録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

WEBは有名人だけのものではない

2011-07-28 13:06:52 | Weblog
思い直してタイトル変更

・昨日、アクセス数は平均から見れば良い方なのに、gooブログ内の順位がガタッと落ちて何事か、と思っていたら、明らかに自動作成っぽいブログが特A級ブログを除く上位を独占する形で大量に並んでいました。多分何かのスクリプトの実験にされたのでしょう。gooはロボットをアクセスに数えるという悪いクセがあるため、時々このようなことが起こります。アクセスランキングの1ページ目はそこからアクセスする人も多いですしね。
gooも昔よりは自動送信の、特定のサイトへの誘導だけを目的にした所謂スパムに対する対策は取っていて、最近はほとんど無くなっているのですが(ブログ始めたばかりのころはそんなのしか来なかった・・・)アクセス問題に関しては相変わらず無頓着。
最近は新規ブロガーの登録数の伸びも、以前に比べれば減っている感じです。gooの例だけとっても4年前の記録では1日600以上の新規登録があったのですが、今は300~400前後です。もちろん実際に熱心にブログをやっている人の数はまた別の話でしょうが、底辺が増えなければブロガーは育ちません。これから始めようと思っている人が、「とりあえず、アクセス数の多いブログを見て、他人はどういうことを書いているのか傾向を見ようかな?」と思って見てみると、特定の位置からは同じようなスカスカのテキストばかり。「なんだ、ブログってこんなものか」と思ってやる気をなくす様子が目に浮かぶよう・・・。それでは困ってしまうのです。
何度か書きましたが、わたしは以前からWEBの将来を憂えています。いまや「かつて一世を風靡した」と過去のもの扱いのブログ。変わって個人メディアの主役扱いなのがTwitterですが、あれが流行しているのは有名人の書き込みを準リアルタイムでチェック出来るので「ゆるいけどあの人と繋がっている」という満足感が得られるのと、サービス自体が長文不可なので、同じく長文が書きにくいスマートフォンに代表されるモバイル機器との相性が抜群に良かったことが大きいと考えています。ただ、それでは能力を秘めた個人が情報の発信源としてのし上がっていくことは出来ません。個人はどうでもいいことをつぶやいて他者の書き込みをチェックするだけ、情報を発信するのは結局実生活でも有名な人、という無名の人間の芽を摘む構図に今やなりつつあるのです。結果、WEBは広くなったようでどんどん狭くなっている気がしませんか?
自身もブロガーなこともありますが、ブログは個人の情報発信源として強く在り続けて欲しいですね。そのためにも自動作成ブログのような、ああいうやる気を削いでしまう存在を放置しない・してもランキング上位には載せないなどの最低限のフォローをサービス側に欠かして欲しくないものです・・・って、ここで書くより直接言った方が早いか?


・コメント欄でもちょっと書き込みがありましたが、BLOGOSに参加することにしました。会員制でもなんでもなく、無制限で公開しているブログなので、声を掛けられても断る理由はありません。わたしからの条件は一つ、「冒頭文などの無駄話は転載先では削除してくれ」これだけです。あくまで転載ですし、どのエントリーを使うかも向こうで決めるそうなので、わたしは転載許可の契約に同意したあとは今まで通り、勝手なことを書くだけです。参加表明以外は何も変わりません。
BLOGOSは発足時からわたしは普通に見ているサイトなのですが、執筆陣のイメージは政治家や経済評論家・学者と言った「実生活でも有名人」な人の名前がズラリと並び、「専門家の発信する情報こそまず読むべし」という方針というもの。個人の代表も有名ブロガーとして必ず名前があがる人という印象で、わたし程度では浮くかなぁと思ったんです。ただ、参加者を見るとわたしと大差ないクラスの個人ブロガーも結構いますし、何より「WEBは有名人だけのものではない」を標榜する身としては、名前だけでも連ねておく意味があると思いまして。それに、もともとこういう事件や事象に対してさまざまな意見をまとめて見つけやすくするサイトは必要だ、というのもわたしの考えでしたから。
ま、あまり載ることは無いと思いますので、報告だけ。


・10日前からちょっと膝を痛めていたのですが、やっとほとんど治りました。後は正座さえしなければ痛みを感じることもないのですが、接客業ではそういうわけにも行かず。そこだけ厳しいです。
ただ、明日からまた一週間東京行きますので正座の必要もなく、事実上完治と言っていいでしょう。せっかく東京行くのに膝が痛くて長時間歩けない、なんてのじゃシャレになりませんから。歩くのに支障がない程度まででも回復して良かったです。日曜日にはまた秋葉原にでも足を伸ばして、いろいろ見てきたいものです。


・どうでもいい話。
お客さんとサッカーの話をしていたら、どうにも話がかみ合わなくなってきたので、念のため一言。
「あのー、わたしが言っているのは"男のサッカー"ですよ」
これでやっとお互いのズレが直りました。この一人だけだったとは言え、まさかサッカーにわざわざ"男の"って枕詞をつける必要が出る時代が来るとは。まさか日本では今後サッカーと言えば女サッカーのことで、男サッカーは傍流・・・なんてことにならないでしょうねぇ。最近の地上波のスポーツ報道は種目の人気やレベルに関係なく、「世界で通用する日本人がいるかどうか」だけで決めている感があるので、決してありえない未来ではないような。
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3 コメント

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Unknown (krmmk3)
2011-07-30 23:51:30
>emanonさん
最近少し方向性はやさぐれているように見受けられますけども、わたしは見てますよ。
BLOGOSは、専門家が中心なだけに方向性もマイナス発言が多いですよねぇ。現在の日本では仕方の無い話ですが、ま、ちと雰囲気を変えたいなというのもありまして。

>2011-07-30 04:48:55さん
ブログをやる方からの視点ですと、わざわざ見に来てくれるのだから面白いことを書きたいな、というモチベーションにつながるものもあるのですよ。Twitterは何か書くのが優先で、中身は二の次な印象があるのもわたしとしては難点なんです。
FACEBOOKは・・・定着しているんですかねぇ。ウチの「いいね!」がクリックされたこと一度もない気がするんですが・・・。そもそもそれに値しない内容だけ、って気もしますが。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-07-30 04:48:55
私はブログからtwitterへ移った類ですねぇ
やる側からするといろいろメリットがあるんですよ

例えば
・見る側がリアルタイムで発言を見つけてくれる
・基本的に自分の書いた突っ込みを本人と自分の読者以外に知られない
・広告炎上しない(←ここ重要)
・書き込み時の認証頻度が少ない
・小難しいことや長文が必要なことはブログにアンカーでいい
・基本的に独り言なので、更新頻度が悪いことによる読者離れを気にする心配がない

ただちょっと気になるのが、あまりにも独り言駄々漏れなので、少しでも興味を持ってフォローしてくれた人に下らない事メインで呟きが埋まってしまうのは申し訳ないような気がすることですかね
何しろ、向こうは選別できませんから
この辺何人かの有名人フォローしてていつも思ってることなので非常に申し訳がないというか
某猪瀬氏は自著の感想の公式RTが酷すぎて、一時期RT込みで画面が猪瀬氏一色になって何事かと思ったことが
流石に公式の方で公式RTがウザい人からの公式RTを受け付けない設定をつけてくれたので助かりましたが

後、見る側の利点としては「いちいち巡回の必要が無い」というのもありますね

最近気になるのは「最先端のつもりでfacebookを始める有名人」かな
周りからすると「いまさらmixiはじめたので見に来てね!」って言ってる様なもんで、そのコンテンツやってない人からは見えないしやってる人からはブログ見てるのと大差ないから結局情報源が分散化するだけという
一般に見えるように視聴制限解除しちゃったらブログと変わらんしね
その辺にいつ気付くのかと思うとちょっといたたまれないと言うか
返信する
Unknown (emanon)
2011-07-30 00:00:55
 情報を発信している感覚があるのはいいですね 私の場合ここで書くべきでないことの集積地と化してるし最初から山でヤッホー て叫んでる感じ
 最近は頭4、 5人総辞職して後はそのままで残れば空白は無いじゃない な~んて思ったりたりするのだけどさw

BLOGOS ですか… なんか雰囲気が 明るい未来を感じない絶望感をひしひしと 気のせい?

復興財源が示せないなら計画案詳細公開して価値有る物か寄付集め施設ごとにQ&Aを 魅力的な町ならボランティアで作らせてボランティアを社員に選べばいいじゃない 
世の中使い捨てじゃない正社員になれる仕事なんてそうそう無いんだし 
返信する

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