遺産の相続と相続税に関しては素人の手には負えないものだったので外部に依頼し、各種手続きと計算をやってもらっていたのですが、予定よりもはるかに時間がかかってようやくそれが一区切りつき、概算が出ました。
その中で最大の懸念だった相続税ですが、もう泣きそうです、予想を超えるあまりの高さに。
まともに支払おうとすると、父の現金と生命保険の配分、それにわたしの預貯金全額つぎ込んでも足りないですし、それをやったら現金がなくなって生活できませんので、なにかしら処分して支払いに充てたいところです。が、土地を少し売るという条件じゃ買い手つきませんし、全部売るのはもっとできません。有価証券や投資の商品を売るしかないのですが、ここ最近は円高が進んで外国での投資を前提とした証券の率がかなり悪くなったうえ、円高はもう少し進むことを前提に市場が動いているためマーケティングは冷え込んでおり、投資の商品を捌くには非常に悪い状態・・・。それこそ原価割ればかりということになりそうなのです。まぁそうしたダメージを受けやすい投資ばかり父が持っていたのは、父がお人よしで、証券会社の営業のノルマのために半ば言いなりにリスクの高い投資ばかりさせられていたからでしょう。計算が大幅に遅れたのは、それら投資先があまりに多かったため、処理がやってもやっても終わらなかったからです。そのため、外注先への報酬額が、当初の見積もりよりも2割増しほど高くなる見通しも出ました。あちらさん「相続税が高額なのに、支払いも増えてしまって申し訳ないのですが」とやたら恐縮してましたが、まぁそれは仕方ありません。渡された資料のコピーの山を見ただけで、少なくともこちらの想像のおよばないほど大変だったことはわかりますから、支払いが増えるのはこちらも納得します。ただ、やはりあちらは申し訳ないと思っているらしく、せめ税金の支払い額を少しでも下げようともう一度見直す、と言ってくれましたが、まぁ支払いのアップ分を相殺できればいい方でしょうか。その外注先の父の評価は「遺されるご遺族のことを考え、非常によく手を打っている。ただ、現実はそのはるか上を行っていた」でした。
税金が発生するのは仕方ありません。ですが、この相続税の高さ・・・。もうちょっとなんとかならなかったのでしょうかねぇ。2015年には相続税は基礎控除額が下がってかつ最高税率が上がるという大幅な増税が行われました。それでも対象者は限られているところから反対者は少なく、政府としては上げやすい税金なんでしょうけど、家そのものを維持するには本当にキツイ税金ですよ。わたしはもう遅いですけど、相続税といえども税金ですから「広く浅くなるべく平等に」あってほしいものです。
その中で最大の懸念だった相続税ですが、もう泣きそうです、予想を超えるあまりの高さに。
まともに支払おうとすると、父の現金と生命保険の配分、それにわたしの預貯金全額つぎ込んでも足りないですし、それをやったら現金がなくなって生活できませんので、なにかしら処分して支払いに充てたいところです。が、土地を少し売るという条件じゃ買い手つきませんし、全部売るのはもっとできません。有価証券や投資の商品を売るしかないのですが、ここ最近は円高が進んで外国での投資を前提とした証券の率がかなり悪くなったうえ、円高はもう少し進むことを前提に市場が動いているためマーケティングは冷え込んでおり、投資の商品を捌くには非常に悪い状態・・・。それこそ原価割ればかりということになりそうなのです。まぁそうしたダメージを受けやすい投資ばかり父が持っていたのは、父がお人よしで、証券会社の営業のノルマのために半ば言いなりにリスクの高い投資ばかりさせられていたからでしょう。計算が大幅に遅れたのは、それら投資先があまりに多かったため、処理がやってもやっても終わらなかったからです。そのため、外注先への報酬額が、当初の見積もりよりも2割増しほど高くなる見通しも出ました。あちらさん「相続税が高額なのに、支払いも増えてしまって申し訳ないのですが」とやたら恐縮してましたが、まぁそれは仕方ありません。渡された資料のコピーの山を見ただけで、少なくともこちらの想像のおよばないほど大変だったことはわかりますから、支払いが増えるのはこちらも納得します。ただ、やはりあちらは申し訳ないと思っているらしく、せめ税金の支払い額を少しでも下げようともう一度見直す、と言ってくれましたが、まぁ支払いのアップ分を相殺できればいい方でしょうか。その外注先の父の評価は「遺されるご遺族のことを考え、非常によく手を打っている。ただ、現実はそのはるか上を行っていた」でした。
税金が発生するのは仕方ありません。ですが、この相続税の高さ・・・。もうちょっとなんとかならなかったのでしょうかねぇ。2015年には相続税は基礎控除額が下がってかつ最高税率が上がるという大幅な増税が行われました。それでも対象者は限られているところから反対者は少なく、政府としては上げやすい税金なんでしょうけど、家そのものを維持するには本当にキツイ税金ですよ。わたしはもう遅いですけど、相続税といえども税金ですから「広く浅くなるべく平等に」あってほしいものです。
興味のある内容が多く、いつも楽しみにしている読者です。
相続税の支払いはすごく大変だと分かりました。
担保を差し出して延納ができるけど延納利子がつくんですね。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4211.htm
納税者にはつらい税率です。。。
うまく処理ますように!応援しています。
しかしいずれは亡くなるでしょうが
今のうちに相続税のためにやっておく事は無いかと考えなければいけないよなー
そして相続税支払いのための売却にまた譲渡税がかかり、それを確定申告で所得税納付しなければなりません。
相続税の制度は、GHQが財閥解体と同時に持ち込んだ戦争防止対策でしたが、今や国の貴重な財源となり取れるところからは取れるだけ搾り取っていきます。
2回相続したら財産をなくすといいますが、本当に勤労意欲をなくしますよね。
額が大きいですから、滞納すると利子の金額がシャレにならないので、やはりさっさと払ってしまうに限ると思ってます。
わたしより姉と弟が大変で・・・。個別に見ればそれなりの金額でしかないのに、率がかなり高いという見積もりが出ていますので。ちょっと揉めそうです。
>アンドロメダさん
お元気なうちに、相談先は決めておいた方がいいかも知れませんね。早めに手を打つに越したことはありませんから。
>hwinderさん
制度自体はそれ以前からあったみたいですが、戦後、それまでより率が大幅に上がったみたいですね。その時はまだ目的がありましたが、未だにその率を下げるどころか上げているというのはさすがに変だと思います。
ウチの場合、ある程度対策をしてあったので、不動産に手を付けずに済みそうな分マシなのかも知れないですね。それにしても、相続分はともかくせっかく溜めた貯金までつぎ込む必要がありそうなのは意欲をなくさせます。それでも働かないと食べられませんからね。
そう言えば私も全部抱え込もうなんて考えるなよ? なんて忠告されたな… 全部で小さな家が建つほど来たっけwww
保険には入っておくものですね まあ 所得が増えても老後までで考えれば前世代より実質減ってたりしそうな気がして消費意欲も低下しただろうか?
資産に距離的に近い人が回せる程度しか実際は使いこなせないのよね
もっと多いです(泣)
保険も、当分今より増やしたくないなぁ。わたしの場合子供もいないので、死亡保険より年金貯蓄型でしょうか。
お金は使いこなせなくても、生活に余裕を持たせてくれる効果もあるのですよ。税金でがっぽり持っていかれると思うと、今何も買いたくない・・・。
多いっていくつも記事書くほどアピールしてるならいくらか公表すれば?
850万くらいかな?
そんなの書けませんよ。多いって言って手続きが多いって話ですから。まぁ相続税が必要な金額は超えているというところで察してください。どちらにしても税金を払ってしまえば残る現金の遺産はゼロです。