を優先するのだ、というところではないでしょうか。それとこれも推測ですが、プレミアムコースのユーザーはホームルーターで使っている人も多いかと思います。その場合、マイピタに移行する場合でも通話のないシングルコースの方が少し安くておすすめになってしまいます。今回のキャンペーンはあくまでデュアル。デュアルからシングルに戻す場合、SIM発行手数料に加えて通常手数料が新規並みにかかってしまい、割引が台無しになってしまいます。なのでプレミアムコースの人はキャンペーンを使わないのがいいでしょう。スマホで使っている人ならまさに「お試し」でマイピタを使うのはもちろんあり。

・シングルタイプの利用者
マイピタシングルの人は、キャンペーン適用はやらないほうがいいでしょう。シングルからデュアルへの変更はSIMカードの変更を伴いますから手数料がかかりますし、さらにデュアルからシングルへ戻すとなると3300円もの変更事務手数料がまた別にかかってしまいます。シングルで満足していたのをデュアルにするとキャンペーン終了後の基本料金があがってしまい、これまたうま味なし。なのでわたしもシングルタイプの方はキャンペーンを使わずそのまま使い続けます。ただ、昔のコースにシングルタイプで申し込みしたSIMをそのまま「マイそく」に変えて「マイそく」シングルで使っていた人は、この機会にデュアルに変えてしまいましょう。キャンペーン終了後「マイそく」に戻してそのまま使ってもシングルと料金変わらないですし、今後もキャンペーンが適用されるとなるとデュアルの方でしょうから。

すごくどうでもいいことを長々と書いてしまいました。なんとなく書いておきたいな~という思いに駆られまして。それにしてもマイそくライトができて以来キャンペーンばかりでまともな正規料金払ったのこの2か月くらいだ(笑)。にしても三か月だけとはいえ110円は安いなぁ。これに複数回線割が入るので一回線55円だから・・・基本料金が実質無料!?これは破格。さすがに申し訳ない気がしますが、別に不正してるわけじゃないしなぁ。
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2 コメント

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Unknown (acek)
2023-02-10 17:08:35
モバイル回線をいかに安く済ませるのか考えるのは楽しいですよね。
近年の私は各社のキャンペーンを駆使して大手キャリア(のサブブランド)とMVNOの間を反復横跳びするコウモリ野郎と化しています。

>SIMが送られてきた台紙にもインストールしたpovoアプリにも電話番号書いてないんですね。
私もpovoの回線を持っていますが、アプリの左上の人型アイコンを押すと確認できますよ。
https://kdlsupport.zendesk.com/hc/ja/articles/7907000878105-%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%81%AB%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7%E3%81%8C%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93
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Unknown (krmmk3)
2023-02-10 23:17:40
>acekさん
楽しいですねぇ。
わたしはなんだかんだで移ることはほとんどないんですが、一番使い勝手のいい組み合わせはなんだ、考えることはしばしばやります。
あ、本当だ。表には出てないけどそこでも見られますね。どうもありがとうございます。
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