梅雨に入ったばかりというのに、梅雨らしくないカラッとした陽気の一日だった。
今日は雑草取りや花植えのボランティアをしていた。
ジリジリと照りつける太陽の光に汗が止まらなかったが、時々吹く乾いた風や、日陰の心地よさは、じめじめした梅雨の鬱陶しさとは比較にならない。
作業を終えて携帯で検索していたところ、映画の上映開始時刻まであと20分ほどだったので、皆と別れて映画館に向かった。
「パッチギ! LOVE&PEACE」は、心が揺さぶられた「パッチギ!」の続編である。
正直なところ、話があちこちに飛ぶ慌しさは気になったものの、物語の背景を理解するために必要だったと思う。
乱闘シーンは前回同様の迫力だったが、主人公が大人になった分その回数は少なくなっていて、その分時代背景や主人公の内面を描いていた。
背骨には思いテーマを置いているが、それを時にコミカルさを交えながら、それでいて直球のように観るものにズシリと来る作品で、井筒和幸監督の熱意が伝わってきた。
ところで、この作品でも触れられているが、芸能界やスポーツの世界では在日韓国・朝鮮人の方々が数多く活躍されている。
たまに週刊誌で取り上げられることもあり、また最近でも大物歌手がカミングアウトしているが、以前ほど騒がれなくなった…が、全くではない。
彼らがそういうところに活躍の場を求める理由の一つに、勤め人になる上でさまざまな困難が伴うということがあるのだろう。
それは、僕らが勤め人でいることは、彼らに対する差別という下駄を履かせてもらっていることにも支えられているのだと、改めて思った。
そして今なお、さまざまな差別が存在するこの国に育ち、結果としてそれを容認してしまっている自分に歯がゆさを感じた。
それでも、彼らが本名を名乗り、同じフィールドで活躍する時代が来ることを祈りたい… 祈るだけでなく、自分自身に何が出来るかを考えてみたい。
映画館を出る頃にはまだ明るく、原宿方面に歩いてみた。
19時を回っても夜空はやってはこず、結局代々木まで歩いてしまった。
強い日差しがなくなっていたので、夕暮れ時の心地よい散歩となった。
今日は雑草取りや花植えのボランティアをしていた。
ジリジリと照りつける太陽の光に汗が止まらなかったが、時々吹く乾いた風や、日陰の心地よさは、じめじめした梅雨の鬱陶しさとは比較にならない。
作業を終えて携帯で検索していたところ、映画の上映開始時刻まであと20分ほどだったので、皆と別れて映画館に向かった。
「パッチギ! LOVE&PEACE」は、心が揺さぶられた「パッチギ!」の続編である。
正直なところ、話があちこちに飛ぶ慌しさは気になったものの、物語の背景を理解するために必要だったと思う。
乱闘シーンは前回同様の迫力だったが、主人公が大人になった分その回数は少なくなっていて、その分時代背景や主人公の内面を描いていた。
背骨には思いテーマを置いているが、それを時にコミカルさを交えながら、それでいて直球のように観るものにズシリと来る作品で、井筒和幸監督の熱意が伝わってきた。
ところで、この作品でも触れられているが、芸能界やスポーツの世界では在日韓国・朝鮮人の方々が数多く活躍されている。
たまに週刊誌で取り上げられることもあり、また最近でも大物歌手がカミングアウトしているが、以前ほど騒がれなくなった…が、全くではない。
彼らがそういうところに活躍の場を求める理由の一つに、勤め人になる上でさまざまな困難が伴うということがあるのだろう。
それは、僕らが勤め人でいることは、彼らに対する差別という下駄を履かせてもらっていることにも支えられているのだと、改めて思った。
そして今なお、さまざまな差別が存在するこの国に育ち、結果としてそれを容認してしまっている自分に歯がゆさを感じた。
それでも、彼らが本名を名乗り、同じフィールドで活躍する時代が来ることを祈りたい… 祈るだけでなく、自分自身に何が出来るかを考えてみたい。
映画館を出る頃にはまだ明るく、原宿方面に歩いてみた。
19時を回っても夜空はやってはこず、結局代々木まで歩いてしまった。
強い日差しがなくなっていたので、夕暮れ時の心地よい散歩となった。