母が

いつも母の元に通っている。今日も又反応がないかしら、と思いつつ、病院に行った。姉が先に来ていた。姉と二人で母の枕元で、おしゃべりをしていた。


母の耳元に近づいて、二人が来ていつ事を告げると（嬉しい）と小さな声で言った。母が自分の感情を言ったのは、ものすごいことだ、嬉しくて、涙が出てきた。
又希望が出てきた。春が来ている。ここまで頑張ったのだから、なんとか車いすに乗れるくらいまで、頑張って生きてもらいたい。

＝車いす　押してお花見み行こうよね　無言の母と　無言の約束＝

しだれ梅

寒い中　我が家のしだれ梅が一輪２輪と咲き出した。春が来るのだなあと、心が弾む毎年だが、今年は大事な母の様態が安定しない。毎日病院に通っている。少しでも母のそばにいたいとおもう。

畑の大根が豊作で、沢山収穫してきた。お漬け物に漬けたり、千切り大根に切ったりと、忙しい。

今日は投稿していた短歌が入選していて嬉しい日となった。一緒に投稿した弟も入選した。２たりとも素人で、好きで歌を作っている。こんな気持ちの落ち込んでいるときに、少しでも嬉しいことが有ると救われる。

＝見みあぐれば　梅１.２輪　咲きにけり　切り干し大根広げし庭に＝

雨

冬の 雨はさむい






昨年母と見たポエンセチアふっと思い出して

困った どうしよう

習い事の場所が変わった。友達の運転で、新しい教室の場所を探しに行ってみた。少し入り込んだ、小さい路地を入ったところ。地図を見ながら、うろうろしていたら、何と車の左前輪が、溝に落ちてしまった。初めての場所なので、斜めに切り込んだ溝に気が付かなかった。困ったどうしよと、思案していたところ、後方から来た車が、どうしたと止まってくれた。事のいきさつを説明したら、車からワイヤーロープを持ってきて、車を引き上げてくれた。

４輪駆動のパジェロの車は、楽々と車をひっぱてくれた。良かった。私と友達は、その方が神様のように思えた。
お礼をしたくて、名前を聞いたけど、急ぐからと、名前も電話番号も、言ってくれずに、行ってしまった。

その場に居会わせた方が、その方は、高知の町で居酒屋を経営している方と教えてくれた。６０才くらいの、髭を長く伸ばした仙人みたいな人だった。

場所をその方から詳しく聞いたので、いつかお客としてその店を訪ねてみることにした。果たしてそのとき、困り切っていた、私たち熟女二人の顔を覚えているだろうか。楽しみができた。それにしても人の親切が身にしみた出来事でした。

寒い寒い

早いもので、一月も半ば　。寒風の中、庭の花も震えながら咲いている、母は熱が出たり　下がったりの繰り返し、毎日一回は顔見ないと落ち着かない。いったいいつになったらと　気持ちが焦ってくる。

春になれば少しは回復の兆しが見えてきたと希望がほしい。

今日は家祈祷が行われる日。毎年の習慣に成ってしまった。太夫さんに祈ってもらって今年も平穏無事に家族が暮らせますようにとお願いする。

♪寒風に　首を震わせ咲くすみれ　　春へ春へと　競って咲けよ♪

私の 趣味は？

私の趣味は・・・こんな事を、考えてみた。まずガーデニング、庭に季節の花がないと気が済まない、
カメラ、旅にこれがなければ、楽しさ半減。絵手紙、庭に咲いた花など描きたい。カラオケ、たまには発表会も出たい。

旅、高山に咲く花や、春　秋、冬の　山歩きや、写真を撮ること。スキー、あまり上手くないけど、これも楽しい。

パソコンのムービー編集。旅の後友達にプレデントすれば大喜びされる。

それに最近は短歌作りに挑戦している。投稿したら、２度入選した。これに気を良くして時々高新に投稿している。それは場所もいらず、お金もいらず、
惚け防止に、一番良い。

写真・・・３月には主人と二人の写真２人展を予定している。
主人の写真展に私の写真を少し、飾らせてもらうことにしている。

気が付けば退職してからこんなに趣味と言えるものが増えていた。どれもたいしたものは無いけど、自分が自分らしく、これからの人生を楽しく過ごせたらいいと思っているから、肩がこらず楽しい。

今はこれらは少しストップしているものも有るけど、時期が来れば又挑戦してみたい。沢山の楽しい趣味の仲間が増えるのが良い。良い丑年に成りますよう。

＝絵手紙と　運転免許　パソコンと　還暦過ぎて　世間広がり=

文旦 囲う

文旦収穫のため　里に行った。昨年は母とあれこれ言いながら、私が木に登ってちぎったな。昨年だけじゃない、ずっと昔からそうして収穫を一緒に楽しんだ。

今年は姉と二人で収穫　３本の木に食べきれないほどの実がなっている。小さい実は残して有る。そのまま木に残して、春まで置いて、食べてみようと言うことにした。果たしてどんなに甘くなっているか。春が楽しみ。

早速病院に行って母に報告、解っていなくても、やはり母には報告したい。
口をもごもご、目は動いている、私と姉が話をしているのを、楽しんで聞いているように思う。賑やかな事が、好きな母だから。

＝母の声　ふと聞けそうな　古里で　小粒は残し　文旦収穫＝

新しい年です

今年は、今までにない、年末年始を迎えた。仕事で年末はゆっくりすることなく、３１日まで働くこと３２年、やっとゆっくりと御正月を迎え事が出来ると、楽しみにしていたのに、晴れやかな気持ちには晴れないけど、今年がスタートした。



母のこと願って初日を拝んで来た。野市の三宝さんの頂上から見る初日は、光光と輝いて　新しい年のスタートを祝っている。じっと手を合わせ、今年の、平穏無事を願った。地元の方達が沢山来ていた。皆の顔が輝いて見えた。


＝幻の　越乃寒梅頂いて　初日を拝み　丑年のスタート＝