神宮の紫陽花を見に行った。今年は雨が少ないから、お山に咲く紫陽花は、生き生きしていない。ここはお茶の名所茶畑が綺麗に新芽を出していた。

写真をそこそこ撮って、黒沢(くろそう)湿原に足を伸ばして行ってみた。何か湿原の花は咲いているだろうと思ったが、鷺草にはまだ早く、是と言た花はなく、そこらあたりを、ぶらぶら散策していた。
湿原の入り口に小屋のような食堂があり、そこで鷺草の苗を見ていたら、其処の主人らしき人が出てきて、親しそうに話しかけてきた。
蕎麦か、うどんが出来るが食べて行かないかと進められて、ついつい、昼時でもあったのでお願いた。サービスに山菜のてんぷらも付けてあげるといわれて、店に入ったところ・・・なんとその汚いこと、とても食事を提供できるような状態ではない。私は、すぐに断って、外に出たかったけど、ご主人のサービス精神旺盛な姿を見て、断る勇気をなくしてしまった。しばらくして、衣がもったりついた、山菜のてんぷらが入ったソバが出てきた。(どんな油で揚げたのか)
衣がソバの汁を吸って汁が少なくなっている。ソバを少しすすって、店をそのまま出たかったけど、あんまり残しても悪いと思って、ご主人が席をはずした隙に
もってた、ビニールの袋にソバと、てんぷらを、移して、お金を払って早々と帰っててきた。
つれは 私が思うほど気にしてないらしく、さすが汁は 吸っていなくて山菜のてんぷらの衣もそのまま残していた。800円は惜しくは無かったけど、断る勇気の無かった自分たちに腹がたった。(ご主人ごめんなさい)