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4/23 Ls戦 ○ : 粘り、しつこさの勝利

2008年04月23日 22時45分01秒 | Marines08R-Season
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 今日の試合前、登録・抹消情報とともに、各ポータルサイトや野球のテレビ放送・ラジオ放送で唐川(19)のことについて情報が流れました。




 25日からのホークス戦で先発登板することになるようです。

 昨秋ドラフトの高校BIG3と言われながらも、指名以降はほとんど報道がない状態。 まあ、高校時代に特別な記録を打ち立てたわけではないですし、キャンプも2軍スタートでしたし、そもそもマリーンズ自体も慌てて1軍登板させなければならないような投手事情でもなかったですしね。

 結局、昨秋高校ドラフト指名投手の中では2番目のデビューとなりそうです。 (なお、高卒ルーキー最初の登板は、ベイスターズ・佐藤です。) 開幕5連勝以降、調子が上がってこないホークスとは言いながらも、安打やホームランが出ていないわけではありませんから、怖いチームであることには変わりありません。 昨年4月デビューした大嶺がライオンズ相手に5失点しましたが、唐川もどうなるか全くわかりません。 しかし、大嶺の時と違って、登板予定よりだいぶ早めの昨日の試合から、すでに1軍合流していましたから、少なくともチームのメンバーには馴れていることでしょう。 週末を楽しみにしたいと思います。


 唐川がベンチ内から見守る中、今日先発の小野は、初回、非常にいきなり1点失った上、制球が全く定まらない状態。 どうなることかと思いましたが、高卒ルーキーが見守る中で、そんなふがいない投球を見せるわけにはいきません。 野手達もいつもの拙守をみせるわけにはいきません。
 そんな気持ちが伝わってくる、非常に粘り、しつこさがあるゲームをみせてくれました!


   


ライオンズ戦 5回戦 (千葉マリンスタジアム 4月23日 18:15~)
マリーンズ(3勝) 2-1 ライオンズ(2勝)
 


 (公式サイトより)

  ※ 詳細はこちら → 日刊スポーツ速報


【試合時間】 2時間46分 【審判】球審:永見 塁審:丹波、鈴木、柿木園
【投手】
 (マリーンズ)
   小野(粘・○2勝)、川崎(左)、荻野(右・1勝1敗5Gekijo) - 橋本
 (ライオンズ)
   涌井(右・●2勝3敗) - 細川
【盗塁】 (ライオンズ) 栗山(2回)
【盗塁死】 (マリーンズ) 大塚(3回)
【走塁死】 (ライオンズ) 栗山(2回)
      (マリーンズ) 西岡(8回)
【暴投】 (ライオンズ) 涌井(7回)
     (マリーンズ) 荻野(9回)
【今日のマリーンズ残塁】
   4
 (シーズン計190/28試合:平均6.79) 

 
      

 
 昨日の試合に引き続き、好守に渡り、非常にしつこさとねばりといやらしさが入り混じった、素晴らしい試合を見せてくれました。
 昨日と違うことと言えば、相手の拙守に助けられての得点が多いのではなく、必要な場面で必要な戦略を行ったからこそ、橋本の執念の一打が生まれたといってもよいでしょう。

  
【晋吾、粘りきる】
 前回に引き続き、これが晋吾の真骨頂、と言わんばかりの粘りの投球でした。




 初回だけみたら、とてもじゃないけど5回まで投げられたら万々歳という程の酷い状態でした。 ストライクが全く入らず一人相撲状態。
 しかし、最初の1失点だけで、満塁のピンチをセカンドゴロで防いだことで、だいぶ安心したのではないでしょうか。 回を追うごとに制球も徐々に取り戻していき、その小野の粘投に応えるように、西岡・早川・福浦などが次々と好プレーを繰り出していきました。
 
 2006年以降、防御率が良くても勝ち星に恵まれなかった原因の一つは、投球リズムの悪さ。
 初回のピッチングが示すように、打たれなくても空振りが採れずに球数ばかり増えていく・・・ 守る時間ばかり長くなり、帳尻大好きなマリーンズ野手陣は、ここぞとばかりに攻撃が淡白になり時間調整する。。。
 
 今後も2回以降のピッチングをしていけば、小野も2005年以来の二桁勝利も充分に可能でしょう。 ベンチ内で観戦していた唐川にとっても、今日の小野のピッチング(そして涌井のピッチングも)は、非常に有効なOJTになったのではないかと思います。


【将、執念のセンター前ヒット】

 昨日の大塚の豪快な一発とは違い、今日の決定打はバットを折りながらもセンター前にもっていった橋本の執念の一打でした!




 苦しみながらも最小失点で投げぬく小野を助けたのは、橋本。
 この回はノーアウトでヒット2本が出るも、オーティズ・大松が打ち取られ2アウト2・3塁までなってしまう。 このまま無得点となると、1回から9回までほぼ同じペースで投げきることができる涌井を攻略することがかなり厳しくなるところでした。
 そんな場面で、橋本は真ん中に来た変化球をセンター返し!
 バットが見事に折られるものの、弱いあたりになりながらもセンター前に抜ける。 この弱いあたりになったことが幸いして、2塁ランナーの福浦までも本塁生還する逆転の2点タイムリーとなりました。

 本当にこのタイムリーは大きかったですね。
 もし、この後、ライオンズに同点に追いつかれるような場面があったとしても、この1本があったことにより、チーム内には負ける雰囲気にはならなかったのではないかと思います。
 そのくらい、最も良いタイミングで出た、逆転タイムリーでした。

 Nice Batting! たすく!!





 昨日はダブルスチールのことについて書きましたが、今日の試合もマリーンズの積極的な走塁があったからこそ、相手に主導権を渡さない試合展開となったのだと思います。

 一つは、4回裏のオーティズがファーストファールフライを打った後、タッチアップで2・3塁に進塁した場面。 
 フィールドウィング手前くらいのフライでしたから、いくら俊足の早川とはいえ、最高のタイミングでスタートを切らないと進塁は難しい場所。 それを難なくタッチアップを決め、福浦までも2塁まで進めることができたことで、橋本の逆転タイムリーを生みました。 ここでタッチアップしていなかったら、全く違う展開になっていたでしょう。

 もう一つは、8回裏の西岡の走塁。
 早川のファーストゴロの間に、一気に2塁を回り3塁まで採ろうとした走塁。 一旦、2塁に到達した時にスピードを緩めてしまったため、ファーストベースカバーに入った涌井からの送球に余裕でアウトになってしまいました。 しかし、隙を見せれば次の塁を積極的に狙う、という姿勢を見せ付けたことに大きな意義があります。
 昨日のダブルスチール失敗に引き続き、今後の勝利に繋がるアウトだったと思います。

 まあ、でもそろそろ完全に積極走塁が決まる! という場面が欲しいですけどね♪


  


 さて、明日は朝から雨のようですが、降ったり止んだり、という予報もあります。

 予告先発は、直行vs西口
 マリーンズとしては、直行のピッチングを唐川に見せるためにも試合開催したいかもしれません。 でも、こんな時期に怪我や故障してしまってもしょうがないので、できれば中止になって欲しいですが。。。 どうなることやら。


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